CV千本木彩花
人物
獅子王機関の“剣巫”。姫柊雪菜の1歳上で、彼女を「ゆっきー」と呼ぶ。髪型は茶髪のセミショート。また、露出が少ないためわかりづらいが「隠れ巨乳」と周囲に評されている。
機関に属する攻魔師のほとんどは霊能力者であることを疎まれ元の家族に放逐された者が多いが、彼女の場合は元々両親が機関の職員として勤務していたこともあってその方面の理解があり、比較的普通の価値観のもと成長した。
そのため性格は温厚で、相棒である斐川志緒との仲は良く、扱いの難しいグレンダにも懐かれている。1歳下の後輩である姫柊雪菜のことも「ゆっきー」という独自のあだ名で呼び可愛がっている。雪菜及び煌坂紗矢華とのファーストコンタクトに苦い思い出のある暁古城にとっては気兼ねなく話せる数少ない異性となっており、唯里のほうからも(父親の暁牙城との差別化も含めた意味で)初対面から「古城君」と名前で呼んでいる。「吸血王(ザ・ブラッド)」の眷獣を移植されて暴走した古城を止めるために、ザナの作った「契約の指輪」を受け取り、12人の「血の伴侶」の1人となった。
雪菜と並び古城の監視役候補に挙げられていたが、真祖殺しの武具である雪霞狼を御しきれなかったこと、前述のように家族がいたため、候補から外れることになった。このため、メタ的な話をすればもう少し運命が違っていたらメインヒロインポジションにいたかもしれない子である。
趣味は少女漫画を読むことで、その中で描かれるような恋愛に憧れている。雪菜が任務を通して古城とそんな漫画みたいな関係になっていることを知ってからは、2人の関係に羨望の眼差しを向けている。が、雪菜が半年かけてまとめた古城監視記録(という名の60冊ものストーカー日記と大量の思い出の品々)を目にしたときは「愛が重い」とさすがに引いていた。
また二人の息の合いすぎているやりとりを見て思わず「夫婦か!」とノリツッコミをしたことも。
武器は“六式降魔剣・改”(ローゼンカヴァリエ・プラス)”。紗矢華が使う六式重装降魔弓「煌華麟」の簡易量産型で、剣形態での空間切断を用いる。
また、雪菜の応援要員として絃神島に派遣されたときには、呪術により自在に刀身の形状を変える十三式斬魔大剣(ハイデンレースライン)を機関から支給されている。