「祭りが終わって、後の祭りっショ~イ!」
データ
概要
全身がお祭りのあらゆる屋台で構成された姿を持ち、頭部の般若の面を中心としたお面屋台を主体に、ボディの焼きそば屋台やそれに付随して綿菓子、焼きとうもろこし等の様々な祭り屋台の意匠が見受けられる。軽いノリの言動を取り口癖は「ワッショイワッショイ」、または「~っショイ」。
全身に付いた上記の屋台のパーツ1つ1つに強大な攻撃機能が搭載されており、お面を飛ばして相手の顔面に吸着させたり、口から超高温火炎弾を連続発射する他、焼きトウモロコシ型のモロコシマシンガンで武装しており、更には焼きそばやヨーヨー、風車、チョコバナナ等のあらゆる祭り屋台の定番が爆弾になっている等、その言動や外見とは裏腹に非常に物騒。
果ては不思議なお祭り空間を作り出し、中に誘い込んだ子供達を綿菓子袋の中に閉じ込めたり、巨大な相手を虜にする巨大お祭り空間まで作り出すと言う空間操作能力まで併せ持つ。
ただし、あくまで対人戦闘特化型なのか攻撃をものともせずに攻め込んで来る相手には非常に弱い。
活躍
お祭り空間に誘い込んだ子供達を綿菓子袋の中に閉じ込め、お祭りの事しか考えない大人に育て上げる「毎日がお祭りワッショイ作戦」を実行する。
祭り囃子が聞こえた範人と軍平は偶然お祭り空間に入り込み、サムライワールドから来た晴之助と照之助の兄弟を含む4人の目の前で正体を現す。
2人にお面を被せるが、現れたキシャモスにお祭り空間を破壊されてしまい、レッド達3人が駆け付けるとモロコシマシンガンで攻撃する。
ゴーオンウイングスが参戦するも優位を譲らず焼きそば攻撃で圧倒するが、その最中に範人と軍平は突如動き出したキシャモスを追い掛け、自身を倒すと子供達まで巻き込まれてしまう為に5人は手が出せず、ヨーヨー爆弾とゴーオンジャー焼きで5人を攻撃して撤退する。
ヘルガイユ宮殿に帰還後、雷々剱と獄々丸に「効果を成すには長い年月が掛かる」と指摘され、今頃になって気付いた為に作戦を変更する。
晴之助と照之助を追い掛ける範人と軍平の前に出現し、変身したグリーンとブラックを圧倒的な戦闘力で苦戦させる。
残りの5人の参戦後もお面ブーメランや鼻毛胸毛輪投げなどで追い詰めるが、グリーンがクロッシングドドンパで打ち上げた花火に惹かれた隙を突かれてしまい、ブラックのカンカンカンエクスプレスを受け敗北。その際の爆風で吹き飛ばされた綿菓子袋から子供達も無事、解放されるのだった。
その直後、ビックリウムエナジーによって産業革命を起こして巨大化する。
巨大戦ではお祭り空間を作り出して内部のエンジンオーを射的の景品に、セイクウオーを金魚すくいの金魚にそれぞれ変えてのけるが、ガンバルオーからガンパードの射撃とバルカッター小手返しで2体を救出された為、負けじと風車爆弾等で応戦するも3体に圧倒されるという等身大戦とは真逆の展開となり、最期はグランプリフェスティバルを喰らい上記の台詞と共に爆散した。
余談
モチーフである「屋台」とは、何処でも簡単に商いをして、お祭りなどで見掛ける屋根付きの小さな出店である。
害気目なのにお祭りの屋台と言うと大気汚染とはまるで関係無いと思われがちだが、「お祭りの空気(雰囲気)」と言う意味で害気目になっているのかも知れない。
ちなみに屋台についているお面の中にケガレシアやウガッツ、アカレッドが交じっている。
声を演じた坂口氏は昨年の『獣拳戦隊ゲキレンジャー』では臨獣ゲッコー拳モリヤ役で出演しており、翌年の『侍戦隊シンケンジャー』でもアゼミドロの声を演じる事となる。
関連タグ
HHワッショイショイ:『激走戦隊カーレンジャー』に登場するお祭り繋がりの戦隊怪人。こちらは巨大化後も善戦しRVロボを撃破寸前にまで追い込んだ。