ゲッターロボ大決戦!
げったーろぼだいけっせん
ゲッターロボ大決戦! とは、バンダイビジュアルから発売されたシミュレーションRPGである。
基本的にはスーパーロボット大戦などにおけるシミュレーションRPGと同じ。各作品のゲットマシンやスーパーロボットに好きなキャラクターを乗せることができ、アニメや漫画では見られないゲッターチームを作ったり、勿論原作再現も可能である。
このゲーム独自のシステムとして「合体シミュレーション」があり、プレイヤーの分身である主人公はこれに合格しないとより強いゲッターに乗ることができない。教官は竜馬が務めており、合体に手こずっていると「何してやがる!」「もたもたするな!」と罵声を浴びせてくる。
ゲッターロボから真ゲッターロボまでの(主に漫画版の)ストーリーをもとにしたオリジナル。各作品のスーパーロボットを共演させるために竜馬、隼人が成長してから登場するはずの號たちが青年時代の初代ゲッターチームに合流したり、武蔵やランバートなど本来なら死んでしまうキャラクターとも最後まで一緒に戦うこともできる。全21話22ステージ(6話のみ前後編のため)
主人公(男)
初登場時はBT(ビィート)T23に乗っている。メカの操縦に弱く「合体シミュレーション」に合格しないと高レベルのゲッターに乗せてもらえない。そのためか自身よりも後に研究所に来たハヤトや武蔵を「先輩たち」と言っている。あまりストーリーに関わってこないが重大な決断を迫られることもあり、かなり信頼されている模様。ちなみにデフォルト名は「アキラ(商品取扱説明書より)」である。
主人公(女)
デフォルト名は「ケイ」。漫画「ゲッターロボ號」に登場する南風渓が元になっている。
名前を「げんき」にすると、真ゲッター1のみOVA仕様に変わる。
早乙女博士にゲッターロボのパイロットとして半ば無理やりスカウトされる。人並み外れた強靭な肉体を持っているのは相変わらずのようだが、父の跡を継いで狂人空手の達人になっているかは不明。
自身がかよっている高校の校舎で大臣の暗殺を計画していたところを竜馬にスカウトされる。その際に恐竜帝国の襲撃を受け、そのまま竜馬によって無理やりジャガー号に乗せられてしまう。気が動転しながらもメカザウルスを撃退し、その後はゲッターチームの一員として活躍することを決意する。原作と異なり、青年期に號たちが合流するためゲッターロボ號のプロトタイプの設計や幼少期の翔との関わりはない。
2話から登場。相変わらずメカの操縦は得意ではない。ストーリーの展開上ゲッターロボG完成までの時間稼ぎや恐竜帝国殲滅のために自爆することはない。
初代ゲッターチームの紅一点。初登場時から初代コマンドマシンではなく、二代目にあたるレディコマンドに搭乗している。実はこのゲームのダークホースで、あるレベルから一気に能力が高くなる。
余談だが、彼女の兄にあたる達人がゲーム中盤で話すシーンが存在、つまり達人が生きていることが確認できる。途中退場するキャラクターも最後まで生き残るこのゲームならではの対応と言えよう。
1話のみベアー号のパイロットとして登場。その後は主にゲッターロボや地球の危機について説明するポジションになる。
3話から登場。ゲッターロボGのテストパイロットとして沖縄の生産工場でゲッターチームを迎えていたが、その際一緒にお披露目するはずの量産型ゲッターロボが恐竜帝国に乗っ取られていたためそのまま戦闘に突入、Gの初陣は彼と研究所の所員での緊急出動となる。合流後も武蔵が生きているためか、キャラがかぶると嘆いているらしい。
橘研究所所属のゲッターチーム。
地底魔王ゴール
かつて地球を支配していた爬虫人類の王。最初のボスキャラクターにあたる。他のシリーズと異なり武蔵を殺すことはできなかったが、恐竜帝国においていかれることもなかった。
ブライ大帝
漫画版同様ゴールに引導を渡し、百鬼帝国を従え世界征服を始める。本作ではウザーラを百鬼帝国が完成させており、百鬼帝国で設計開発させたのか、アトランティス人から何かしらの経緯で手に入れたかは不明(そもそも本作ではアトランティス人についてのセリフや話がない)。
プロフェッサーランドウ
基本的には原作と同じだがゲッター線研究者という設定が付け加えてあり、バックボーンに恐竜帝国がついていない、隼人との因縁もないなど、かなり変更がなされている。