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姫柊雪菜

ひめらぎゆきな

ライトノベル「ストライク・ザ・ブラッド」のメインヒロインでありもう一人の主人公。
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「いいえ、先輩。私たちの聖戦(ケンカ)です!」


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プロフィール編集

学年彩海学園中等部3年生(聖殲篇)→高等部1年生(終焉篇)
誕生日1月7日
年齢14歳15歳
星座山羊座
身長156cm
スリーサイズB:76(C60)/W:55/H:78
血液型A型
資格攻魔師資格(国家1種)
特技霊視、近接戦闘
好きなもの暁先輩にもらったネコマたん
CV種田梨沙

※電撃文庫「ぶっちぎり!フェア限定キャラしおり」より。

概要編集

政府機関「獅子王機関」に所属する見習い剣巫(けんなぎ)の少女。世界最強の吸血鬼 第四真祖こと暁古城の監視、場合によっては抹殺を任務とする。


容姿編集

ストライク・ザ・ブラッド临摹雪菜

黒髪セミロングに黄色い目、色白美少女。書籍版では第2部から頭頂部にアホ毛が描かれるようになった。


体格は比較的小柄で華奢だが儚さはなく、程よく鍛えられて引き締まった身体をしており、全体的に猫のような印象。

胸のサイズは設定上ではCカップだが、身長に対して数字が小さいので、見た目はBカップと変わらない。身近に胸の大きな女性が多いためか(浅葱紗矢華など)、胸が小さいのを気にする描写も多い(地の文でも胸の谷間について「ささやかな膨らみの狭間」と評されている)。アニメ版では書籍版よりも大きめに映り、谷間も深めなどかなり盛られている。


書籍版での表紙は全て彼女の制服姿で飾られているなど、作中では制服以外の姿でいることが少ない(戦闘シーンも制服姿が大半)。そのためpixivに投稿される彼女のイラストもほとんどが制服姿である。



性格編集

生真面目で礼儀正しい性格。比較的素直だが、一度怒ると人の話を聞かなくなる堅物でもある。特殊な環境で育ったためか、常識は有るが世間慣れはしていない。使命感や責任感が人一倍強く、絃神島へ派遣される前は口数も少なかったため、獅子王機関に所属する友達からも「孤高」や「模擬戦中の顔が恐い」と評され、周りから少し浮いた存在だった。


怠惰な第四真祖の監視任務を続けるうちに、優しさや面倒見の良さ、完璧に見えて少し抜けている面などを見せ、周囲に心を開くようになる。反対に(絃神島や一般人を守るためとはいえ)何度も第四真祖に血を与えるなどの背任行為を重ねてしまったことなど、任務と自分の感情の狭間で苦悩する場面も多くなる。


既に高校卒業レベルの学力が有り、攻魔師としての知識も豊富など頭脳面でとても優秀だが、どちらかというと深く考えるより先に行動するタイプ。さらに古城絡みとなると冷静さや自信を失い易い。そのため頭脳派でどんな状況でも最後まで諦めず、常に先や裏を読んで最善手を迷わず選べる度胸を持った浅葱のことを、最大の恋敵ということを差し引いても格好良いと思っている。


同年代の女子と比べると流行やファッションなどには全般的に疎いが、マスコットに目を光らせるなど年相応の少女らしい面も覗かせる一面も。

本人は上手く隠しているつもりだが、軽度の高所恐怖症で飛行機や展望台などに対して苦手意識を持っている。


監視対象である古城に対しては時折苦言を呈したりこそあれ、現在では互いに信頼を寄せる良きパートナーといった間柄であり、恋愛の方面でも彼に好意を抱いているような描写が見受けられる。しかし、古城がそういった方面に疎い影響で無神経な言動を取られることもあり、その時には顔から一切の表情が失せ、冷徹な声でその言葉を繰り返したりする。


