ラジエッタ・ファンベルト
らじえったふぁんべると
私、名前はラジエッタ。軽くていい加減な14歳。
魔法のバトンをくるり。マジックパワーで、小さな胸もアクセルチェンジ!
「夢見る交通安全!激走少女、ホワイトレーサー!」
ファンベルト星の第2王女で、宇宙暴走族ボーゾックの幹部・ゾンネットは姉にあたる。
カーレンジャーに憧れて、6人目の戦士「ホワイトレーサー」を自称する。
愛車は猫の顔をした「ラジエッカー」。
いわゆる魔法少女なだけあって、魔法のステッキを手にした状態で「ティラミス・コンニャク・ミルフィーユ」の呪文を唱えると後述のホワイトレーサーを含めた様々な姿※に変身することができ、「ミレッタ・ファレッタ・ラジエッタ」の呪文で元の普段着の姿に戻ることができる。
※:コスプレだけでなく、総長ガイナモといった別人に化ける事も可能。
また、魔法のステッキが変化したパラソルを回転させることで爆発する光の粒子をばら撒いて、敵を攻撃することも可能。
テーマソングは2代目の須藤実咲が歌う「夢見るらぶらぶラジエッタ」。
名前の由来は「ラジエーター」+「ファンベルト」。
カーレンジャー6人目の戦士···ではなく彼女の変身した姿。
分類的には魔法少女に近い。
白を基調とした衣装で、下はミニスカート。頭にはカーレンジャー同様ヘッドランプを模したアクセサリーがあり、耳にはカーレンジャーのマーク入りのピアス。
腕には「6」と入ったブレスらしきものをつけている。
初登場は第25話「ナゾナゾ割り込み娘!」。暴走戦隊ゾクレンジャーに苦戦するカーレンジャーの前に突如として姿を現し、ラジエッタの出すなぞなぞに答えられないと爆発する、ホワイトナゾナゾ爆弾を投げてゾクレンジャーを翻弄した。
ゾクレンジャーとの2戦目では人質にとられてしまうが、自身の策とカーレンジャーの活躍で救われた。
(なお、ゾクレンジャーのリーダー・SSパマーンは、この戦いの際に戦隊シリーズの禁句を言っている。)
戦いが終わった後は、「もう一度鍛え直して来ます。」と言って、ファンベルト星へ帰った。
ちなみに第25話は、歴代最低視聴率1.4%を記録した放送回である。
2度目の登場は、第34話「恋の世話焼き割り込み娘」。姉のゾンネットが陣内恭介を意識していることを知り、2人の仲を取り持とうとする。
「鍛え直す」という宣言は伊達ではなく、今度は愛車のラジエッカーを改造して、ロボ形態にするというパワーアップを見せた。
ちなみに再登場の際に上杉実に「ちょっと見ん間に雰囲気変わったんとちゃうか?」と言われた。
(これは上記の通り役者が交代したため。所謂楽屋オチ。)
3度目の登場は、第45話「ホントの恋の出発点」。ゾンネットをファンベルト星に連れ戻すために登場した。
今度はさらにラジエッカーロボをチューンナップしており、巨大化したEEムスビノフに対抗するべくロボを巨大化させた(なお、巨大化のシーンはぐんぐんカット=いわゆる『ウルトラマン』の演出で有名なあれ)。
故郷のファンベルト星が、暴走皇帝エグゾスによって蝕まれていることを知り、ゾンネットはボーゾックを脱退。
ラジエッタと共に母星へ帰っていった。
4度目の登場は、最終話「いつまでも交通安全!」。故郷ファンベルト星で姉のためにお見合い写真を選んだものの、ゾンネットは気に入らず、遠く離れた地球で恭介を想っていた。
名乗りのシーンではポーズの前に一回転しているが、ローアングルから撮影されているため下着が見えてしまっている。
ちなみに、上記の役者交代の理由に関しては濱松女史曰く「他の女性キャスト(該当するとしたら志乃原菜摘役の本橋由香女史と八神洋子役の来栖あつこ女史ぐらいしかいないが)とのトラブル」とのことだが、周囲は否定している。
実際、2021年に濱松女史のブログ内の文言を巡り来栖女史が名誉毀損で訴訟を起こし、裁判所は濱松女史に対して「ブログの内容が真実性を認めるに足りない。名誉侵害の程度は重大」として440万円の賠償金の支払いを命じている。