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【タクティカル・エリア・セレクトとスーパーエキスパート+について】

それぞれ取り返しのつかない要素があるので、新規プレイヤーは事前確認をオススメします。



30年の時を経て――

戦え、この星の明日のために


概要編集

前作『スーパーロボット大戦T』から2年以上ぶりの新作にしてスーパーロボット大戦シリーズ30周年記念作品。2021年10月28日発売。家庭用スパロボとしては令和最初の完全新作となる(展開中の『スーパーロボット大戦DD』はiOS&Androidのダウンロード限定作品、令和初の家庭用向け作品であるNintendo Switch版『スーパーロボット大戦V』はPlayStationシリーズからの移植作品である為)。


もはやすっかりおなじみとなった自軍部隊そのものの強化システム等、「いつものスパロボ」のマイナーチェンジを行いつつ、HP表示やコマンドメニューなどUIの完全にな一新CS向けタイトルでは初の移動や戦闘の自動化「AUTOバトル」、そして後述のタクティカルエリアセレクトなどいくつかの大きな変更が加えられた(なお、オートの恩恵を最も受ける『トップをねらえ!』は今作には出ていない)。


T同様にエキスパンションパックも配信。時期が1週間違いなのでわかりにくいが、今回は新規シナリオは無料アップデートの範囲である。


また、オリジナル主人公とライバルの担当声優に例年のような初出演や新人ではなく、元々スパロボに縁ある面々を新キャラで起用している。


特徴編集

  • 非ロボット枠にて円谷プロ版権作品初参戦。
  • 他社からのゲスト枠としてサクラ大戦が本家シリーズに参戦。
  • 非商業WEB小説原作、いわゆるなろう系出身作品第1号としてナイツ&マジックが完全新規参戦。
  • INFINITISM版マジンカイザー、ジェイデッカー、覇界王~完全新規参戦
    • 覇界王~がスパロボ参戦により初映像化。
  • スーパーロボット大戦X-Ω』での期間限定参戦よりガンダムNT、復ルル、マジェスティックプリンスが本格参戦
    • マジェスティックプリンスは劇場版も兼ねている。
    • シンカリオンもDLCとは言え参戦している。
  • アプリ中心であったGGGFとコンバトラー、ボルテスの据え置き現行機への復活参戦
  • スパロボD以来のVガンダムの復活参戦(V2ガンダムやエルガイムはX-Ωで復帰している為)
    • さらに機体限定であるが、初代ガンダムやMSVの復活
    • ちなみに外伝とは言えVガンダムの設定の為かZZは今回お休みとなっている。
  • DLCの『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』を除く非宇宙世紀ガンダムの非参戦。
  • 宇宙戦艦枠の撤廃。代わりに第3次Z以来のオリジナル戦艦を採用。
  • DLC参戦作品を中心に、原作には登場しない本作初登場の機体が複数作品に登場。

DLC参戦の採用編集

そしてスパロボ史上初となる、DLCでの追加参戦作品を採用(ユニット単位ではOEが先)。第一弾が10/15、第二弾は10/25日に発表。

大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』のようなシーズンパス制で全2弾18体の機体(変形形態や後継機も別カウント、及び4体はOGシリーズ既出)が追加。

基本的にはゲスト参戦であり、主役機回り・主役機のみでシナリオには絡んでこない。

ただし、原作再現ステージや敵ユニットの登場、シナリオ中の会話への参加やボスクラスや特定の敵への戦闘台詞もあるので、完全に空気というわけでもない。

過去作で例えるならば『スーパーロボット大戦64』のリンクバトラー限定参戦に近いか。


さらにその後、2022年4月13日にエキスパンションパックと共に完全新規参戦を含むさらなる数作品が追加された。


サプライズ告知編集

発表当時は2021年7月11日の『鋼の超感謝祭 2021』が間近であったため、界隈ではそこでスパロボに関する何らかの動きがある(=それまで何もない)と思われていたが、同年6月16日Nintendo DirectE32021にて電撃発表。新作に飢えたスパロボファンを歓喜させた。

制作発表時点では一部の参戦作品のみが明かされ、上記の超感謝祭にて残りの参戦作品とオリジナルキャラクターのデザイン・CV・搭乗機の情報が公開された。

その後、2021年10月15日でDLC追加参戦作品、発売3日前の10月25日にDLC追加参戦作品の残りが発表された。


無料アップデート編集

更にDLC第1弾の配信日が決定した11月12日には11月17日に行われるギリアム・イェーガーの追加が発表、更に12月10日にはDLC第2弾の対応用のアップデートでディーダリオンが参戦し、DLCしか追加機体が無いと思っていたファンを驚かせた。

