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暁古城

あかつきこじょう

三雲岳斗のライトノベル『ストライク・ザ・ブラッド』の主人公。
目次 [非表示]

「ここから先は、第四真祖(オレ)の戦争(ケンカ)だ!」


プロフィール編集

学年彩海学園高等部1年生(聖殲篇)→2年生(終焉篇)
誕生日5月6日
星座牡牛座
身長177cm
特技バスケットボール(中学までは部活動に所属)
CV細谷佳正田村睦心(少年時代)

概要編集

本作の主人公であり、不死身で世界最強の吸血鬼第四真祖』の力を受け継いでしまった少年。


人物編集

容姿編集

青みがかかった銀髪に水色に近い碧眼の少年。普段着は学園の夏服に白のパーカーで、日差しがキツイときにはフードを被っている。背丈は日本人男性の平均身長より少し高め。


性格編集

吸血鬼ながら日中に活動することが多いため気だるいような様子を見せることも多いがその実かなり熱血なところがあり、後輩などに対する面倒見も良い。

また本人は無自覚だが即座の決断力やそれを実行に移す胆力なども備わっている。


とは言え、初っ端姫柊雪菜を助けようとして雪菜のパンツに怯むという残念な一面もある。

また欲情すると吸血衝動に駆られてしまうのだが、それを堪えるたびに鼻血を吹く。このため雪菜などにその理由をすぐ悟られてしまうのだが、劣情が原因であることには変わりないため言い訳できず、絵面的に締まらない結果になることが多い。


ここから先はオレのケンカだ


家族構成編集


中学在学中に遭遇した事件でアヴローラの「血の従者」になった後、絃神島内のマンションに転居している。牙城が世界中を飛び回り、深森がMARの研究所に篭りきりのため、実質凪沙との2人暮らし。


能力編集

「世界最強」の肩書きに恥じず吸血鬼としても特異なレベルの再生能力(完全に首を切り落とされた状態からも数時間で完全蘇生するなど)と強力な眷獣を召喚・使役する能力を有する。

ただし後者に関してはその破壊力が往々にして天災級であり純粋な広範囲・大規模破壊や高威力攻撃の手段には事欠かない反面あまり細かい制御は不得手。そのため、作中では敵を跡形もなく消し去るだけの力を持ちながら周辺の巻き添えどころか絃神島自体を沈没させかねないとして攻撃に移れずにピンチに陥るシーンが目立つ。


眷獣編集

本作の吸血鬼が使役する異界からの召喚獣。古城の場合は全部で十二体存在し、それぞれが非常に凶悪な天災レベルの攻撃力・特殊能力を有している。代わりに加減が利かないものが多く、自身や周囲を巻き込み被害を出す危険も大きいのが弱点となっている。


神羊の金剛(メサルティム・アダマス)編集

順番1番目(プローテ)
姿金剛石の肉体を与えられた大角羊。穢れなき絶対無謬の“神の羊(アニュス・デイ)”
能力自分を傷付けた者にその傷を返す、吸血鬼の不死の呪いを象徴している。宝石の壁で攻撃を吸収、吸収すると同時に宝石の壁は無数の結晶に変化して対象に降り注ぐ。攻撃の威力はそのまま反射される。
霊媒叶瀬夏音
余談「メサルティム」とは牡羊座γ星の名前。「アダマス」はラテン語でダイヤモンドを意味する。

牛頭王の琥珀(コルタウリ・スキヌム)編集

順番2番目(デウテラ)
姿熔岩の肉体を持つ巨大な牛頭神。大地から無限に湧き出る熔岩自体が本体。琥珀色の輝きを放つ全身は身長10メートルを超え、その巨体を超える重厚な戦斧を握っている。
能力熔岩を操作、灼熱の杭で対象を刺し貫く。
霊媒姫柊雪菜の姿を装ったグレンダ
余談「コウ・タウリ」とはラテン語で「牡牛の心臓」を、「スキヌム」はラテン語で琥珀を意味する。

龍蛇の水銀(アル・メイサ・メルクーリ)編集

順番3番目(トリトス)
姿水銀の鱗に覆われた双頭の龍。2体の身体が螺旋状に絡まっている。
能力次元喰い(ディメンジョン・イーター)。次元の壁を超えて空間そのものを破壊する。破壊された空間はこの世から消滅するため、回復不能のダメージを与える。
欠点削り取られた空間から生じた歪みが、地殻や重力にまで影響を与えると、世界規模の災厄を招きかねない。
霊媒姫柊雪菜ラ・フォリア・リハヴァイン
余談「アル・メイサ」とは、元々は双子座のγ星またはε星の名前。「メルクーリ」はラテン語で水銀を意味する。

