概要
炎神戦隊ゴーオンジャーに登場するゴーオンウイングス2人組が使用する、ロケット型の短剣。ゴーオンウイングス専用の武器である。
ゴーオンジャーのゴーオンギア同様、ベルトのバックルを押すことで胸のマーク部分から出現。3つの1、2、3のスイッチの切り替えによって以下の6種類の特殊能力を発揮する。
必殺技
ミッション1
バーニングダガー(スイッチ1で発動)
蛮機獣にもダメージを与えるほどの強力な炎を放つ。主にゴーオンゴールドが使用。
ミッション2
フリージングダガー(スイッチ2で発動)
刀身から凍気を噴き出し、敵を凍らせる。主にゴーオンシルバーが使用。
ミッション3
ライトニングダガー(スイッチ3で発動)
高圧電流を発生させて、雷のごとき放電攻撃を打ち出す。
ミッション4
シャイニングダガー(スイッチ1+スイッチ3で発動)
剣から眩い光を出して敵の目を眩ませ、光のエネルギーを宿した刃で斬りつける。主に2人が同時に使用。
ミッション5
シューティングダガー(スイッチ2+スイッチ3で発動)
強力な真空の刃で敵を切り裂く。
ミッション6
フルパワージェットダガー(スイッチ1+スイッチ2+スイッチ3で発動)
グリップ部のブースターからジェット噴射して回転しながら空中を飛び、エネルギーをフルチャージした刃で敵を斬る。
ウイングブースター
ウイングトリガーの上部にロケットダガーを合体させてできるハンドガン。
炎神ソウルをセットすることで、炎神のオーラを直接射出する(ブースターフライト)。巨大ロボ戦ではブラスターソウルを装填し使用。
マンタンガンと違い炎神ソウルをセットしなくても発砲可能。
余談
玩具版でも「スイッチ噴射剣ロケットダガー」として2008年7月上旬の発売が予定されていた。
しかし奇しくもゴーオンウイングスの本格登場回となる第17話が放送された6月8日、「秋葉原通り魔事件」が発生。犯人が使用した凶器がダガーナイフであったため、ニュース等で幾度もその危険性が取り上げられることになる。
こういった事情を受け発売日を7月26日に延期し、ウイングトリガーとの合体形態であるウイングブースターから名前を流用する形で商品名を「スイッチ噴射剣ロケットブースター」と変更し発売されることになった。
またその後、第19話以降のしばらくの回は「ロケットダガー」や技名の台詞を編集で消したと思われる不自然な間がある。
また、「ロケットダガー」の名前を呼ぶことも終盤まで自粛された。本編の終盤となる第43話以降や海賊戦隊ゴーカイジャーに登場した際は再び「ロケットダガー」の名称が使われている。