更に「エクスパンションパック」の対応用アップデート時にイルムガルト・カザハライヌイ・アサヒシャッテ・ジュードヴェステンの参戦が告知された。

この為、DLCや早期特典を導入していない人でも最低4機が追加されることになった。


正式参戦作品一覧編集

復帰作品やHD機初参戦作品は、X-Ωに既に参戦している場合あり。

  • :完全新規参戦・CS機初参戦
  • PC:パソコン初参戦
  • :据え置き型ゲーム機初参戦
  • :HD機初参戦
  • :前々作以前より復帰
  • :機体のみ参戦

脚注

※0:『スーパーロボット大戦OG』ではなく、過去の版権スパロボ仕様(版権作品の人物や組織と関わりがある)。

※1:コンシューマー向けスパロボに限って言えば『L』より復帰、同じ製作会社のBBスタジオ製作のスパロボだけだと『第3次スーパーロボット大戦α』より復帰。

※2:コンシューマー向けスパロボに限って言えば『D』より復帰、同じ製作会社のBBスタジオ製作のスパロボだけだと『スーパーロボット大戦α外伝』より復帰。

※3:コンシューマー向けスパロボに限って言えば『OE』より復帰。HDのゲーム機では『スーパーロボット大戦XO』以来の参戦。

※4:コンシューマー向けスパロボに限って言えば『学園』より復帰、同じ製作会社のBBスタジオ製作のスパロボだけだと『第3次スーパーロボット大戦α』より復帰。

※5:パッケージイラストにて真ゲッタードラゴンが確認されている。


追加参戦作品編集

表の見方は正式参戦作品同様。

  • :完全新規参戦・CS機初参戦
  • PC:パソコン初参戦
  • :据え置き型ゲーム機初参戦
  • :HD機初参戦
  • :前々作以前より復帰
  • :機体のみ参戦

DLC1編集

11月19日配信

参戦作品備考
復◎PC超電磁マシーンボルテスⅤスパクロ及びDDより復帰(※1)
機動戦士ガンダム逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン『T』より続投
★PCサクラ大戦シリーズスパクロ同様ゲスト参戦(※6)

登場機体


その他にベルトーチカ・イルマがサポーターで参戦。


DLC2編集

12月24日配信。

参戦作品備考
★PC機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズスパロボDDより参戦
ULTRAMAN完全新規

登場機体


その他にオルガ・イツカクーデリア・藍那・バーンスタインアトラ・ミクスタがサポーターで参戦。


エキスパンションパック編集

配信は2022年4月13日。実装は4月20日。

なお、配信に伴い変更されたキービジュアルは故・藤井大誠氏の最後のお仕事とのこと


特徴編集

ボトムズは大河原氏書下ろしの新装備、ダンクーガには大張氏完全新作デザイン機「アルティメットダンクーガ」が登場。

更に新規参戦の『ゲッターロボDEVOLUTION』には執筆の清水氏監修のBGMが作られさらに竜馬、隼人、弁慶の声も清水氏から選ばれた3人が声を務める。

ヒュッケバイン30thには『ロシュセイバー・オーバーブレイク』、SRXには漫画版で再現された『SRXフルバースト』など新必殺技が追加されている。



登場機体


脚注編集

※1:コンシューマー向けスパロボに限って言えば『L』より復帰、同じ製作会社のBBスタジオ製作のスパロボだけだと『第3次α』より復帰。

※2:コンシューマー向けスパロボに限って言えば『D』より復帰、同じ製作会社のBBスタジオ製作のスパロボだけだと『α外伝』より復帰。

※3:コンシューマー向けスパロボに限って言えば『OE』より復帰。HDのゲーム機では『XO』以来の参戦。

※4:コンシューマー向けスパロボに限って言えば『学園』より復帰、同じ製作会社のBBスタジオ製作のスパロボだけだと『第3次α』より復帰。

※5:パッケージイラストにて真ゲッタードラゴンが確認されている。

※6:参戦は4、Ⅴの2作。この内新次郎ジェミニのⅤキャラは完全新規。

※7:コンシューマー向けスパロボに限って言えば『OE』より復帰、同じ製作会社のBBスタジオ製作のスパロボだけだと『再世篇』より復帰。HDのゲーム機では『XO』以来の参戦。

※8:TVシリーズは既にスパクロにて期間限定参戦済み。


世界観編集

本作は後述するある男の言動からZシリーズより未来の時系列であることが事実上確定しており、OGシリーズを除いて本作以前に発売したスパロボシリーズにおいてマルチバースレベルで最も未来に位置する。


新宇宙正暦編集

今作の舞台となる世界。作中開始時点で新宇宙正暦100年。

10年前の新宇宙正暦90年の間、立て続けに一年戦争の発生や地下帝国ミケーネ帝国インベーダーの襲来、ゾンダー機界31原種との戦いといった戦乱が相次ぎ、91年辺りの段階でGGG追放事件及びソール11遊星主による太陽系収縮現象や奇病アルジャーノンの発症、フォルツォイク事件も起こっている。