甲殻の銀霧(ナトラ・シネレウス)編集

順番4番目(テタルトス)
姿全身を分厚い灰色の甲殻で包まれた眷獣。要塞と呼べるほどの巨体だが、甲殻の隙間から覗くのは銀色の濃密な霧だけ。
能力吸血鬼の持つ“霧化”能力を司る。物質の持つ結合力を奪い去り、ありとあらゆる物体を霧へと変える。効果範囲は宿主だけでなく、その気になれば絃神島全域を霧化させ滅ぼすことも可能。
欠点一度霧にされたものが完全に元に戻る保証は無い、という破壊的で傍迷惑な眷獣。
霊媒仙都木優麻煌坂紗矢華
余談「アン・ナトラ」とは、アラビア語で蟹座の中心にあるプレセペ星団のこと。「シネレウス」はラテン語で「灰色」を意味する。

獅子の黄金(レグルス・アウルム)編集

順番5番目(ペンプトス)
姿獅子の姿をした稲妻、爆発的な電力の塊。サイズは戦車を凌ぐ巨体。
能力超高熱、強大な衝撃波、致死的な電磁波などを生み出す戦闘特化の能力。拳に青白い雷を纏わせる、宿主の身体を雷で防護するなど魔力を一部だけ顕現させる器用な使用法もある。
欠点宿主に代わって攻撃・防御の判断が出来るが、自由意志があるため暴走しやすい。
霊媒姫柊雪菜
余談
  • 古城を宿主として認めた最初の眷獣であり、第四真祖としての代名詞的な眷獣となっている。
  • 「レグルス」は獅子座α星の学名であり、ラテン語で「小さき王」。「アウルム」はラテン語で「黄金」を意味する。

冥姫の虹炎 (ミネラウバ・イーリス)編集

順番6番目(ヘクトス)
姿虹色の鎧に包まれた戦乙女。巨大な炎の翼が広がり、手には黄金の長剣を携えている。
能力万象切断。物質だけでなく因果律まで切断する。「夜摩の黒剣」と連携することで物理的破壊力を高める、宿主の手に魔力を顕現させ手刀で斬撃を放てるようにする、などの応用技もある。
霊媒なし(ヘクトスから姫柊雪菜を経由し譲渡)
余談「ミネラウバ」は乙女座δ星、「イリス」はラテン語で「虹」を意味する。

夜摩の黒剣(キファ・アーテル)編集

順番7番目(ヘブドモス)
姿刃渡り100メートルを超える巨大な三鈷剣。“意思を持つ武器(インテリジェント・ウェポン)”の一つ。
能力
  • 重力制御。顕現する時は高さ数千メートルに、攻撃時は通常の何倍もの重力をかけて引っ張り、剣を加速させ超音速の弾丸へと変化させる。
  • 重力制御だけを引き出し宿主の跳躍力を引き上げる、他の眷獣に持たせるなどの応用が可能。
霊媒姫柊雪菜
余談「キファ」は天秤座α星の別名およびβ星の別名で、アラビア語で「(天秤の)皿」を意味する。「アーテル」はラテン語で「黒」を意味する。

蠍虎の紫(シャウラ・ヴィオーラ)編集

順番8番目(オグドオス)
姿紫の炎に包まれた蠍の尾と翼を持つ人喰い虎
能力
  • 吸血鬼の吸血行為を象徴している。突き立てた牙から対象の魔力を奪い、奪った魔力を宿主に供給する。
  • 毒を操る。応用して抗毒血清を作り出すことも可能。
霊媒藍羽浅葱
余談「シャウラ」は蠍座のλ星で、アラビア語で「針」を意味する。「ヴィオーラ」はラテン語で「紫」を意味する。

双角の深緋(アルナスル・ミニウム)編集

順番9番目(エナトス)
姿陽炎のような姿をした緋色の双角獣。身体そのものが凄まじい振動となっている。
能力頭部に突き出た二本の角を音叉のように共鳴させ、高周波振動を撒き散らす。振動の威力は岩を粉砕し、金属を引き裂くほど。振動で大気をうねらせ暴風を生み出す、宿主を中心に見えない壁を生み出す、魔力だけを抽出して高密度の衝撃波の弾丸を放つ、など応用技も多彩。
霊媒煌坂紗矢華
余談「アルナスル」は射手座γ星のことで、アラビア語で「矢じり」を意味する。「ミニウス」はラテン語で「鉛丹」を意味する。

