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その時代、人は退廃の中にあった

外宇宙への進出は頓挫し、退廃と諦めが支配する世界で

人類は自らと地球の存在意義を懸けた戦いに巻き込まれる


概要

2019年3月20日発売のスーパーロボット大戦。事実上平成最後のスパロボ作品でもある。

前々作Vから始まった王道単発スパロボシリーズの第3弾であり、VXT三部作の完結作品でもある。

Z以降の作品では珍しく並行世界による世界観の分裂がなく、一応「異世界」としてバイストン・ウェルセフィーロが存在するのみ。


スーパーロボット大戦X』に続くPlayStation 4第4作にしてシリーズ初のNintendo Switch作品となる。

今回はPlayStation Vitaでの発売なしなので注意されたし。


V以降の非ロボット枠に加えてファン待望のレイアース参戦やガオガイガー復帰が特徴。

一方でガンダムシリーズの新規参戦無しという逆方向のサプライズもあった。

また、ガン×ソードが据え置き初参戦となるがあの悪夢からまさかのぴったり10周年である。

なんだっていい!原作ファンに詫びを入れるチャンスだ!


また、マジンガーZが久しぶりに「真」版ではなくなった。そして劇場版のINFINITYとしての参戦となり、甲児らは成長した姿で登場することになった。

その為、今作ではスパロボ御三家が長年の戦友となっておりプレイヤー達と共に歩んできたスパロボの歴史を象徴する様なシナリオもDLCで配信されている


参戦作品

復帰作品やHD機初参戦作品は、スパクロに既に参戦している場合あり。

:完全新規参戦・CS機初参戦 :据え置き型ゲーム機初参戦 :HD機初参戦 :前々作以前より復帰 :機体のみ参戦


※機体のみ参戦など、特記すべき点は判明したら追加のこと。

参戦作品備考
無敵ロボトライダーG7天獄篇より復帰
わが青春のアルカディア 無限軌道SSX完全新規参戦
聖戦士ダンバイン
聖戦士ダンバイン New Story of Aura Battler Dunbine今回はキャラも参戦
★・機AURA FHANTASM作品表記なし(※)
装甲騎兵ボトムズ天獄篇より復帰
☆・◎・機装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー再世篇より復帰
装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル天獄篇より復帰
機動戦士Zガンダム
機動戦士ガンダムZZ
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン
機動戦士クロスボーン・ガンダムVより復帰
機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハートVより復帰
機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
機動武闘伝GガンダムOEより復帰
トップをねらえ!天獄篇より復帰
勇者特急マイトガイン
勇者王ガオガイガーBXより復帰
魔法騎士レイアース完全新規参戦
カウボーイビバップ完全新規参戦
機動戦艦ナデシコ The Prince of DarknessVより復帰
真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日Vより復帰
★・機ゲッターロボ大決戦!作品表記なし(※)
マジンガーZ INFINITYスパクロより正式に昇格
☆・◎ガン×ソード学園以来約10年ぶり・据え置き初参戦
楽園追放 -Expelled from Paradise-完全新規参戦

※:PV第2弾で真ゲッタードラゴン(真ドラゴンに非ず)、ヴェルビンが確認された。


世界観

本作世界の年号は新宇宙暦(NUE)と称される。

地球圏の統治は第13回ガンダムファイトで優勝した日本国が、4年の間担当している。

なお、素行の悪いガンダムファイターが起こした問題などによりガンダムファイトの次回大会開催については無期限の休止が検討されている。


黄金の時代と黄昏の時代

新宇宙暦100年頃、人類は次なる繁栄を外宇宙に求め、そこへの進出に積極的な姿勢を見せていた。これを黄金の時代と呼ぶ。

しかし、その外宇宙への進出が宇宙怪獣等の脅威により失敗し、それにより人類の生存圏が太陽系内に押しとどめられた末

情熱を失った人類の心が荒み、地球が様々な騒乱の舞台と化して退廃の一途をたどる事となった。

これが黄昏の時代とも称される、現代の新宇宙暦の世界の現状である。


3人の英雄

地球に巻き起こる騒乱を終わらせるために、3人の英雄が現れた。


若干15歳にして、地球連邦軍の秘密兵器であるモビルスーツ・ガンダムを操縦した少年、アムロ・レイ


亡き祖父から巨大ロボット・マジンガーZを託され、正義のために戦った少年、兜甲児


空陸海、3つの地形に対応した形態に変形合体する巨大ロボット・ゲッターロボを駆る3人の若者達のリーダー、流竜馬


彼らは一年戦争において、強襲揚陸艦ホワイトベースを母艦としたチームに属し

ジオン公国軍と果敢に戦い、戦争を終結へと導いた。その活躍は多くの人々の希望となり

更には彼らに憧れを抱く若い世代も現れる程であった。

戦後、彼らは離れ離れになるが、アムロはその力を恐れた連邦軍上層部によって幽閉。

竜馬は謂れのない罪状で犯罪者として投獄され、甲児はパイロットを引退して科学者の道を進んでいる。


オーラバトラー事件

世界の年号が新宇宙暦となる遥か昔。

今からおよそ700年前に、バイストン・ウェルと呼ばれる異世界から

オーラバトラーと呼ばれる人型機動兵器を有する軍勢が現れた。

その軍勢は地上、即ち地球を支配しようする側とそれを阻止しようとする側に分かれ

当時の地球の国家を巻き込んだ大きな戦いへと変貌していく。

しかし、戦いの終盤に全てのオーラバトラーが地球上から突如して姿を消す。

これによりオーラバトラーに関する全ては歴史の闇に消え去り、当時を窺い知る物は

現在、何一つとして存在していない。


宇宙海賊と賞金稼ぎ(カウボーイ)