これにより世間は超AI技術に否定的となり発展は暗礁に乗り上げ遅々として進む事はなく、逆に機械技術を悪用したロボット犯罪者の活動や三重連太陽系のオーバーテクノロジーを悪用する犯罪組織バイオネットの跋扈も許す形となった。

92年には木星圏にて汎銀河統一帝国ウルガルとの接触。それから間を置いた97年にはグリプス戦役、第一次ネオジオン抗争、神聖ブリタニア帝国の台頭(作中を見る限り日本侵略は失敗し内政干渉程度にとどまった模様で、連邦政府がブリタニアに私物化されてティターンズはその手下として働いていたという設定。少なくともナリタ攻防戦とユフィの死方面は発生している)によって戦乱の世となる。

99年にはキャンベル星人の地球侵略行為、悪逆皇帝ルルーシュの暗殺、第二次ネオジオン抗争の終結を持って、かりそめの平和の時代「奇跡の一年」を迎える。

しかしラプラス事変の発生によって政情は不安定となり、地球連邦の権威失墜とザンスカール帝国の台頭を許すこととなった。

30年前の新宇宙正暦70年には様々なワンオフの機体が集い、力を合わせて巨大な敵と戦った「スーパーロボット大戦」と呼ばれる戦いが起きたとされる。


ツツジ台編集

太平洋沖の霧に包まれた島の中にあり、外の世界とは隔絶された町。アレクシス・ケリヴ新条アカネを傀儡として生み出した異次元世界。

異星人の侵攻や連邦軍の存在は認知しているものの、ドライストレーガーが認識できず、世間の認知度が高いはずの兜甲児や葵豹馬、あしゅら男爵などを大して知らない様子も見られる。

さらには時折怪獣と呼ばれる巨大生命体が出現し、町を破壊していくが、翌日には何事も無かったのように復興する。絡ませにくい特殊な位置付けなのと、ドライクロイツに参加したグリッドマン同盟を追ってアカネとアレクシスが外の世界へ飛び出していった事もある故か本作ではスルーされ気味。


ブルーホール編集

太平洋沖に突如出現した次元歪曲ポイント。

この奥には異世界が広がっており、ジャロウデク王国ザガート一派、オートザムファーレンチゼータの諸勢力を総称した「異世界軍」が台頭し、セフィーロクシェペルカ王国は壊滅状態となっている。新宇宙正暦世界においてもオセアニアを中心に部隊を展開し、連邦軍と交戦しているが、世界中が戦乱でそれどころではないためツツジ台と同じくスルーされ気味。


火星編集

『T』同様エンドレスイリュージョンの代わりとしてヨロイと呼ばれる機動兵器が闊歩するごろつき達の惑星となっているが、ペンタゴナワールドからポセイダル軍の本拠地である首都スヴェートが転移した事でポセイダル軍の一大拠点と化した。その他火星の周辺宙域にはサードスターやパラータ・スターといったペンタゴナワールドにある人工衛星も転移している。

太陽系を舞台とするステージは数多いが、基本的に火星自体に立ち寄ることが少なくスルーされ気味。


木星編集

原種大戦終盤の舞台となった惑星で、勝利の鍵となった超エネルギー『ザ・パワー』も健在。

GGGの面々を救出すべく一大作戦が実行に移されるも、そこから新たなる脅威『覇界王ジェネシック』が出現する。


ブラックオーシャン(その他の世界)編集

太平洋上ポイント1124周辺の一帯を指す俗称で、次元歪曲ポイント、通称DBDの多発により封鎖された海域。DLC参戦の面々がやって来た場所。

ミツバは「このエリアを中心に、新たな戦いが起きるのでは」と考察している。


スパロボ過去作(に極めて近く限りなく遠い世界)編集

DLC参戦のOG勢力の所属する世界。

OGではなく、過去に出演した版権スパロボの世界(またはそれらと誤差レベルの違いしか無い並行世界)。

ただしSRXチームマサキクスハ&ブリット無印αの世界、ゼンガー・ゾンボルト&レーツェル・ファインシュメッカー第2次α“仕様”で確定(寺田貴信氏がTwitterにて言及)。

