登場台詞は、「テイクオフ!ゴーオンウイングス!」
概要
ゴーオンジャー結成より早く、炎神ジャンボエールにスカウトされ、秘かに訓練を受けていた兄妹戦隊。
須塔財閥の跡取りであり、兄・大翔、妹・美羽ともにプライドが高く、戦士としての意識や、金銭感覚など、庶民揃いのゴーオンジャーとは全てにおいて正反対な存在。
戦闘スキルもゴーオンジャーよりも格段に高く、走輔達にとっては脅威だったヒラメキメデスも凌駕する程の実力の持ち主。
反面、兄妹愛がかなり強い故に、どちらか片方が傷つけられたり、敵の術によって戦えなくなったりするともう片方は普段の冷静さが打って変わって1人暴走したり、ポンコツになるのが欠点。又、兄妹共幽霊が苦手という意外な弱点もある。
ゴーオンジャーの5人とは明確に敵対するような事こそないが、当初は彼らの良くも悪くも戦士らしからぬ俗っぽい態度や言動を(特に大翔が)見下していたり、反発しあう事もあって、最初は諍いが絶えなかったが、戦いを重ねるうちに、次第にお互いを理解していくことによってチームの隔たりを超えて真の仲間になっていった。
初期こそゴーオンジャーと言われると「ウイングス」と訂正していたが、物語が進むにつれてゴーオンジャーと呼ばれても特に否定していない。広義的にはウイングスもゴーオンジャーだとする見方もあり、劇場版やGP-36ではゴーオンジャーの名乗りに加わっている(EDでも「7人揃って炎神戦隊ゴーオンジャー」とある)。
なお、ゴーカイジャーのアイテムでは、「ゴーオンジャー」ではなく「ゴーオンウイングス」と読み上げられる。
ゴーオンウイングス以外にファンの間ではセレブ兄妹という呼び方が使われる事もある。
メンバー
ゴーオンゴールドに変身する
ゴーオンシルバーに変身する
装備
操縦桿型の変身アイテム。
- ロケットダガー(ロケットブースター)
劇中ではロケットダガーと呼ばれているが、玩具の名前は訳あってロケットブースターとなっている。
- ウイングブースター
ウイングトリガーとロケットダガーを合体させた銃型武器。等身大や強化ロボでの必殺技に使う。
炎神
詳しくはリンク先を参照。
彼らウイングスの相棒は当然ながらウイング族で飛行能力を持っている。また、その内のジャンボエールは大翔と美羽の教官。
まさかの新形態
海賊戦隊ゴーカイジャーでは他の戦士たち同様にその力はレンジャーキーになっており、バスコ・ダ・ジョロキアを経て、ゴーカイジャーの手に渡り、主にゴーカイシルバーが使用する。
どっちに変身しようか迷った(ゴールドは自分の色でなく、シルバーなら自分の色と一致するが性別が違うため)際、ゴーカイシルバーの心の中に現れたゴーオンウイングスの導きにより、2つのキーを組み合わせたことにより、ゴーオンゴールドシルバーやゴーオンハイブリッドとも呼べる1人ゴーオンウイングスを誕生させた。
右半身はゴーオンゴールド、左半身はゴーオンシルバーで構成されており、戦闘スタイルはロケットダガーの二刀流を主体としている。
ただし全体のバランスを考えてか、シルバー側はゴーグルの形状が少し変更されている。
ちなみに変身音は共通して「ゴーオンウイングス」で第36話での変身時は左右半分のメットを合体させて、メットオンを行っている。
伊狩鎧はこの形態を気にいったのかゴーオンジャーに合わせて変身する以外にも用いており、最終回にも登場した。
金銀のレンジャーキーではあるがキーモードでは金色になっており、スーパー戦隊レジェンドウォーズではゴーカイシルバーが誕生させた形態のためかシルバー戦士にカウントされている。
関連イラスト
関連タグ
電光石火ゴウライジャー - 第2戦隊の先輩格。
ビートバスター・スタッグバスター、テンビンゴールド・ヘビツカイシルバー(怪盗BN団) - 後輩の戦隊金銀のコンビ。
キョウスケ・ナンブ&エクセレン・ブロウニング、有栖零児&小牟 - 似た者同士(男性がメッシュ髪、女性がポニーテールという点で)
ツヴァイウィング - 「ウィング」を冠するコンビ。
キュアウィング - 同じニチアサで、「ウィング」を冠する15年後のプリキュア戦士
表記揺れ…ゴーオンウィングス
神代兄妹(仮面ライダーセイバー)…ニチアサにおける重度のシスコン&ブラコン兄妹の後輩。