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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

だんじょんにであいをもとめるのはまちがっているだろうか

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違ってるだろうか」とは、2013年よりGA文庫にて刊行されているライトノベル。作者は大森藤ノ、イラストはヤスダズヒト。
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概要

著:大森藤ノ、イラスト:ヤスダスズヒト、によるライトノベル。略称は「ダンまち」。
第4回GA文庫大賞〈大賞〉受賞。既刊は本編17巻、外伝12巻、特定のキャラの外伝が2本。
英語版でのタイトルはIs it wrong to try to pick up girls in a dungeon

2018年10月にArcadiaの書籍化作品としては初のシリーズ累計発行部数1000万部を突破した。
2019年6月時点では累計発行部数1200万部を突破している。
因みによく間違われやすいが、本作は小説家になろう発ではなくArcadia発である。

タイトルやイラストで誤解されがちだが、内容は英雄に憧れるだけだった主人公が様々な人物と出会い、仲間と共に冒険に挑みながら本物の英雄に成長していくという熱血かつ王道的なストーリー。またシビアな部分もあり、一部の人間達による悪意のある行為や、種族間の因縁や差別、身売りされる女性や恩恵を逆手にとった支配、国家間のにらみ合いなどといった明確な『悪』以外にも問題や危険を多く描かれている。その騒動に巻き込まれ、幼い子供などを含む無関係な一般人や、主要人物と近しい人物が死亡する時もあり、特に外伝は『闇派閥』との抗争がメインとなっていたためそういったシーンが多く、本編でも主人公達が成長していくにつれ同じような危険な場面が増えてきており、実際最終的には事なきを得たが、目の前で守ると誓った存在が一度は死亡してしまうという展開も起こっている

作者曰く、タイトルの『ダンジョンに~』という題名はプロローグのタイトルで、本来は書籍前に改題した『眷族の物語(ファミリア・ミィス)』という題名にするつもりだったと何度か呟いている。しかしながら、現在のタイトルの中に入っている『出会い』というワードは、作中においても重要な要素の一つとなっている。

そして基本的にこの物語は、ベル・クラネルという一人の少年の一年間の冒険の軌跡である為、外伝も合わせれば三十巻近く出ているが、時系列的には未だに半年しか経っていない。

コミカライズの本編が『ヤングガンガン』にて連載中。作画は九二枝氏。既刊10巻。
理由は明かされていないが突然休載となり、2019年12月より作画を矢町大成に交代し、原作7巻である「春姫編」から連載が再開された。
外伝『ソード・オラトリア』のコミカライズ(作画・矢樹貴)が『月刊ガンガンJOKER』にて連載中。既刊18巻。
『ファミリアクロニクルepisodeリュー』(作画・桃山ひなせ)が『ガンガンONLINE』にて連載された。全6巻。
ファミリアクロニクルepisodeフレイヤ』(作画・桃山ひなせ)が『マンガUP』にて連載中。

また、アプリ『メモリア・フレーゼ』にてepisodeリューがフルボイス付きで実装されており、2021年の冬からはepisodeフレイヤが実装予定である。

テレビと映画で、アニメ化がなされている。これに関する詳細は後述。

ストーリー

迷宮都市オラリオ――『迷宮(ダンジョン)』と通称される壮大な地下迷宮を保有する巨大都市。
未知という名の興奮、輝かしい栄誉、そして可愛い女の子とのロマンス。
人の夢と欲望が全て息を潜めるこの場所で、少年は一人の小さな「神様」に出逢った。
「よし、ベル君、付いてくるんだ!【ファミリア】入団の儀式をやるぞ!」
「はいっ!僕は強くなります!」
どの【ファミリア】にも門前払いだった冒険者志望の少年と、構成員ゼロの神様が果たした運命の出会い。

これは、少年が歩み、女神が記す、
――【眷族の物語】――

登場人物

ダンまちの登場キャラクター一覧を参照。

世界観・用語

千年以上前の時代。後に『迷宮(ダンジョン)』と呼ばれる巨大な大穴から無限に産み出されるモンスターによって多くの人々が蹂躙され、その凶悪なモンスターと戦った英雄たちの活躍が、様々なお伽噺(英雄譚)として現代に伝わっている。種族間の垣根を越えるまでは止めどなく溢れてくる物量に一度は絶滅寸前まで追い込まれている為、人々の間ではモンスター=悪は共通認識として浸透している。そして一人の大英雄がなし得たある偉業によって天界から神々が降臨し、『神の恩恵(ファルナ)』と呼ばれる様々な事象から経験値(エクセリア)を得て能力を引き上げ、魔法やスキルといった能力を発現させることを可能とする力によって、人類がモンスターを退けていくようになっていく。そして神と眷族となった人間が『ファミリア』を組織し、多くのファミリアがオラリオに集い、世界の中心であり謎多き迷宮の攻略に日々挑み続けている。しかし、中には地上に進出したモンスターに対抗するためにオラリオ外にファミリアを結成している者や、国家と呼べる規模のファミリアを作り、国を立ち上げている者も存在する。