無印α組と親分&トロンベが顔を合わせてしまい話の整合性気になるが、IF展開突入ということなので妄想してみてもいいかもしれない。

なおどの時系列から来たかは…SVの人そこまで考えてないと思うよ


イルムガルト・カザハラについても、第4次からと言及されている。ただし、顔グラは新規に描き下ろしである。

ギリアム・イェーガーも同様、もしくはFの世界。

イルムの参戦シナリオで顔見知りなことが判明するため、ギリアムも第4次からの参戦が確定した。


以下は不確定。

キョウスケ及びエクセレンはおそらくIMPACTorCOMPACT2。キョウスケが葵豹馬の事を苗字で呼称している。

ディーダリオンは別世界のロンド・ベル隊の事やパートナーのメグの事を語っている事から、DDの世界から来たのは確実である模様。


ウルトラシリーズが存在する世界編集

新条アカネの出身世界。作中では語られる程度だが、アカネともう一人の出身者の台詞を総括すると、我々の生きる現代世界そのものでは無く、特撮は『ウルトラシリーズ』などの作品が存在する点ではほぼ同じだが、ロボットアニメはマジンガーZ』や『機動戦士ガンダム』などが存在せず、それに近い作品が流行った並行世界である模様。更に言うなら『ULTRAMAN』関連の作品も存在していない。

ウルトラシリーズで言うところの、マルチバースにおける「レベル3マルチバース」に該当する宇宙だと思われる。


太正時代の世界編集

DLC参戦のサクラ大戦勢の所属する世界。我々の生きる現代世界における「大正時代」とは異なり蒸気文明が発達した所謂スチームパンクな雰囲気を持っているのが特徴。

この世界には、平和を脅かす邪悪な存在と戦う秘密防衛組織「華撃団」が存在。

日本の帝都・東京を守護する「帝国華撃団」、フランスの首都・パリを守護する「巴里華撃団」、アメリカの大都市・ニューヨークを守護する「紐育華撃団」の3つが活動中。全員面識があり生存しているので「君あるがため」より後で降魔大戦より前と見られる。


ボルテスⅤの世界編集

DLC参戦のボルテスチームの所属する世界。地球侵略を企むボアザン星人相手に、コン・バトラーと同じく超電磁エネルギーを駆使して戦うスーパーロボット・ボルテスⅤが活躍した。

最終的にボアザンの腐敗の象徴であった貴族制度を打ち倒し、地球・ボアザン双方に平和を取り戻している。降り立った先がマニラなのはフィリピンにおけるボルテスVを調べるとわかる。


ポスト・ディザスターの世界編集

DLC参戦の鉄華団マクギリス・ファリドの所属する世界。新宇宙正暦世界と同じく、モビルスーツと呼ばれる機動兵器とガンダムの名前が存在する。この世界では300年前に「厄祭戦」と呼ばれる大戦争が勃発しそれを終わらせるべく、ガンダム・フレームと呼ばれる専用インナー・フレームを使用した72体のモビルスーツが活躍するが、戦時中の撃墜や戦後の解体処分によってそのほとんどが失われ、現在何らかの形で現存しているのは26機ほどとされる。

戦後に発足した世界規模の治安維持組織・ギャラルホルンの不正と腐敗を嘆き、マクギリスが一部将兵を纏めてクーデターを起こし、先のアーブラウ代表選挙において勇名を挙げた民兵組織・鉄華団もそれに協力する形で、ギャラルホルン正規軍の一つであるアリアンロッド艦隊と戦いを繰り広げていたが…。


ULTRAMANの世界編集

DLC参戦のULTRAMAN勢の所属する世界。光の巨人と呼ばれる宇宙からの来訪者が、人々を襲う凶悪な怪獣や地球侵略を目論む宇宙人に立ち向かい、やがてその使命を終えて宇宙の彼方へと去ってから長い年数が経過している。

その光の巨人-ウルトラマン-と一体化していた男、早田進(ハヤタ・シン)の息子である早田進次郎(ハヤタ・シンジロウ)は科学特捜隊日本支部で開発されたウルトラマンを模したパワードスーツを装着し、同じくそのスーツを纏う仲間達と共に、地球で暗躍する悪の宇宙人達と戦いを繰り広げていたが…。


ダンクーガの世界編集

DLC参戦の獣戦機隊の所属する世界。宇宙からの侵略者ムゲ・ゾルバドス帝国を相手に地球の動物の姿と能力を持った機体「獣戦機」とそれが合体したスーパーロボット、ダンクーガが戦いを繰り広げていた。


シンカリオンの世界編集

DLC参戦の速杉ハヤト・ホクト親子の所属する世界。古来より地球の地下に住む種族「キトラルザス」が繰り出す「巨大怪物体」と呼ばれる存在を相手に日本の平和と安全を守る秘密防衛組織・新幹線超進化研究所が開発した、日本の技術と交通安全の象徴である新幹線から変形するロボット「シンカリオン」とその運転士に選ばれた少年少女達が活躍。紆余曲折を経てキトラルザスとの相互理解を果たす事に成功している。

