プロフィール
所属 | 自動車会社『ペガサス』 |
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担当業務 | メカニック |
月収 | 本人曰く「20万2千円」 |
住所 | 東京都品川区七潮3-2-9-E1009 ※1 |
年齢 | 19歳 |
生年月日 | 1977年(昭和52年)2月23日 |
星座 | 魚座 |
一人称 | 私(わたし) |
演 | 本橋由香 |
※1:放送当時のテレビマガジンのスーパービデオより
概要
本作品の戦隊イエローである女性でペガサスに所属しメカニックを担当している。
メカに関しては人並み外れた知識と能力を持っており、劇中では走行中の猛スピードに操られた直樹の駆る自転車をスパナ一本でバラバラに分解したり、下記の戦いの中壊れたアクセルチェンジャーを安全ピン一本で(それも腕につけたまま分解もせず、ピッキングの要領でアクセルキー差し込み口から安全ピンを差し込みいじくることで)修理してみせた。
幼いころに「師匠」として慕っていた修理好きの近所のおじいさんからスパナをもらったことでメカニックの道を志しており、小学生のころの回想シーンでは教室の壊れたテレビを一人で修理したことから、小さい頃から腕は確かだった様だ。
負けん気が強く面倒見が良い姉御肌な性格で年少の直樹のことを弟のように非常に可愛がったり、子供っぽい洋子にアドバイスを行うこともある。また第18話ではOOオーパの「ヌギヌギビームガン」から彼とリッチハイカー教授の研究を見てしまったことで追われた少女を守った際にアクセルチェンジャーが故障して変身が出来ない中、少女を守るために生身でワンパー達に立ち向かう場面があった。
女性らしさも洋子以上でゾンネットがレッドレーサーに送ってきたラブレターを読み、それが敵の策略などではなく本音であることを感じ取り、恭介に「ヘタに断ってはいけない」と忠告もしている。
一方で繊細な一面もあり、タイプの違う洋子と大喧嘩を繰り広げたり、宝物の上記のスパナを奪われた時には落ち込んで戦えなくなってしまった事がある。
以上からメンバーの中では一番の常識人と言える。
但し、第10話では直樹を無理矢理弟にしようとしたり、『激走戦隊カーレンジャーVSオーレンジャー』では先輩のオーレンジャーに対して「地球の平和守るくらいで国際組織作らないでよ!」と言い放つなど、時折見せる暴走の度合いは他のメンバーにも引けを取らない。
容姿
髪は濃い黒のショートカット。女性としてはかなりの長身でブルーレーサーもとい土門直樹とあまり差がない。仕事中は黄色のTシャツの上に赤のつなぎを着込んでおり、OPでは同じ色のキャップをかぶっている。
また仕事外では季節に応じ様々な洋服を着こなしており、服装のレパートリーはメンバー内でも1番バラエティに富んでいる。
洋子からは女性の感覚でスタイルが良いと言われるなど非常にスレンダーな体型をしており、第11話や第25話では見事な下着姿・水着姿を披露している。一方でそのスタイル故か第7話でNNネレンコに高カロリーで太るスプレーを浴びせられて肥満化した際は膨張した胸が服の外からははっきりとはわからず、代わりにファスナーを内側から引き下げながら下腹部まで膨らんだ腹がつなぎの間から膨らんだ分だけ飛び出しているという独特な太り方をしていた(全方面的に太ってしまった洋子とは対照的に見える体型である)。
『カーレンジャーVSオーレンジャー』でオーイエローのキックが胸に直撃して「潰れちゃうでしょ!」と声を荒げるシーンもあるあたり、ちょっとしたコンプレックスはあるのかもしれない。
なお、第18話ではOOオーパにヌギヌギビームの標的にされてしまうも本人の奮闘もあり裸にされてしまうことは免れている。
余談
- 演者の本橋氏はパンクロックと演劇をメインに活動する女優集団『lovepunk』のリーダーを務めていた。車からパンクに…などと一部でネタになっていたりいなかったり。
- 後年本橋氏は『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』にて、ラスボスの一人であるソノナ役を演じており、戦隊ヒロイン(および初期メンバー)を演じた俳優がラスボスになる初の事例となった。
- しかしながら、ドンブラザーズの放送終了から約一年後の2024年5月に、原発不明がんにより46歳の若さでこの世を去った。戦隊OGからは近況がわかっている範囲では初の物故者であり、男性俳優を含めても3人目である。
- ダイスオーでイエローレーサーをリーダーにすると、「『ターボ』とか『ゴーオン』とか…車と言えば『カー』でしょ!」というセリフを発することがあった。