CV:葉山いくみ
概要
姫柊雪菜の元ルームメイト。
人物
容姿
茶髪のポニーテールで、169cmとモデル並の長身ながらも出るところはしっかり出ている。本人にとっては女性らしくない身長も大きくて邪魔になる胸もコンプレックスとなっている。
性格
良く言えば芯が強く勇ましい、悪く言えば短気で切れやすい、思い込みが激しい性格である。
経歴
子供の頃から高い霊能力を制御できずにいたために父から虐待を受け、その後獅子王機関に引き取られてからは女性攻魔士ばかりの教育機関「高神の杜」で育った。
そんな境遇が影響して大の男嫌いになり、身近にいた雪菜が数少ない心の拠り所となっている。
雪菜が暁古城の監視役として絃神島に派遣されてからはその身を案じており、別任務で自分も島を訪れた際には雪菜の傍にいる古城に強烈な敵愾心・殺意を向けていた。だが滞在中にテロリスト・黒死皇派相手の共闘などを経るうちに、彼に惹かれていくが、本人にはその自覚は薄く、完全なツンデレと化している。
本編終盤では、暴走した古城を止めるため指輪を受け取り、血の伴侶の1人となった。
ヒロインの一人ではあるが、仕事上世界各国を飛び回るため、主に絃神島で展開される本編での出番は彩海学園の生徒ではないこともありそれほど多くはない。
戦闘能力
呪詛と暗殺の専門家である舞威媛であり、まだ見習い剣巫である雪菜よりも実力は高い(雪菜曰く「(過去に勝負した時は)5回に1回勝てたかどうか」)。
六式重装降魔弓(デア・フライシュッツ)“煌華鱗(こうかりん)”と呼ばれる可変式の武装を用い、剣形態では接近白兵戦と擬似的な空間切断、弓形態では音による多彩な魔術を行使する。
またこの両形態の能力を同時使用することで、空間切断により遠隔地に魔術の媒体となる矢を転位させ、そこで魔術を発動させるという離れ業も見せている。
あの吸血鬼の監視役に任命されたり、王女の護衛に任命されたりするのも納得の実力者である。
ちょろ坂さん
ある意味恋愛要素を含む作品のお約束であるとはいえ、初対面でいきなり本気で殺しにくるところからの見事なスピードで陥落したことから、一部読者の間では「ちょろイン(ちょろいヒロイン)」に引っ掛け「ちょろ坂さん」などの愛称で親しまれている。
というか名前の漢字変換が大変面倒くさいため愛称で呼ばれることのほうが遥かに多いことも……。
なお、彼女の男嫌いは男性恐怖症の裏返しと言っても過言ではない域にあり、上記の暗殺未遂は決してクレイジーサイコレズというわけではない。
……ように長らく思われていたが、雪菜に対してあんなことやこんなことをしており、さらには2人きりのときにこんなことをおねだりしているなど、大分怪しくなってしまった。そもそも古城と打ち解けるきっかけは彼が雪菜をほめたことだったのだが。
その割にいざ古城に吸血が必要になった際にはツンツンしながらも積極的に性的な意味で誘っている他、ラ・フォリアにいいように丸め込まれる、実力の割に活躍できないなど微妙な描写が目立つ。一応暗殺系の職についていながら古城の妹・暁凪沙には初対面の一件を目撃され、挽回の機会がないままズルズルと毛嫌いされ続けている……。
つまり……百合・噛ませ犬・ちょろインの三重苦を背負ってしまった、残念な美人さんである。
だ が そ れ が い い
OVAでは巨乳キャラの定めか、毎回お色気要員として起用されている。
人間関係
高神の杜でのルームメイトで大事な妹分。
彼女への過度の溺愛が原因で度々暴走している。
雪菜の監視対象である第四真祖。
上記の通り当初は敵視していたものの異性として意識しており、雪菜の代わりという体で自分の血を捧げている。ただし、雪菜の視点では古城との浮気にしか見えず、2人揃って彼女の冷たい視線を浴びている。
短編『いつかのバースデイ』(APPEND4収録)では仲が進展する...と思いきや夢オチ...と見せかけて予知夢など、明確な未来は不明のままになっている。
アルディギア王国第一王女。彼女が訪日する際の護衛を何度か任されているが、その都度振り回され残念な目(不可抗力により2人で大人のホテルにお泊り、毒キノコを食べて酩酊状態になり古城の前で脱衣、高高度からのスカイダイビング、etc...)に遭っている。
同じ舞威媛。
向こうからは技能や体形のことで勝手にライバル視されている。
古城の妹にして雪菜のクラスメイト。
前述の通り初対面の一件を目撃されたことをきっかけに毛嫌いされており凪沙自身煌坂のことはあまり好きではない模様。
古城の幼馴染。
初期の頃は不仲だったがストーリーが進むに連れて少しずつ改善している。初対面時にはお互い「この間古城を襲ってた通り魔女」「暁古城の浮気相手」と罵り合ったり「誰が浮気相手だ」「こっちこそ通り魔なんかじゃねぇよ」とも言い返していた。
関連タグ
器物破損 銃刀法違反(?) 殺人未遂:アニメ6話での所業から。
ブーメラン発言 どの口が言う お前が言うな:煌坂の問題発言(?)に対する批判。
ナァーザ・エリスイス、アリシア・フォレストライト・・・ある作品のアプリで共演した中の人繋がり。特にナァーザも恋する乙女ゆえか、煌坂が古城大好きであることをあっさり見抜いており、煌坂に対しアドバイスを送る場面がある。しかし素直になれない煌坂に業を煮やし、古城との通信で中の人が同じなのをいいことに煌坂の声に似せてどストレートに彼への好意をぶちまけるというとんでもないことをしでかした。参考までに、ナァーザの声は煌坂とは真逆のダウナー系である。このことから葉山女史の演じ分けの凄さが窺える…
ヴェルフ・クロッゾ・・・上記のナァーザと同じ作品のキャラで、こちらは古城と中の人が同じ。しかし煌坂は古城と声が同じというだけでこともあろうに、
「あんなド変態吸血鬼が2人に増えたなんて!!空気感染で妊娠する確率が2倍に増えるわ!!」
と叫びながら勝手に暴走した。風評被害で勝手に変態扱いされたヴェルフは当然不機嫌に。
そもそもな話、彼は女性への興味は無いこともないが本質は頑固な鍛冶師であり、女性関係もある女神様一筋である。百歩譲っても煌坂の言うような変態では絶対に無い。
神裂火織・・・巨乳キャラ、主人公に想いを寄せる、かなり強いのだが活躍と出番が少なく扱いが微妙といくつか類似点あり。
穂村すず子・・・髪色や目の色がほぼ一致している、巨乳キャラ、片親という共通点があるがすず子は高身長かつツリ目、短気かつ好戦的、キレやすい性格の煌坂とは真逆の平均身長かつタレ目、温厚で滅多なことでは怒らず、争うことを好まない優しい性格である。また彼女も父親と確執があった(ただし虐待は受けていない)ものの煌坂と異なり和解している。