また、嫉妬心などは別にして、古城に彼への恋愛的なアピールをスルーされたり気付かれなかった女性キャラクターに同情し、気付かない古城に呆れた視線を送ることもある。また、古城が浅葱に対しては名前で呼ぶのに自分は未だに名字で呼ぶことに関して不満を抱いており、聖殲篇終盤では自分から頼んで名前で呼ばせた。やっと念願が叶ったと思いきや、その後また名字で呼ぶようになったためガッカリしている。


アニメ版では20年後の未来の可能性として古城と結ばれ、「零菜(れいな)」という1人娘を儲けている世界も存在。未来の雪菜は直接は姿を見せないが零菜の口ぶりからして生真面目で堅物なので、一度怒ると人の話を聞かなくなってしまう性分は相変わらずのようである。



戦闘能力編集

雪霞 (2014/2/22)センシティブな作品

魔力無効化機構を備えた霊槍「雪霞狼(せっかろう)」により相手の魔術的な力を無効化できるほか、防御を無視して相手の体に直接衝撃を伝えるなど魔術と一体化した接近戦闘を得意とする。


雪霞狼について雪菜は無人島包丁代わりにしたり、デリカシーの無い古城への鉄拳制裁に利用するなど、常に肌身離さずギターケースに入れて持ち歩いている。

獅子王機関から第四真祖の監視のために貸し与えられたため、彼女にとっては監視役としての自分と監視対象の古城を繋ぎ留める大切な存在となっている。そのため成長した自分の霊力に雪霞狼が耐えられず自壊して折れてしまったときは、自分が古城の傍に居られる唯一の理由を失ってしまったと思い込み、絶望を隠せなかった。


第一部終盤で雪霞狼には使用者の霊力を徐々に高めていき、やがて人間よりも高次元の存在「模造天使」に進化させ、現世から消滅させてしまうという危険な副作用があることが判明。雪菜と雪霞狼の相性が良すぎたことも手伝って、獅子王機関の予想よりも早く天使化が進んでいた。

古城の傍を離れたく無かった雪菜は進化一歩手前までそのことを隠していたが、絃神冥駕との戦いで古城が目の前で致命傷を負ったのを見て霊力が暴走。暴走は鎮まるが、雪霞狼を使用して監視役を続けることは困難になってしまう。その後、余剰な霊力を放出し人間の状態を維持するために、古城の肋骨の欠片を材料にした指輪型の魔具を獅子王機関から渡される。古城に左手の薬指にはめてもらい、古城と霊的パスを結んだ事で1人目の血の伴侶となる。

霊力を最大限引き出している時の彼女の背中には白い翼が現れ、全身も眩く輝いているため、それを見た古城や獅子王機関の友人たちは大きく驚いていた。


眷獣編集

霊媒としては現在「”獅子の黄金”(レグルス・アウルム)」「”龍蛇の水銀”(アル・メイサ・メルクーリ)」「”水精の白鋼”(サダルメリク・アルバス)」「”夜摩の黒剣”(キファ・アーテル)」の四体の眷獣を古城が掌握するきっかけとなっている。


人間関係編集

監視対象である第四真祖にして先輩。

怠惰に振舞いながらも目の前の理不尽に目を背けず身一つで立ち向かう彼に好感を抱き、共に戦ううちに好意を抱いていく。しかし愛情が増せば増すほど、彼の不用意な言動や行動に厳しく対応している。


古城の妹で自身のクラスメイト。

転入後はマンションの隣人ということもあり自宅で夕食を共にするなど、後にクラスメイトとなる叶瀬夏音も含めて親友のような関係になったが、聖殲編では古城の頼みもあり、自身の素性を知られないよう振舞うなど隠し事も多かった。


高神の杜時代のルームメイトで、周囲から少し浮いていた自分を実の妹のように溺愛してくる攻魔師の先輩。抗魔師としての実力では「五回に一回勝てるかどうか」と高く評価し尊敬しているが、古城絡みの暴走に冷たい視線を向けたり、自分への過保護な態度にドン引きしたりするなど、手のかかる姉のような扱いをしている。


古城の友人で自身の先輩。

古城を巡るライバルだが、古城のついでに普段から何度も顔を合わせているため、互いの良いところや可愛いところも全て知っている仲。古城からの扱いに対して、たまに羨ましがってもいる(ピアスや名前の呼び方など)。