それからしばらくたったころ、宇宙からの新たな脅威「ヴァルハラン」が襲来。機動兵器ヴァルドルを操り、シンカリオンと戦っていた。


ボトムズの世界編集

DLC参戦のキリコ・キュービィーの所属する世界。アストラギウス銀河と呼ばれる銀河系を舞台に「ギルガメス」と「バララント」という二つの勢力が理由も解らないまま100年にも及ぶ星間戦争を行っていた。

そんな凄惨な戦いに終わりの兆しが見えた大戦の末期、ギルガメス軍の一兵士だったキリコは小惑星リドでの作戦行動中にとある物を目撃。

それをきっかけに街から街、国から国、星から星へと放浪を続け、行く先々で戦いに身を投じる事になる。

本作のキリコはザ・ラストレッドショルダーとクメン編の間のキリコと思われるが、イプシロンの名前を知っている上でスコープドッグTC(LRS)に乗っているなど設定にあやふやなところがある。


ゲッターロボDEVOLUTIONの世界編集

DLC参戦のゲッターロボDEVOLUTIONの所属する世界。DEV世界における現実の早乙女博士がシミュレートで作り出した仮想世界でゲッターロボに乗っているのが本作のゲッターチームである。



新規バンプレストオリジナル編集

主人公編集

主人公二人は兄妹(と体験版の情報から断定されていたが、実際は単純な兄妹ではなく…)。選ばなかった方はとある遺跡系ミッションを最後まで進めると登場する。

スパロボの

エッジ・セインクラウス

デザイン:河野さち子

CV:杉田智和

男性主人公


センシティブな作品

アズ・セインクラウス

デザイン:糸井美帆

CV:相沢舞

女性主人公


主人公機編集

ヒュッケバイン30

ヒュッケバイン30

デザイン:カトキハジメ

デカデカとバイザーに作品のキーワードが刻まれている(ローマ数字で「30」)のが特徴。


戦艦編集

ドライストレーガー

デザイン:宮武一貴

ドライストレーガー級万能戦闘母艦1番艦。本作で主人公機がヒュッケバインに対抗すべくグルンガストの要素を盛り込んでいる。


戦艦クルー編集

下記3名ほかにも乗務員は多数存在。


ミツバ・グレイヴァレー

デザイン:曽我部修司 / ののかなこ

CV:早見沙織

ドライストレーガー艦長。生真面目で前向きでリーダーシップや戦略や戦術に長ける。


レイノルド・ハーディン

デザイン:曽我部修司 / ののかなこ

CV:赤羽根健治

ドライストレーガー副長。論理的だが所謂アドリブに弱い。ミツバとは士官学校時代の教師と生徒と言う関係。


リアン・アンバード

デザイン:曽我部修司 / ののかなこ

CV:高橋花林

ドライストレーガーチーフオペレーター。明るいムードメーカーだが高いオペレート能力を駆使して的確かつ冷静な報告を行う。


オリジナル敵勢力編集


カールレウム・ヴァウル CV:中村悠一

キャラクターデザインは曽我部修司。

搭乗機はグラヴァリン(メカデザインは大張正己)。

従順それとも決別か


??? CV:置鮎龍太郎

勢力のトップ。ネタバレ注意。


その他編集

イーリス

ドライストレーガーの活躍を見守る、自称「幸運の妖精」。


オルキダケア

CV:桑島法子


エトランゼ編集

エンディング後に突如として姿を現す新たな敵勢力。

第3次スーパーロボット大戦Z』に登場したオリジナル敵勢力である「星間軍事連合サイデリアル」や「御使い」が運用していた機動兵器を使用し、クエスターは本勢力の世界を「古の宇宙」と称する。

クエスターズもエトランゼの機動兵器の一部を修復して使用している。


サイクラミノス

CV:野沢雅子


過去のバンプレストオリジナル編集

詳細は個別記事へ。上述の通り、OGシリーズではなく版権スパロボ仕様。

エクセレンは故・水谷優子氏がライブラリ出演で続投する。



ゲシュペンスト系列でMk.Ⅲまで全てのナンバリングは集結するのはOG以外では今作が初。


さらにこの他にも、アニバーサリーを意識したのか隠しボスとしてあの男が登場するなどのゲスト出演が存在する。


※1…当初は初回特典限定であった。所謂「後日配信~」「先行配信」の但し書きが実際に適用された例。

※2…ダイゼンガーを乗せた刃馬一体状態固定で、レーツェルはサブパイロット扱い


タクティカル・エリア・セレクト編集

フリーミッションなどを採用した今作の目玉となる新システム。

エクストラチャプターに突入するといつものスパロボに戻るので要注意。

クリア後も周回用のセーブデータ作成しかできない。


過去のCOMPACTシリーズのフリーオーダーシナリオシステムに『スーパーロボット大戦X-Ω』『スーパーロボット大戦DD』などのアプリ系タイトルの周回育成要素やユニットクエストを取り入れたものといえる。

