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レンズバンキ

れんずばんき

レンズバンキとは、『炎神戦隊ゴーオンジャー』に登場する敵怪人で、害気目に属する蛮機獣である。
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「レンズとは、真実を映し出すナマコ…いや、眼(マナコ)ラッチ~!」


データ編集

分類害気目蛮機獣
作製者害気大臣キタネイダス
作製モデルレンズ
身長216cm (産業革命時:54.0m)
体重243kg (産業革命時:607.5t)
CV遠近孝一

概要編集

キタネイダスが「レンズ」をモデルに製作した害気目蛮機獣で、レッド曰く「ピンボケ野郎」

カメラの様な胴体を持ち、厳つい髑髏の顔が胸部にある他、頭部や四肢など体の随所にレンズが付いた姿をしている。尻の辺りからフィルムらしき物が垂れ下がっているのも見逃せない。口癖はカメラらしく「パパッ、~ラッチ」「ハイ、バター、カシャッ!」


体内に複数のレンズを持ち、カメラの様な写真撮影機能を持つ。これだけなら写真を撮るだけの無害な戦隊怪人なのだが其処は蛮機獣。レンズを複雑に組み合わせる事で異常屈折現象を作り出し、被写体を別なブレーンワールド(※即ち異世界)に送り込む能力の持ち主である。

戦闘では尻からぶら下げたフィルムを尻尾の様に振り回し攻撃や捕縛に用いる他、頭頂部のフラッシュからはレーザー光線を放つ事が出来る。


カメラなんて大気汚染には関係無い筈なのに、何故か害気目のカテゴリーに属している。また、本物のカメラと同様に逆光には弱い。


活躍編集

蛮機兵ウガッツの材料となるスクラップが底をついて来た事を受け、地球人を捕えてジャンクワールドへと送り込み、彼らを新たなウガッツの材料とする様キタネイダスに命じられ出動。街に繰り出すなり上記の機能で人々を撮影してはジャンクワールドへ送り込み、遭遇した早輝範人も同じ様にジャンクワールドへと転送してしまった。

其処へ走輔軍平が駆け付け交戦となるが、3人のマンタンガンの射撃とレッドのスピンロッドクラッシュに怯み、「お前達に構っている暇はない」と言い残して撤退した。


ヘルガイユ宮殿に帰還後、ケガレシアと祝杯を挙げるも、キタネイダスからより大勢の人間をジャンクワールドに飛ばす様に命じられた為に、再び街へと繰り出す。


街中を歩く大勢の人々をジャンクワールドに送り込もうとするが走輔達3人に侮辱され、その怒りから彼らを追い掛ける。だがパネルを使った囮作戦にまんまと引っ掛かり、ブルーブラックから隙を突かれて拘束された所へ、レッドから頭頂部にあるフィルム送りのダイヤルを逆方向に回された為、ジャンクワールドへと送り込んだ人々のヒューマンワールドへの帰還を許してしまう。そしてガレージランチャーの砲撃とカウルレーザーの射撃に怯み、5人揃ったゴーオンジャーのスーパーハイウェイバスターを受け敗北。


直後にビックリウムエナジーによって産業革命を起こして巨大化すると、巨大戦では尻のフィルムでエンジンオーガンバルオーを拘束してフラッシュ攻撃を浴びせると、そのまま纏めてジャンクワールドに送り込もうとするが、太陽を背にジャンプした2体を追って空を見上げてしまったために直射日光に怯み、そのままガンバルグランプリとゴーオングランプリを連続で喰らい、上記の台詞と共に爆散した。


そして彼の敗北後、ウガッツと化した人々も元に戻るのだった。


なお、レンズバンキは死の間際までエンジンオーとガンバルオーの必殺技の記念写真を撮り続けていたため、このデータは残って次の蛮機獣の製作に大いに活かされる事となった。


余談編集

モチーフはレンズの他にカメラも含まれている。


声を演じる遠近氏は翌年の『侍戦隊シンケンジャー』でダイゴヨウ役としてレギュラー出演する事となる。


関連タグ編集

炎神戦隊ゴーオンジャー 蛮機族ガイアーク 蛮機獣


吸力サイマ獣バンパイラ:『救急戦隊ゴーゴーファイブ』に登場する中の人繋がりの戦隊怪人。登場話が第9話である点も共通。

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