概要
激走戦隊カーレンジャーにおける「今週の怪人枠」で、宇宙暴走族ボーゾックの本拠地・バリバリアンにたむろするゴロツキ達。それぞれ「ボーゾック一の○○」という肩書きを持つ(一部例外もある)。
暴走族であり喧嘩慣れしている為か大半は腕っぷしが強くカーレンジャーはおろかRVロボすら殴って圧倒している事もしばしばある。
一覧
その他
- 暴走の神エレキンタ
- 怪獣ロボットブレーキング
- 「月刊宇宙ランド」1996年12月号付録ノリシロン-12
- 元ボーゾック一の穴掘り名人ZZ(ザクザク)シャルベ
余談
プロデューサー髙寺成紀氏に「天才」と評された、野崎明氏がほぼ一人でデザインした。高寺氏の拘りによる直しも多かったといわれ、没案の一部が番組ホームページに掲載されていた。
裏腹に街の住人をカリカチュアしたような姿は生々しいものが多く、海外で行われた「パワーレンジャーの悪趣味な怪人投票」で、ドーラフランケやモクモクレンと並び多くが上位に選ばれてしまった。
日本版では不気味な外見をコミカルな言動でカバーしているが海外版では普通に怪人として描かれているという違いもあるがメイン画像のBBドンパ等が無言で迫ってきた時の恐ろしさは相当な物だろう。
後に『大魔神カノンを見たおかげで海外ファンがボーゾックのデザインに苦言を呈した気持ちが分かった』という特撮ファンもいたとか。
そしてそんなグロテスクな荒くれ者達を愛されキャラへと変えて行った浦沢義雄氏の手腕に改めて凄さを感じる人もいた。
非公式な考察本『すごい科学で守ります!』では、「それぞれが個性的な姿をしているが、種族自体はそんなに多いわけではなく、ファッションの一環として遺伝子レベルで自己改造しているのでは」という考察がなされた。
欲望に忠実すぎる怪人達
ボーゾックの荒くれ者はその性質上、指示された作戦=自身の欲求を満たす趣味趣向と合致している場合が殆どで欲望にとても忠実である。
それゆえに欲求の矛先が建物や車を含めた無機物に向いた時はひたすらカオスな状況を産み出すが人間、特にカーレンジャーに向いた時は本人の性的感情有無に関係なく結果的にヒロインの姿が強く印象に残るマニアックなピンチを引き起こすことが多々あった。
中でもNNネレンコとXXミレーノがカーレンジャーを絶命寸前まで追い込む程のピンチに陥れた時はヒロイン2人の身体にヒロピンの歴史上でも類を見ない程の強烈な危機を引き起こした実績から人気が非常に高く、近年でも性癖製造機と呼ばれコアなファンが多く存在している。
そのためなのか不明だがカーレンジャー以降の乗り物モチーフの後続2戦隊はヒロインが作中で何度もマニアックなピンチに遭うのがシリーズのお約束となっている。
特に前者に至っては怪人が歪んだ人間と結託したために危うく貞操の危機に落ちかける場面すら存在していた。