複数存在するエリアの中から任意のポイントを選択することによってストーリーや機体、パイロット加入タイミングが変化する。ここまでならかつてのIMPACTやCOMPACTシリーズに採用されていたフリーオーダーシナリオシステムと似ているが、選択自由度が大幅に上昇。フリーミッションや隠しミッションも存在する。

キーミッション以外はゲーム内ではまとめて「サイドミッション」とも表記される。

結果として本作では「第○話」という概念が完全に撤廃された。


従来のインターミッションに相当する「戦略フェイズ」、地図上からミッションを選択する「エリアミッション」、ドライストレーガー艦内で発生する「艦内ミッション」の3つのパートを切り替えながら任意でミッションを攻略してゲームを進行する。


具体的には変化の少なかったフリーオーダーシナリオと異なり、資金や経験値を稼ぐため「〇〇戦線」、貴重な報酬と引き替えに強敵が待つ「○○の遺産」などのフリーミッションが存在する。

また、ミッションは「戦略フェイズ画面」「ミッション画面」のどちらからも選べるが、「○○の遺産」は前者にしか表示されず、他に哨戒任務の「オーダーイベント」や上述のイーリスと接触する「DBDイベント」がある。逆に後者にのみ表示される「艦内ミッション画面」も存在する。


味方の加入タイミングがプレイヤーにより異なる関係で、味方の加入時のレベルや撃墜数はプレイ状況によって変動する。進め方によっては加入時点でレベルが最大だったりグレートエースを獲得できるくらいの撃墜数を持っていることも。

反面敵のレベルも同様で、「○○の遺産」系のミッションを除いて味方部隊に合わせてレベルが補正される(撃墜数は固定)。


ただし、サイドミッションをクリアし続けると後述の「キーミッション」の一部が「緊急ミッション」に変化することがあり、艦内ミッションを除いた他のミッションが選択できなくなる(緊急ミッションに変化するキーミッションが発生する場合は、事前のキーミッション終了時のシナリオデモで「命令で行ってもらうかもしれない」等といった会話が入る)。最初から緊急ミッションとして出現したり、緊急ミッションが連続して発生する場合もある。

また、「DBDイベント」は出現した後に別のミッションを選択すると消滅する。このため上述の緊急ミッションと重なった場合はこちらは諦めざるを得なくなる。


このシステムにより本作では資金や経験値を事実上無尽蔵に稼ぐことができ、やろうと思えば1周目にして全キャラクターレベルカンスト全ユニットフル改造といったことすら可能である。

しかしこの稼ぎをある程度前提としている面もあり、従来作と比べて全体的に敵から得られる資金やPPが少なめ。特に本作では特殊技能の「底力」がこれまでの「装甲値アップ」から「被ダメージ減少」という仕様変更を受けており、「底力」のレベルが9だとHPが10%以下で被ダメージが0.1倍になるという強烈な性能になっている。ボス系のユニットは当たり前のように万単位のHPを持つため、一部の底力持ちは効果が発動してしまうと数値以上の硬さを発揮するようになり、武器を重点的に改造しておかなければまともにダメージを与えられなくなって思わぬ苦戦を強いられる。

敵の火力も高めで、無強化だとスーパー系でも雑魚の攻撃数発で致命傷になる。

このため本作は、フリーミッションを積極的にプレイして味方をじっくり強化するスタイルだと、味方機が全体的に強めなことや強化パーツにも強力なものが多いこともあって難易度設定がハード以上であってもあまり難しくない。逆にキーミッションのみのプレイや無改造・無養成といった制限プレイを行う場合は難易度がノーマルでも非常に難しくなる。


また、今作は難易度がビギナーズからアップデートで追加されるスーパーエキスパートまで選択制かつ戦略フェイズで自由に変更可能であり、熟練度系のシステムも非採用なため、自由なプレイを行えるようになっている。

ちなみにスーパーエキスパートは全ての敵がエースボーナスを習得&ユニットが最低5段階改造(=カスタムボーナスを習得)がされ、更にレベルもこちらの平均レベル+20の状態になる。第1話から普通にゲームオーバーが起こり得る難易度になるため、1周目からのプレイは余程の熟練者でもない限りは避けた方が賢明となっている。


キーミッションと後継機編集

オープンワールドゲーで言うところのメインクエスト。ゲーム自体は☆印のついた「キーミッション(緊急ミッション)」をクリアしてゆくだけでエンディングに辿り着ける。

しかし、ここがなにげに最大の新要素で後継機への乗り換えや武装追加を始めとした、従来作では一大イベントだったはずのシナリオも少なからずがサイドミッションとなっている。

隠し要素を除けばキーミッションを進めていくだけでもこれらは殆ど解禁されていくが、本作では特定のパイロットの撃墜数によりサイドミッションが発生し、本来のタイミングよりも早い段階で参入したり武装が追加されるというパターンが非常に多い。2機目のV2ガンダムのように早期入手することが条件の隠し機体も存在する。

