概要
世界に3本しかない秘奥兵器で、正式名称は七式突撃降魔機槍(シュネーヴァルツァー)※。使用者は姫柊雪菜。
"神格振動波駆動術式"を刻印されており、魔力を無効化し、ありとあらゆる結界を斬り裂く破魔の槍。魔族にとっては天敵ともいえる凶悪な武装であり、吸血鬼の真祖をも殺し得ると云われている。ただし、武器の核として古代の宝槍の一部が使用されているため、量産が利かない。変形機構を有しており、通常は半分以下の長さに縮めて運搬される。
第四真祖・暁古城の監視役を務めるため絃神島に来る際に獅子王機関より貸与されたが、使い手である雪菜自身の霊力が強くなり過ぎたことで負荷に耐え切れず一度自壊してしまい、未来からの介入によって耐久性諸々の性能を上げる形で修復された。
※シュネーヴァルツァー(Schneewalzer)とはドイツで生まれた薔薇の名前で、花弁は白く中心部は淡黄色。ドイツ語で『雪の円舞(英名∶Snow Waltz)』という意味。
詠唱
「獅子の巫女たる高神の剣巫が願い奉る」から始まり、続く式句は状況により変わる。
- 破魔の曙光、雪霞の神狼、鋼の神威を持ちて我に悪神百鬼を討たせ給え
通常戦闘時。
- 雪霞の神狼、千剣破の響きを持って楯と成し、兇変災禍を祓い給え
広域範囲の魔力無効化を行う場合。