黄昏の時代が引き起こした退廃の中で、黄金の時代の頃の情熱を忘れずにいる者達がいる。

それが宇宙海賊であり、何物にも縛られない自由を貴ぶ存在である。


そして、退廃の中に蔓延る犯罪者を捕まえ、その日の糧を得る者達もいる。

それが賞金稼ぎ(カウボーイ)であり、彼らも宇宙海賊と同じように自由を貴ぶ存在である。



バンプレストオリジナル

主人公機は天神英貴、特務三課課員は西E田がデザインを務めている。

天神氏は特務三課課長ヒロスケ・アマサキのボイスも担当(シリーズ初のオリジナルメカデザイナーがオリジナルキャラのCVを担当)。

ティラネード&特務三課

生産形態試作機
全高/重量17.8m/49.6t
開発VTXユニオン プロジェクトTND
所属VTXユニオン 特務三課
パイロットサイゾウ・トキトウ(サギリ・サクライ)、ラミィ・アマサキ

巨大複合企業VTXユニオンの「プロジェクトTND」で開発された試作機。

高い出力を持ち空戦能力に優れる。

統合戦術支援機キャリアクスとの連携を前提としており、携行困難なサイズの火器は同機から射出される


サイゾウ・トキトウ

CV:草尾毅

VTXユニオン特務三課主任。業務遂行に命を懸けるが、それ以外は無頓着。

PV2ではワイルドなサラリーマンと紹介されている。


サギリ・サクライ

CV:庄司宇芽香

可憐な容姿に加え、天才的な操縦技術を持つ女性。マイペースで給料とボーナス目当てと公言する。

PV2ではサイゾウ同様主任と紹介されている。

立場は主人公選択で変わる(選ばなかった方が特務一課所属になり、一課から与えられた機体がゲシュペンストという設定)。


ラミィ・アマサキ

CV:加隈亜衣

特務三課に配属された真面目な新人社員。

軍事大学を飛び級で卒業した才女であり、ティラネードのコ・パイを務める。

課長の娘でもある。


メリル・スパンナ

CV:相沢舞

PV2で登場。マグナ・ビーム・ランチャーの射出を行っている。


エイミス・アーネスト

CV:大空直美

特務三課課員。


ヒロスケ・アマサキ

CV:天神英貴

特務三課の課長。

ラミィの父親でもある。


ダイマ・ゴードウィン

CV:江原正士

VTXユニオンの社長。


エイム・プレズバンド

地球連邦政府議員で、ダイマ社長の友人。

自軍部隊・T3の結成にも大いに関わった。


ゲシュペンスト

今回のスペシャル参戦枠。PV2では主人公が搭乗している。例によって早期購入特典で序盤から使用可能。

サギリの項にあるように選ばなかった方の主人公が特務一課所属になり搭乗する。


UND

本作のオリジナル敵勢力。

様々な星から戦闘員をスカウトし、自軍の兵として使役する巨大な民間軍事会社。



関連動画

第二弾PV


エキスパンション・パック

2019年6月27日には、事実上のファンディスクにあたる有料DLC「エキスパンション・パック」の配信が開始された。

シナリオは本編終了後の新たな敵「アートルム」との戦いを描いた後日談となっている。

周回プレイなどをやりこんだヘビーユーザー向けで難易度が高めになっており、敵が序盤の雑魚でレベル100という驚異的な強さとなっている(通常の難易度で全滅プレイなどを使わずに普通にクリアしていれば、大体プレイヤーのレベルは80~90くらい)。

プレイするにはクリアデータが必要であり、クリア時のレベルや改造段階、資金などは引き継げるが、おそらく複数回クリアして資金などを貯めないと苦戦は必至と思われる。


また、本編ではスポット参戦だった過去2作の主人公たちが本格参戦し、VXT三部作のフィナーレを飾る夢の共演が実現する。


余談

寺田貴信プロデューサーが自分を連想させるということで避けてきた『T』が入ったタイトルのスパロボ作品。

『うますぎWAVE』620回にて『T』というタイトルは仮称として提案したのがそのまま通ってしまったと発言。

やはり「命を懸けて護るべき故郷―それは、地球(TERRA)だ。」(寺田ではない)というキャッチフレーズ含めて、ネタにされている(ファンからしたら寺田Pを守りたい人も多いだろうが。上記のラジオにてこのキャッチフレーズも仮に言ったものが通ってしまったことを発言)。


また本作は、新規参戦を果たしたキャプテンハーロックを演じた井上真樹夫氏の遺作となった。

そのことについて寺田Pが語っているブログ記事


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