またキーミッションの進行で消滅するサイドミッションも多く、それにより性能強化や追加武装入手の機会が失われたり、隠し条件を満たせなくなる場合がある。

一部のサポーターキャラのほか、マジンカイザーの入手コン・バトラーVの追加武装など、キーミッションを進めるだけでは何時まで経っても追加されないものも。

そしてそれに伴い、最近は絶滅寸前だった元の機体が残っていても、後継機に改造が引き継がれるパターンが復活している。


シナリオ細部の変化編集

そしてライター陣の頑張りにより、シナリオ画面でのキャラクターの掛け合いの変化も網羅が難しいほどに増えている(フラグが莫大な量になってるため、たまにその場にいない人物が出てくるミスもあるが)。

今作の彼あんなことしておいて生き恥を晒しに来たシーンなどが代表例である。


クリア後編集

本作はエンディングを迎えた後もそのデータでフリーミッションで遊ぶことができ、クリア後にしか出現しない超高難易度ミッションもある。

これとは別に「周回プレイ引継ぎデータ」も作成でき、これを用いて周回プレイを行うことができる。ちなみにこちらのデータはクリア後の続きデータをセーブする際に一緒にセーブをすることができ、データの更新ができる。

周回時の特典もこれまでのような周回数が増える毎に特典の倍率が上がっていく方式ではなく、それまでに獲得した総MxPの10分の1を引き継ぎポイントとし、それを利用して周回時の引き継ぎ要素を選択する方式となった。本作では獲得経験値や資金が2倍になるといったボーナス特典も用意されている。周回特典を利用するかは自分で選ぶことができるため、一切の引き継ぎ無しで次の周を始めるといったこともできる。また強化パーツも入手したものをMxPが許す限り引き継ぐことが可能で、周回を重ねることで1度のプレイで1個しか入手できないようなものでも増やしていくことができる。


本作ではエンディングを迎えても判明していない謎が多数残されており、DLCを適用しているとエンディング後の物語が描かれるがそれでもまだ事態が解決しきれておらず、更にDLC組をこの世界に呼び込んだ「何者か」の正体も未だ不明なことから、更なるDLCかスーパーロボット大戦Tの「エキスパンションシナリオ」のような続きのストーリーが来るのではないかと予想されていた。

そして2022年4月13日のスパロボチャンネルにて、ドライクロイツ最後の戦いが描かれる追加シナリオ「エクストラチャプター(全6話)」が同年4月20日に配信されることが発表された(追加シナリオは無料アップデートに含まれているため、「エキスパンションパック」を購入しなくてもプレイできる)。

なお開始前に警告が出るが、エクストラチャプターを始めると以後は全て緊急ミッション扱いとなって他のエリアミッションを選択できなくなり、クリア後も未クリアのミッションやフリーミッションを選べずに「周回プレイ引継ぎデータ」の作成しかできなくなる。引継ぎに備えて稼いでおきたい場合はエクストラチャプターを始める前にやっておく必要がある。


また、ハードモード以上でエクストラチャプターの最終話まで進めると戦闘前に選択肢が出現し、それにより強化されたラスボスと戦うことができる。

HP、装甲、攻撃力が大きく強化され、イベントでのHP低下量も減少するので、底力レベル9の効果もあって恐ろしいまでの硬さを持ち、特にリソースに上限のあるスーパーエキスパート+では超強敵。

本作最大のチャレンジ要素でこの状態のラスボスを撃破しても何かが変わるわけではないが、腕に自信があるなら挑戦してみよう。


スーパーエキスパート+編集

近年のゲーム業界ではすっかりおなじみとなった特殊最高難易度。

ゲームスタート時にしか設定できず、開始後の変更は不可

公式でも周回プレイデータで始めることを推奨しており、1周目では普通に詰みかねず、余裕をもって遊びたいなら3~4周はした周回データが欲しい難易度となっている。

なお、選択には「エキスパンションパック」の購入が必要。


スーパーエキスパート(※1)の内容に加えて、以下の過酷な特殊ルールが追加される。

  • 敗北条件に常に「いずれかの味方ユニットの撃墜」が追加
  • 全滅プレイ禁止(※2)、戦線ミッション、哨戒任務も消滅
    • 自軍強化のリソースが有限
  • ステータスアップ系スキルプログラムの生産禁止(※3)
  • 修理・補給による経験値を獲得できない
  • 敵フェイズ時に他者から精神コマンドを掛けて貰うことができなくなる(※4)
  • 強化に必要な各種リソースの大幅増加
    • パイロットのレベルアップに必要な経験値が500→4000
    • 20段階フル改造までの必要費用が約8倍
    • AOSの最大アップデートまでの必要MxPが約6倍(強化パーツ生産は4倍)

