CV.水谷優子
概要
スパロボシリーズで唯一の単独女性主人公を務めたキャラクターである。
ATXチームのメンバーでコールサインはアサルト2。
23歳。身長175cm。アメリカ人。階級は少尉。
陽気で楽天的なノリを好み、年下のパイロットをからかったり、逆境の中でさえジョークを飛ばしたりと部隊のムードメーカーを務めている。
第1部主人公のキョウスケ・ナンブとは恋愛関係にあるが、クールなキョウスケからは普段そっけなく扱われており、そのことに不満を漏らすことが多い。
また、彼よりも年齢が1歳年上であることを気にしている。
その一方、本質的には極めて冷静且つ理知的な女性であり、ふざけているように見える発言の中にも、戦況や敵の本質を突く要素が含まれることが多い。
……普段の言動からはとてもそう思えないが。
また、コミカライズ作品『Record of ATX』では「キレると怖い」という一面が描かれており、
キョウスケと共に悪鬼のような表情を浮かべながら、自分を苦しめた人物を叩きのめすという恐ろしいシーンもある。
パートナーのキョウスケとは対照的に接近戦は苦手だが、
高機動・射撃戦を得意とし、愛機ヴァイスリッターとの相性は抜群。
衣装
赤いノースリーブの軍の制服、赤いミニスカート、黒のガーターストッキング、赤いブーツ。
その上にATXチームの赤いジャケットを羽織っていることが多い。
髪型は普段はポニーテールだが、敵に洗脳された際などは髪を解いていることが多い。
乗機
量産型ゲシュペンストMk-Ⅱ
ライン・ヴァイスリッターなど。
作中で乗り換えさせて固有武装を使わせるとはっちゃけることが多く、中には危険なネタを持ち出してきたりすることも。
他キャラクターとの関連性
実は物語開始前に発生したシャトル事故で一度致命傷を負って死亡しており、
正体不明の敵勢力アインストの手で蘇生されたという過去を持つ。
また、アインスト・アルフィミィはアインストが彼女のデータから造ったクローンであり、
容姿や声、性格の一部などがエクセレンと類似している。
一方、シャドウミラーのレモン・ブロウニングは、
「エクセレンがシャトル事故で死亡後、人間の手で蘇生された」並行世界の同一人物であり、
人格こそ違うものの、エクセレンに極めて近い存在であると言える。
各作品での扱い
COMPACT2・IMPACT
テストパイロットとして宇宙の独立遊撃部隊ロンド・ベルに配属されている。
本作では本編開始前からキョウスケと恋愛関係だが、同時出撃させられるようになるのは第3部中盤以降とかなり遅い。また隠しマップで戦後にキョウスケと結婚したことが語られた。
OGシリーズ
ATXチームに最初期に配属されアサルト2となり、トップエースとして活躍した。
キョウスケが賭け好きなのに対し、彼女は酒豪で酒好き。
いくら呑んでもほとんど酔わないので周りの酔っ払いを見て楽しんでいる。
OG1キョウスケ編では彼と恋愛関係になっていく様子が描かれた。
ネタセリフの女王
先述の通り、乗り換えや固有武装等での戦闘セリフにはっちゃけたネタセリフが登場人物の中でも特に多い為「ネタセリフの女王」とファンから呼ばれる事もある。と、いうかOGにおいて「楽天家」の性格に属するパイロットは大体そんな連中ばかりであり、その中で群を抜いてる為「ネタセリフの女王」と呼ばれている。
中の人のキャリアが長いだけあってバリエーションもバッチリ。特にOG外伝の「究極!ゲシュペンストキック」の台詞では元ネタを知っているなら更に楽しめるだろう。
しかし、2016年5月17日に水谷氏が死去した為、エクセレンの新規ボイスはスパロボOGMD(正確にはそのPS4用限定版付属の「び~ち・でゅえら~ず」)の収録)が最後となった。
スーパーロボット大戦DD、スーパーロボット大戦30にも出演するが、ライブラリを使用している。
エクセレンは当初から水谷氏が演じることが決まっていたため、寺田プロデューサーによれば今後新作のアニメ化などが決まらない限りは変更の予定はなく、ゲームに登場する場合はライブラリを使用するという。
関連イラスト
関連タグ
タスク・シングウジ…男性陣のネタセリフ大量保持者の代表。
クレア・ヒースロー・・・しばしば『Gジェネ界のエクセレン』と言われる。