『炎神合体!』
「三体の炎神と三人の心が一つになる時、巨大なる炎神の王が降臨するぜ!」
『エンジンオー、チューンナップ! ゴー・オン!』
スペック
(以下、スペックの出典はスーパーせんたいネット『がんばれ炎神戦隊ゴーオンジャー エンジンたち』より)
全高 | 51.5m |
重量 | 2800t |
最高時速 | 730km |
概要
GP-01より登場する『炎神戦隊ゴーオンジャー』に登場する1号ロボ。
スピードル、バスオン、ベアールVの3体が炎神合体して誕生する「炎神の王」。
炎神合体は炎神がヒューマンワールドで出会った相棒と心を一つにすることで可能とする合体であり、ガイアークですら知らなかった能力である。
合体バンク時に「スピードルのコックピットの窓から変形する腕部が見える」という歴代の戦隊ロボの合体バンクの中でも珍しい描写がある。
スピードに優れており、武器はゴーオンソードとVシールド。
必殺技はゴーオンソードで敵をすれ違いざまに切り裂く「ゴーオングランプリ」。ガンバルオー、セイクウオーとの合体技に3体でパンチを放つ「グランプリフェスティバル」、ゲーム『スーパー戦隊バトルレンジャークロス』では切り上げと振り下ろしを行う「ゴーオンサーキット」を使用している。
必殺技を繰り出す際は、「もらったぜ、最終コーナー!」の掛け声を行い、勝利時は「ゴーオンジャー、チェッカーフラッグ!」の掛け声で〆る。
炎神武装
エンジンオーバルカ
全高 | 51.5m |
重量 | 3400t |
最高時速 | 740km |
GP-05より登場。左腕にバルカを武装した形態。
必殺技はバルカの本体を回転させながらバルカッターで切り裂く「バルカッタースラッシュ」。
エンジンオーガンパード
全高 | 51.5m |
重量 | 3400t |
最高時速 | 750km |
GP-06より登場。右腕にガンパードを武装した形態。
必殺技はガンパードガンから光弾を連射する「ガンパードガンファイヤー」。
なお、ガンパードとバルカはエンジンオーに合体可能なのだが、5体合体した姿は披露されず(恐らく、5体合体しても武装扱いになると思われる)。
初登場時はガンマンよろしくガンパードガンから出た硝煙を吹き消す描写があった。
エンジンオージェットリプター
全高 | 51.5m |
重量 | 4400t |
最高時速 | 800km |
GP-18に登場。右腕にトリプター、左腕にジェットラスを武装した形態。
右腕のトリプターのプロペラ部分であるトリプターローターは高速回転させることで飛び道具を弾いて防御する盾になる他、切り離して巨大手裏剣のように飛ばして攻撃する事も可能と攻防一体である。
必殺技は左腕のジェットラスボウに、右腕から生成した5体の炎神のエネルギーの矢をつがえて撃ち出す「ジェットリブルズアイ」。
エンジンオージェットラス
GP-37に登場。左腕にジェットラスを武装した形態。
必殺技はジェットラスボウでゴーオンソードを矢のように放つ「ゴーオンブルズアイ」。
強化合体
炎神キャストの改造によって可能となったエンジンオーを中核とした合体。
頭部に備えられた集合コックピットにメンバーが搭乗し、必殺技を繰り出す際は、ハンドルを分離させて変形した「ハンドルブラスター」に「ブラスターソウル」をセットする(ゴーオンウイングスはウイングブースターを用いる)。
Gはもちろんゴーオンジャーのイニシャルである。
エンジンオーG6
GP-10より登場
G6フォーメーションでガンバルオーと合体した形態で「巨大なる炎神の王」。
必殺技は6体の炎神の形状をしたエネルギーを放出する「G6グランプリ」。
エンジンオーG9
GP-22より登場。
G9フォーメーションでガンバルオー、セイクウオーと合体した形態で「空と大地に君臨する王」。
ジャン・ボエールがボンパーに改造を依頼した。G6にウイング族の飛行能力が加わり更にパワーアップしたが、デタラメデスや二ゴールなどの強敵と当たることが多く、苦戦や敗北することも少なくなかった。
必殺技は9体の炎神の形状をしたエネルギーを放出する「G9グランプリ」。
エンジンオーG12
GP-35より登場。
G12フォーメーションでガンバルオー、セイクウオー、キョウレツオーと合体した形態で、全ての悪を制する究極の王。
必殺技は4大ロボの形状をしたエネルギーを放出してそれらが攻撃を繰り出した後に自身が炎を纏って突撃する「G12グランプリ」。
エンジンオーG7
10 YEARS GRANDPRIXに登場。
ミラクル炎神合体で両腕を収納せずバルカを右上腕、ガンパードを左上腕に装着し、ウイングを外したジェットラスが右下駄、ローターを外したトリプターが左下駄、背中にトリプターのローターとジェットラスのウィングを装着した形態。必殺技は全身に炎を纏って繰り出す「10YEARSグランプリ」。
通常の炎神合体とはかなり仕様が異なるため、玩具では再現不可能。
また作中ではCGのみで描写され、戦闘も「10YEARSグランプリ」を繰り出す一瞬のみである。
爆上戦隊ブンブンジャー
バクアゲ12にまさかの登場。ブンブンジャーロボと共闘しゲタグルマーと戦った。「ゴーオングランプリ」と「バクアゲドライバー・ブンブンフィニッシュ」の同時攻撃「ゴーオンブンブングランプリフィニッシュ」も披露している。
公式によるとスーツが東映に残っていない(他の場所に行ったのか処分されたのかは不明だったが、バクアゲ38に登場しているため少なくともアクション用はどうやら前者の模様)ので、モーションキャプチャによるCGと『ゴーオンジャー』放映当時のライブラリ映像で再現された(出典)。
余談
テレビシリーズに登場したのは上述のエンジンオージェットリプターのみだったが、初期メンバーの相棒による3体合体と追加メンバー2人の相棒を含めた5体合体が無理無く両立できる、地味に完成度の高い設計になっている(3体合体時の腕部を肩に収納でき、そこに武装腕として追加メカを接続できるようになっている)。
スーツは2タイプあり、通常のアップ用と胸のスピードルの顔を縦に引き延ばしたような形状のアクション用がある。これはそのままだと武器をもってアクションする際スピードルの顔が邪魔になるため。
関連タグ
※もしかして、アイツ??名前が似るが
RVロボ:『車に縁のあるスーパー戦隊の一号ロボ』繋がり。必殺技も『剣を構え猛スピードで間合いを一気に詰めて斬る』と内容が似ている。
映画『199ヒーロー大決戦』ではエンジンオーと並走し、互いの必殺技の同時攻撃によりヨゴシマクリタインを撃破した。
ゴーグルロボ/ジュウオウキング:デフォルトメンバーが5人戦隊の1号ロボだが、基本形態が赤・青・黄の三色メカで構成されるロボ。