麿羯の瞳晶(ダビ・クリュスタルス)編集

順番10番目(デカトス)
姿銀水晶の鱗を持つ全長数十メートルにも達する魚竜。前肢は半透明の翼で、螺旋状の羊角は光り輝く水晶柱。
能力吸血鬼の魅了(チャーム)を司る。複数体を同時に魅了することも可能だが、数が多いほど宿主の負担が大きく、支配率のせめぎ合いも発生する。たとえ宿主を持たない眷獣でも支配することができる。
霊媒なし(デカトスからの譲渡)
余談「ダビー」は山羊座β星で、アラビア語で「屠殺者の幸運」を意味する。

水精の白鋼(サダルメリク・アルバス)編集

順番11番目(ヘンデカトス)
姿水流のように透き通った身体をもつ水の精霊美しい女性の上半身と、巨大な蛇の下半身。流れ落ちる髪も無数の蛇。海と同化して海水全てを自身の肉体にすることが可能。
能力吸血鬼の驚異的な治癒能力を象徴している。触れた物の固有堆積時間を巻き戻す水を操り、攻撃に利用すると触れた物は原子レベルまで分解される。この眷獣の氷を水に再生する力は、「妖姫の蒼氷」の凍気による氷結能力と互角となっている。
霊媒姫柊雪菜
余談「サダルメリク」は水瓶座α星。アラビア語で「王の幸運」を意味する。「アルバス」はラテン語で「白」を意味する。

妖姫の蒼氷(アルレシャ・グラキエス)編集

順番12番目(ドゥデカトス)
姿上半身は女性、下半身は魚。背中には翼を生やし、指先は猛禽のような鋭い鉤爪になっている。氷の人魚、あるいは水妖
能力膨大な凍気による氷結能力。波の形もそのままに海面や神縄湖を丸ごと凍結するほどの規模を誇る。
霊媒なし(ドゥデカトスからの譲渡)
余談「アルレシャ」は魚座α星の学名。「グラキエス」はラテン語で氷を意味する。

女性関係編集

本人の魅力に加え事件に巻き込まれるたびに力を得るため女性から吸血を繰り返した結果、かなりの数のフラグを立てている。

本人も寄せられている好意については理解しているが、山積みの問題に対処するのが手一杯で明確な答えを出さないままフラグだけが積み重なり続けている。


古城に自らの肋骨を与えて「血の従者」に変え、後に第四真祖の力を受け継がせた存在。

共に過ごした時間は少ないが、彼女の孤独を理解し友人になろうとしたにもかかわらず、彼女をむざむざ死なせてしまったことへの負い目を抱えている。

自身の監視役にして後輩であり隣人。何度も彼女から合意の上で吸血しているため、他の女性から吸血すると嫉妬される。

たまに失言をしてしまい、雪菜のほうも過剰に反応して仲がこじれることもあるが、日常においても戦闘においても相性は良く、他の古城に思いを寄せる女性陣の一部に嫉妬される原因になっている。

中等部時代からの女友達。付き合い自体は一番長く、そこに割って入ってきた雪菜への嫉妬を抱いている。

雪菜の元ルームメイト。雪菜を危険な目に遭わせていることで目の敵にされていた(初対面時には殺されかけた)が、彼女のコンプレックスを意図せず解きほぐしたことから好意を寄せられている。ただしあくまで雪菜優先であるため、雪菜がらみで地雷を踏むと取り乱して斬りかかってくる面倒臭さを抱えている。

後輩。凪沙を介して知り合い、その後起こった「模造天使」事件で救って以来好意を寄せられている。本人の控えめな気質もあって周囲と問題を起こすこともなく、半ばハーレムと化した古城の女性関係についても寛容。

夏音の事件をきっかけに知り合った傍迷惑な腹黒王女。ハーレムについてはむしろ奨励しており、外堀を埋めるために自国に古城を(強引に)招いている。

幼馴染の魔女。外見も内面もボーイッシュであるため男友達と同じ感覚で接している。

事件を通して出会った夢魔。誤解を与えた結果結婚を迫られており、そのせいでロリコン呼ばわりされることを恐れている。

雪菜の同僚。これまで会ってきた同世代の異性の中ではまともな感性の持ち主。

後輩の鬼族にして元監視役(仮)。


関連イラスト編集

ストライク・ザ・ブラッド「……くっ」


関連タグ編集


ヴェルフ・クロッゾ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかの中の人が同じキャラ。ストブラとコラボしたアプリのストーリーで実際に共演したのだが、口調や声質がほとんど同じだったために凪沙に古城と間違われるわ、何もしてないのに煌坂に勝手に変態扱いされるなど、理不尽な風評被害に晒された可哀想なキャラである。

第四真祖の力に振り回されながら受け入れる古城とクロッゾの血に振り回され受け入れることができないヴェルフがイベントでキーとなる。

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