演:山口将司、高岩芯泰(キングオージャー IN SPACE)
概要
超力の形=王(のような形)
6億年前から異空間で眠りに就いていた古代人の戦士で、かつてバッカスフンドをただ一人で宇宙に追いやったと言われた伝説の英雄。ドリンとともに現代へとやって来た。
見た目は少年だが、実年齢が6億歳ということもあり大人びた性格(ただし少年の面も残っている)。
オーレンジャーにおける追加戦士キングレンジャーに変身するが、同時にドリン専属のナイトでもあり、実質的にはオーレンジャーの支援者的存在。
スーツカラーはブラックで、その上に金色のアーマーを付けている(パワーレンジャーではゴールド扱い)。
バラグースカの「超催眠音波」にも効かない耐性を持つ。バラペテンのおびき出し作戦では女装させられた。
設定上、歴代のスーパー戦隊の中でも最も生まれた時期が古く、同じキングよりも年上である。
当人はスタンドプレーを好む性格ではないが、バラノイアとの戦いでは途中からやってきてオーレンジャーに加勢することが多く、彼らとの連携は取れていない。
それ故にバラミクロン戦ではそうした姿勢が仇となり、取り返しのつかない最悪の結果を招いてしまう。
本編後の活躍
ドリン共々まさかの再登場。演者は当時とは異なるが、TV本編のリキとは同一人物である模様(この点に関してはドリン曰く「私たち(超力の故郷の人間)の成長は人間と比べて遅いので…」とのこと)と同時に変わらずキングレンジャーに変身する。
アイハブにドリンを人質にされタイラー星人ドンキングが主催するイリーガルマッチの参加を強要されていたが、ヤンマとジェラミーがドリンを救出、キングレンジャーに変身し、ギラ/クワガタオージャーカーニバル、プリンス/キングキョウリュウレッドと共闘した。
事件後はドリンと共に超力の故郷へと帰って行った。
余談
演じた山口氏は当時中学1年生であり、レギュラーでは吼新星・コウ/キバレンジャー役の酒井寿氏に続く少年戦士となる。義務教育優先のため、変身後しか登場しなかったり、変身後の声が別人の場合もあった(その時の声はボーイ/タイガーレンジャー役の橋本巧氏が担当した)。
山口氏は現在、芸能界を引退しているため、『キングオージャー IN_SPACE』ではかの高岩成二氏の息子の高岩芯泰氏が演じる。
オーレンジャーにアクターとして参加してた芯泰氏の母親である高岩利恵氏も息子がキングレンジャーに変身した事に感慨深い想いをXで綴っている。