※1:部隊名決定のミッションまでは敵の強さはハードモードと同じ

※2:ゲームオーバーの際、リトライできずに直前のインターミッションに戻される

※3:全く手に入らないわけではなく、生産以外の手段での入手は可

※4:先見・感応・信頼・友情・祝福・応援・希望・補給・期待が該当。自身にかけることは可能


パッと見ると旧シリーズのシステムに近くなっているが全滅プレイ禁止によりリソースに上限があるのが似て全く非なる点。

目一杯資金を引き継いでも満足に強化できるユニットはかなり限定されるので、無計画に改造を施すと後で泣きを見ることになる(仮に隠しユニットやDLCも含めた全ユニットを20段階改造する場合、AOSアップデートの改造コストカット適用込みで必要な資金は約15億程度)。

精神コマンドの幸運や努力はもちろん、リソースを増やす効果を持った強化パーツの重要度が大幅に増している。データ引継ぎの際はこれらの強化パーツは優先して引き継ぎたい。

「MxPコンバーター」や「ゲインメーターCREDIT」といった移動したマスに応じてリソースを獲得できる強化パーツを用いた稼ぎは本モードでも非常に有効なので、使用に抵抗がなければこれを利用した稼ぎも行うと良い。


しかしてこれらを乗り越えてゆくと、ゲーム中で超強力な新規強化パーツを10個獲得できる。

それらの強化パーツは周回時に別のモードへの引継ぎが可能である。


声優について編集

今までのスパロボシリーズでは逝去・引退した声優がそれ以前に音声を収録していた場合は基本的にライブラリ出演(映像作品で後任が起用されたブライト・ノアを除く)という方式を長らく徹底していたが、本作ではその縛りが一部緩和され、『Vガンダム』のオデロやマーベットが『Gジェネレーション』シリーズ準拠となったり、担当声優が諸事情で芸能界から一線を引いた『マジンガーZ/INFINITY』のあしゅら男爵(男)にゲーム独自の新たな代役が起用される事となった。

『新』でしかボイス収録がされていなかった上に声優が亡くなっているクロノクル・アシャーは声がどうなるのかと心配されていたが、Gジェネシリーズの方で収録されたボイスの流用も合わせて無事ライブラリによる対応となった。

小説作品故これまで映像作品等での出演が無く、担当声優も亡くなった『覇界王』での戒道幾巳だが、本作ではガオガイガー監督の米たにヨシトモ氏直々の指名により斎賀みつき女史が担当する。


余談編集

スーパーロボット大戦V」では「Vの付く作品が殆ど出ていない」と言われていたがこの作品には

超電磁ロボコン・バトラーV

超電磁マシーンボルテスⅤ

Z-MSV

M-MSV

機動戦士Vガンダム

サクラ大戦Ⅴ

と「V」の付く作品が6作出ている。

その為、「この6つのVで「XXX」を表現しているのでは?」と言われていたりする。


本作から円谷作品が参戦したが、スパロボでその作品と因縁深いあの男は登場しなかった。しかし、本作の各参戦作品の中には彼を想起させる要素が多く登場している。

エルネスティ:別世界へ転生したマニア。

C.C.:前世の記憶(通称:虚憶)の鱗片を見せた。

鉄血のガンダム:悪魔のガンダム利用したことがある。

インフィニティー:因果律に干渉する装置を開発・行使した。

Zシリーズ:過去作関連する用語を言及していた。

等々


2022年4月13日には公式サイトで攻略データが掲載された。

味方の詳細な情報や隠し条件なども記載されているが、敵関係の情報は記載されていない。

また、一部没データと思わしきものもある。


販売がバンプレストからバンダイナムコゲームス(現:バンダイナムコエンターテインメント)に移り、第3次の頃から使われていたものの、第2次Z再世篇を最後に使われることのなくなったバンプレストロゴのジングルが(バンプレストロゴではないものの)久しぶりに使われている作品でもある。


関連動画編集

PV編集

第一弾


第二弾


第三弾


DLCPV編集

第一弾


第二弾


エキスパンションパック


関連タグ編集

前後のシリーズ編集

前作本作次作
スパロボTスパロボ30

個別編集

永井豪:タイトルの30の部分の題字担当


シリーズ名&対応機種編集

スーパーロボット大戦シリーズ PlayStation 4 Nintendo Switch Steam


展開中のアプリ作品編集

スーパーロボット大戦DD


その他編集

スーパーロボット大戦OGs:シリーズ15周年記念になる予定だった作品。こちらもエンディング後に異世界から新たな敵勢集団が姿を現した事で戦いが激化する形に終わったという共通点がある。完全決着は後日発売された続編で描かれた。


外部リンク編集

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