アリシア・フォレストライト
ありしあふぉれすとらいと
一般的なエルフらしい潔癖性な一面もあるが、それでも基本的には融通の利く人物。
他のエルフ同様に王族であるリヴェリア・リヨス・アールヴを崇拝しており、彼女に仕える為に迷宮都市オラリオにやって来たという。
ただし、他のエルフ達の様にリヴェリアの全てに「盲従」まではしておらず、彼女が古くからの仲間であるフィン・ディムナを想ってとは言え、状況の見えない判断を下した際は、少なからず動揺を隠せない様子を見せていた。
リヴェリアの持つスキルを最大限発揮するために作られた『妖精部隊(フェアリー・フォース)』でも、年長者として他のエルフ達の指揮を取り、活躍している。
4年前にアナキティ・オータムとともに『学区』の『眷族募集(リクルート)』のための募眷族官(リクルーター)に選ばれ、そこで当時学生だったレフィーヤ・ウィリディスをスカウトしている。
小説版『アストレア・レコード』では、『大抗争』の最終日にLv.2になったばかりで【ロキ・ファミリア】の本拠地の防衛に回っており、ノアールたちが命を捨てる『特攻』の為に本拠地を飛び出していった時には、涙を浮かべていた。
英雄譚に登場するハイエルフの王女「セルディア」の事も信奉しているが、レフィーヤ・ウィリディス同様に過剰なまでに美化してしまっている傾向があり、【ヘスティア・ファミリア】のベル・クラネルがヒューマンである英雄アルバートとの間に子供を産んだの可能性を語った際には、「異種族との間に子供を産んだなどありえません!!」と怒鳴り散らしている程である。
ヴェルフ・クロッゾが過去にエルフの森を焼いた魔剣を作った『クロッゾ一族』の末裔と知った際は怒りを見せたが、彼が一族を去り魔剣を嫌っていると聞いた時は怒りを鎮めており、『メモリア・フレーゼ』のベルとのホーム画面会話では、あの時怒ってしまったことを詫びたいと語っている。
59階層へのアタックには、サポーターとして同行した(アニメ版ではレフィーヤとラウルのみ)。
異端児(ゼノス)達と初めて対面した際は人類の敵であるモンスターとして拒絶したが、歌人鳥(セイレーン)のレイに庇われて命を救われ、彼女達が優しい心を持つ存在だと理解してしまい、もう彼らと戦うことが出来ないと戦意喪失する。
レイがファミリアに匿われた時もどう接すればよいのか悩んでいたが、第二次クノッソス攻略戦では彼女と共に『都市の破壊者(エニュオ)』に人質に取られた【デメテル・ファミリア】探索を共に行うなど、少しずつではあるが受け入れてきている模様。