大道剴は、漫画及びアニメ『ゲッターロボ號』やOVA『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』に登場するキャラクター。
本項ではOVA『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』に登場するガイについても記述する。
概要
一文字號、橘翔とともに新生ゲッターチームのパイロットを務める青年。乗機は主にゲッター3(ゲッター剴)、ゲットマシン3号機。
『ゲッターロボ號』版は漫画とアニメで容姿や性格が大幅に違い、『世界最後の日』版や『真対ネオ』版は漫画版に近い。
各媒体での違いについては以下の項で記述する。
各作品における剴
アニメ版ゲッターロボ號
イラスト右側の人物
声優:神谷明
ネイサーのパイロット訓練生の一人で、生真面目な堅物。ゲッター3号機乗りには珍しく引き締まった痩せ型の体型をしている。
初期はバトルヘリでゲッター(改造前)の支援を行っていたが、第12話でゲッターが合体可能になってからはゲットマシン3号機及びゲッター剴のパイロットとなった。
剣道が得意で、一人称は『自分』、ガチガチの軍人口調で話す。「見た目より繊細な性格で、入れ込みすぎて実力を発揮出来ない」と評価される、真面目過ぎて不器用な性格の持ち主。人付き合いが下手過ぎて弟の大道哲とも不仲に陥っていたが、仲間を通して和解する。海水浴の時には兄弟揃って赤い褌を当然のように着用。
ことわざや故事成語を引用する事が多く、一文字號が親父ギャグで返事するのが毎度のパターン。
とある回ではかつて演じたキャラクターに負けない雄叫びを上げ、メタルビーストを撃破した。
「トマフォオオオオク!ブウウウメラン!!」
漫画版ゲッターロボ號
イラスト左側の人物
ネイサーのメカニックマンで、ゲッターに深い愛情を注ぐがっしりとした体型の巨漢。
性格は明るく、従来の3号機乗りたちと同じく三枚目の役どころが多い。ゲッター3(アニメにおけるゲッター剴)の出番が少ないのも従来通り。元メカニック故にゲッターのダメージに敏感で、機械音の僅かな相違だけで異常を察知することができる。
アラスカ戦線での戦いを終えた後、日本で「本当のゲッターロボ」に乗り込んだが、ゲッターの力とそれが齎す殺戮を目にした事で発狂。真ゲッターを破壊するため機体内部で自爆を敢行し、瀕死の重傷を負ってしまう。更に真ゲッターの自己修復に巻き込まれて無惨な姿と化すが、ゲッターと一体化したことで宇宙の真理に到達する。最期は穏やかな表情でロシアが核ミサイルを発射しようとしていることを警告。そして「破滅を食い止められるのはゲッターだけだ」と號に語り掛け、機体の腹部に取り込まれて消滅した。その後同じく真理に到達した號の元に早乙女博士らと共に現れている。
ゲッターロボアークには登場していないが仮に漫画版ゲッター名義で参戦するならネオゲ版と同じく桜井敏治氏が演じると思われる。
真ゲッターロボ 世界最後の日
イラスト中央の人物
声優:松本保典
名前の表記は『ガイ』となっており、フルネームで呼ばれることはない。
崩壊した日本で、ゲッター線汚染の残る地上の調査を行うために弁慶、ケイとともに地上に出た青年。
温厚な性格で争いは好まないが、一度切れると手が付けられないところも。
父がかつてゲッターの整備に携わった名メカニックであったことからゲッターに関する知識は豊富で、パイロットの傍ら真ゲッターの整備も務める。
弁慶を『大将』と慕い、その娘であるケイにほのかな想いを寄せていたが、ケイがゴウに惹かれるようになると自ら身を引いた。
搭乗機は真ゲッター3及び真ゲッターポセイドン。当初は経験不足から上手く乗りこなせていなかったが、徐々に持ち前のセンスを発揮していく。
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
イラスト右側の人物
声優:桜井敏治
気さくで生真面目な巨漢で、ネオゲッター3及び真ゲッター3のパイロットを務める。
何かにつけ衝突する號と翔をなだめる調整役としての性格が強いが、時には號をからかうこともある。
第1話時点で既に翔とともにゲッターのパイロットだったので、前歴は不明。
最終回EDで数十杯のラーメンを平らげる姿が描写されており、見た目に違わず大食漢であることがわかる。
関連タグ
わかるマン…宇宙の真理に到達したため。