古城の親友で自身の先輩。第四真祖の真の監視役。

第四真祖絡みの事件で何度も知らないところから助けられていたが、普段は自分と古城のやり取りを毎回のように茶化されるだけだったため、途中まで彼の正体を知らなかった。


雪菜以前の雪霞狼の使い手で剣巫。

雪菜にとって彼女は命の恩人である。


自身とは別個の古城の監視役。

真賀斎禍子に操られる形で戦う形で邂逅し、以降は古城を取り合って互いにライバル心を剥き出しにしている。


ネタバレ・余談編集

ネタバレ編集

獅子王機関が彼女を絃神島に派遣した本当の目的は、第四真祖に血の伴侶を与えるため。彼女自身は常に「第四真祖の監視役」を自認しているが、獅子王機関の上層部の思惑や、真祖の実態などに詳しい人物達から監視役として扱われたことは一度も無く※)、常に第四真祖の「愛人」「」「」「伴侶」などと呼ばれている。


彼女は始めから自分が第四真祖の嫁になることを目的に派遣されたことを知らない(当人の性格から事前に告知すると任務拒否されてもおかしくないため)が、


  • 本来は戦闘職でまだ見習いの彼女を監視役という工作員にした明らかな人選ミス
  • 第四真祖の暮らすマンションの隣室を活動拠点として用意するという不用意さ
  • 顔と名前を覚えられるかもしれない第四真祖の妹のクラスメイトにしたこと

など始めから遠目からの監視や抹殺という工作活動ではなく、第四真祖に正面から接触させ、離れられなくするという意図が丸見えである。


※主な例∶矢瀬基樹ヴァトラーアルディギア国王絃神冥駕など。


余談編集

その任務内容や所属組織から読者や、監視対処の古城からは「国家公認ストーカー」とも称されている。

劇中では、多数の登場人物からストーカー呼ばわりされている(本人は任務のためと弁明しているが、やっていることは変わらない)が、尾行スキルは素人の領域で特に周りを警戒していた訳でもない古城にもあっさりバレた(剣巫の役目は戦闘が主なので苦手分野だったと言える)。自らの素性をバラして以降は開き直って堂々と傍にいるため、周りの男子から古城に対して大量の嫉妬の眼差しが向くことになった。ちなみに古城が自宅に1人で居る時も、常に式神に見張らせている(プライバシーは守っているとのこと)。

最近では古城と他のヒロインたちとの絡みなどからほんの少しずつだがヤンデレっぽい側面も出てきた。


外部出演編集

2014年7月24日実施のアップデートによりプレイヤーキャラとして参戦。


関連イラスト編集

パンチラや下着姿など、きわどい構図のイラストが多いため注意。

姫柊 雪菜Yukina Himeragi Strike the bloodセンシティブな作品姫柊雪菜

ストライクな雪菜さんセンシティブな作品雪菜ちゃんセンシティブな作品


関連タグ編集

ストライク・ザ・ブラッド 電撃文庫FIGHTINGCLIMAX

暁古城 暁零菜 雪霞狼 巫女 槍使い 愛猫家 黒髪金眼


素直 生真面目 天然ボケ かわいいは正義:良く言えば。

ヤンデレ:悪く言えば。


ブルーヒロイン 戦うヒロイン もう一人の主人公 チョロイン ラッキースケベ:彼女に当てはまる属性。



繭(selector)中の人繋がりのヒロイン。ただしこちらはラスボスにして哀しき悪役である。


カティア・グリニャール外の人繋がりのヒロイン。容姿だけでなく性格も似ている。ただしこちらは主人公より歳上である。


小津麗/マジブルー外の人、ブルーヒロイン繋がり。「家事が得意」「ブルーヒロイン」「しっかり者で、優しく礼儀正しい性格」「怒らせると怖い」「メンバーの中にホワイトヒロインがいる」「パンチラに定評がある」「最終的に相思相愛になった男性と結婚した」等、共通点が多い。総じて戦隊版雪菜とも言える。

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