概要
カーレンジャーが使用するブースター型の三段変形ビーム砲。カーレンジャーとダップが開発した。第26話から登場。
ブースタージェット
基本形態。ジェットの名のとおり、飛行機能を備えている。基本的にはドラゴンクルーザーの荷台上部に設置されている。
ブースターマシン
車両形態。シャーシはギガフォーミュラーと同型のものが用いられている。
ブースターキャノン
バズーカ形態。キャノンモードとも呼ばれており、「イグニッション」の合図と共にタービンを回転させた状態から光線を放つ。その威力はフォーミュラーノバ以上。
誕生経緯
このアイテムで有名なのは初登場回である第26話「ノンストップ宅配武器」であろう。
ある日、上杉実が出勤すると怒り心頭気味の4人がいた。そして「あそこにあった箱どうした?」と問い詰められる。話によればこれから激しくなっていくであろうボーゾックとの戦いに備えてカーレンジャーとダップが仕事の合間をぬって新しい武器、ギガブースターを作っていたというのだ。
土門直樹が苦労してデザインを考え、八神洋子が苦労してプログラミングを行い、陣内恭介が苦労して配線し、志乃原菜摘が本当に苦労して組み立てて、ようやく完成したのだが営業担当でやることがなく、唯一ギガブースター制作に携わっていなかった為、何も知らない実がペガサスが設立して最初のお客さんで去年北海道へ引っ越した広瀬とめさんのお婆ちゃんに最近初孫が生まれたのでそのお祝いに買ってきたゆりかごと間違えて、ダップが段ボールに入れて隠しておいたギガブースターを北海道に送ってしまったのだ。
誰かが発射ボタンを押して大惨事になる前に実が取り返そうと必死で運送屋のトラックを追いかけるが、いろいろあって結局北海道まで来てしまい、広瀬さんの元に向かうと孫がすっかりギガブースターを気に入ってしまったようで離れようとしない。
無理に離そうとすると大騒ぎするということで一発ギャグで気を逸らそうと実とシグナルマンが挑戦するがうまくいかず、結局市太郎のダジャレで大笑いしているすきに孫を引き離し、何とかギガブースターを奪還(?)したのであった。
一方、東京ではカーレンジャーがボーゾック1の通販マニア・DDドンモの宇宙通販の商品を使った攻撃に苦戦させられていた。
するとそこに実とギガブースターを詰め込んだ箱をサイレンダーが放り投げてそのまま段ボールに入った実が落下してきた。
そしてブースターキャノンでDDドンモを倒すも、ギガブースターを取り戻すまでの経緯を聞いた他のメンバーに「私達も聞いてみたいでございますねえ」「とびっ……きり面白いギャグをね」と無茶ぶりされ、そのギャグを披露しようとするも「えー、隣の空き地にマンションが建たないねえ」と言ったところで恭介に「まん、しょんがねえなあ……なんていうオチじゃないだろうね」と見透かされてしまい、みんな呆れて帰ってしまうのであった。(その後唯一残ったドラゴンクルーザーに「わかってくれるのは、お前だけか~」と笑顔で接するもそのドラゴンクルーザーも空気を読んだのかバック走で実の元から離れていった。)
関連タグ
ビッグバンバスター/オーレバズーカ←フォーミュラーノバ/ギガブースター→マルチアタックライフル