「VRVロボが僕に負ける無様な姿を激写してやるムンチョリ!」
CV:大森章督
概要
激走戦隊カーレンジャー第34話「恋の世話焼き割り込み娘」に登場するデビルボーゾックの荒くれ者の1人で、肩書は「デビルボーゾック一の追っかけ激写野郎」。
眼鏡をかけた巨大な頭のカメラマンというべき姿を持ち、頭部の側面にはフィルム、頭頂部にはストロボが付いている。
かけているカメラでスクープを狙うパパラッチであり、戦闘では両手から出すフィルムで相手を拘束し、「ウオー」の文字とともに放つメガホン攻撃を繰り出す。更に頭頂部にあるストロボからは、相手の目をくらませるフラッシュを放つ事も可能。
口癖は「~ムンチョリ!」。
活躍
ヘルスボーゾックからデビルボーゾックへ改名したボーゾックを祝うと、ラジエッタが送ったバニティミラーことゾンネット宛の手紙の小型ロケット(「速達でーす」と書いてある)を激写。
「バニティミラーがゾンネットの本名ならば送った奴は彼女と親しい奴」とガイナモが言ったのをスクープと思い、ゾンネットの追跡をしようと名乗りを上げる。そうして土星のおでん屋にいるラジエッタを発見するや、彼女を追って地球に降り立つが、カーレンジャーに邪魔されて一時撤退する。
そして再び出現すると、「今まで撮ったカーレンジャーの恥ずかしい写真をバラしてやる」と脅すがあっけなく一蹴され、両手からのフィルムで拘束するもラジエッカーロボからのパンチを受けてノックダウンした。
巨大戦では瞬間移動やフラッシュ等で攻撃するが、「自身が攻撃してたらVRVロボの敗北する写真を撮れない」と困ってしまった隙を突かれ、ビクトリーツイスターを喰らって爆散した。
余談
モチーフはカメラマンとフィルムで、後者は名前の由来にも使われている。
彼が登場した第34話では久し振りにラジエッタの登場回となったが、演じる女優が変わっている。
だが、グリーンからは「あれ、ちょっと見ん間に雰囲気変わったんちゃうか?」の一言で片付けられて終わった。
劇中に登場した「カーレンジャーの恥ずかしい写真」には、変身後の姿で運転手に注意されたり、女の子に指を指される彼らの様子が写っている。
声を演じる大森氏は今作が特撮及びスーパー戦隊シリーズ初出演となった。
リメイク版にあたる『パワーレンジャー・ターボ』ではフラッシュヘッド名義で登場し、伊藤栄次氏が吹き替えを担当する。