概要
CV:葉山いくみ
二つ名は【純潔の園(エルリーフ)】。外伝『ソード・オラトリア』13巻で、『白氷』と同胞から呼ばれるファナシェの里出身のエルフであることが明かされて、更に本編20巻で人類生存圏の最北端にファナシェの里があることが明かされて、更に北にある隻眼の黒竜が封じられた『竜の谷』に何か異変があれば、ファナシェの里のエルフたちは全滅覚悟でオラリオに知らせる手筈になっていることが、ニイナ・チュールによって語られた。
第一軍を支えるLv.4の第二軍の中核メンバーの一人。包容力が高く、みんなの姉的存在。
人物像
一般的なエルフらしい潔癖性な一面もあるが、それでも基本的には融通の利く人物。
他のエルフ同様に王族であるリヴェリア・リヨス・アールヴを崇拝しており、彼女に仕える為にオラリオにやって来たという。
ただし、他のエルフ達の様にリヴェリアの全てに「盲従」まではしておらず、彼女が古くからの仲間であるフィン・ディムナを想ってとは言え、状況の見えない判断を下した際は、少なからず動揺を隠せない様子を見せていた。
リヴェリアの持つスキルを最大限発揮するために作られた『妖精部隊(フェアリー・フォース)』でも、年長者として他のエルフ達の指揮を取り、活躍している。
4年前にアナキティ・オータムとともに『学区』の『眷族募集(リクルート)』のための募眷族官(リクルーター)に選ばれ、そこで当時学生だったレフィーヤ・ウィリディスをスカウトしている。
小説版『アストレア・レコード』では、『大抗争』の最終日にLv.2になったばかりで【ロキ・ファミリア】の本拠地の防衛に回っており、ノアールたちが命を捨てる『特攻』の為に本拠地を飛び出していった時には、涙を浮かべていた。
英雄譚に登場するハイエルフの王女「セルディア」の事も信奉しているが、レフィーヤ同様に過剰なまでに美化してしまっている傾向があり、【ヘスティア・ファミリア】のベル・クラネルがヒューマンである英雄アルバートとの間に子供を産んだの可能性を語った際には、「異種族との間に子供を産んだなどありえません!!」と怒鳴り散らしている程である。
ヴェルフ・クロッゾが過去にエルフの森を焼いた魔剣を作った『クロッゾ一族』の末裔と知った際は怒りを見せたが、彼が一族を去り魔剣を嫌っていると聞いた時は怒りを鎮めており、『メモリア・フレーゼ』のベルとのホーム画面会話では、あの時怒ってしまったことを詫びたいと語っている。
59階層へのアタックには、サポーターとして同行した(アニメ版ではレフィーヤとラウルのみ)。
異端児(ゼノス)達と初めて対面した際は人類の敵であるモンスターとして拒絶したが、歌人鳥(セイレーン)のレイに庇われて命を救われ、彼女達が優しい心を持つ存在だと理解してしまい、もう彼らと戦うことが出来ないと戦意喪失する。
レイがファミリアに匿われた時もどう接すればよいのか悩んでいたが、第二次クノッソス攻略戦では彼女と共に『都市の破壊者(エニュオ)』に人質に取られた【デメテル・ファミリア】探索を共に行うなど、少しずつではあるが受け入れてきている模様。
8ヶ月ぶりに実施された遠征では、進攻(アタック)メンバーのサポーターとして60階層へ同行する。しかし、そこに現れた新種の極彩色のモンスター「寄生蜘蛛(ヴァラサイト)」にナルヴィとともに寄生されてしまうも、アミッドの洗浄魔法で事なきを得る。しかし、身体を穢されたという生理的な嫌悪感(とアミッドの魔法による辱め)で情緒不安定となるが、リヴェリアに頭を撫でられて慰められたことで、その至福感によって正気に戻る(その際、リヴェリアの護衛として同行していた女エルフの『強靭な勇士(エインヘリヤル)』のメルーナ達からかなり嫉妬され、レフィーヤからも少し羨ましがられた)。
『穢れた精霊』との戦いで、フィン達が奈落に落ちて分断され、ラウルやレフィーヤら第二軍メンバーとメルーナ達だけが取り残された際、ラウルの決断で地上への撤退戦を敢行する。絶え間ないモンスターの襲撃で仲間達が次々と犠牲になり、『強靭な勇士』のレスタンとターナがラウル達にリヴェリアの救出を託して特攻した後、アリシアも後に続こうとしたが、レフィーヤに平手を打たれて連れ戻される。その後、命辛々地上へ帰還する。
ステイタス
魔法
- ヘイル・ダスト
詠唱式:【凍る空、天上の蒼雨(あめ)。森を彩る白氷(はくひょう)よ、浅ましき蛮族を撃ち払え。凍てつけ、冬の縛鎖】
無数の雹弾を全砲位に放つ、広域攻撃魔法。頭上に発生した光球体から360度、任意の方角に発射できる。彼女本人が使用した場面は一度もないが、外伝13巻にてレフィーヤがエルフ・リングにより発動し、その効果を発揮した。
関連タグ
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