神時代

おおよそ千年前、迷宮に蓋をした後に神々が現れ、ファミリアが作られるようになってから、現代にいたるまで使われている時代の名前。

超越存在(デウスデア)

冒険者と並んで、この物語の根幹でもある存在。下界に未知を求めて(速い話、娯楽目的で)、降り立った神々である。共通の特徴としては、容姿端麗で軽薄。下界の住人達の嘘を見分けられる。俗っぽい連中が多いが、人間達との温度差はとてつもなく、下界の規則で『全知零能』でありながらも、基本的には人間の尺度では測れない存在。全ては面白いか面白くないかで行動を決めるので、場を掻き回される子供達からしたら、たまったものじゃない。

神の恩恵(ファルナ)

上記の通り神が眷族達に与える恩恵。神が下界に君臨した事によって新時代開幕と共に発展した物。授かった時点で常人離れした身体能力にスキルなど様々な効果が得られる。但しあくまで『促進剤』に過ぎないため器の昇華(ランクアップ)は本人次第。類い稀ない努力と無謀ともとれる冒険が求められる。

ファミリア

神と眷族がオラリオで活動する為に結成する組織の通称。大抵は冒険者をメインにした探索系ファミリアだが商業系や医療系、食糧生産を担っている派閥も存在する。
都市外には上記の通り国家系ファミリアと呼ばれる派閥の属性の中でも最大の規模と繁雑さを誇る(つまりは国単位位で構成された組織)物も少なからず存在する。
さらに闇派閥という邪神と呼ばれる神が統べる犯罪者集団も当然確認されている。

化物(モンスター)

本作で、登場人物達と激戦を繰り広げる怪物達。作中では割と無双できているので勘違いされがちだが、恩恵なしの生身の人間(特に迷宮の個体)では、基本的に歯が立たない存在。下層部ほど特殊な個性をもったものが多く、冒険者顔負けの白兵戦、状態異常や毒針を使った搦め手などで人間を追い詰めている。
また、地上にもモンスターは生息しているが、迷宮のモンスターと比べて能力は格段に低い。これは、母胎である迷宮を離れた事によって、本能に従って種族繁栄の為に子孫を残そうとした際、体内の『魔石』を削り、子に与える事で補ったため石の規模は縮小していき、最初に進出した先祖よりも大幅に低下したからである。

単位

キロに値するK(キロル)、メートルに値するM(メドル)、センチに値するC(セルチ)が存在する。

ヴァリス

劇中で使われる通貨。詳細は不明だが、50ヴァリスあれば満足な食事がとれるらしい。
オラリオではもちろん、ラキア王国やオリンピアといった国外でも使われる模様。
ヴァリス以外の通貨が存在するかは不明。

魔石

ダンジョンのモンスターから採れる石。オラリオの収入源の一つで、ヴァリスと交換できる。
魔石を使った機械(エレベーター、照明、シャワー等)も作られている。

冒険者

本作に登場する人物ほぼ全てが該当する役職。上記の通り『神の恩恵』を授かり、『能力値(ステイタス)』を身に刻む事によって常人を遥かに凌ぐ身体能力、五感、魔法、スキルを手に入れて、迷宮のモンスターと日夜命懸けで戦う強者達。迷宮の未知に魅せられた者、富と名声を求める者、英雄を目指す者、はたまたダンジョンに出会いを求めに来た者など、動機は様々。
Lv.1が下級冒険者、Lv.2が第三級冒険者、Lv.3〜4が第二級冒険者、Lv.5から上が第一級冒険者に分類されている。また、Lv.2に上り詰めた時点で既にベテランであり、大雑把に上級冒険者と纏められる事もある。

地理・組織

物語の中心となる舞台の一つ。詳しくは個別記事へ。

物語のもう一つの中心舞台であり、作中で最も重要な存在。詳しくは個別記事へ。
  • メレン
オラリオ南西部に存在する、ロログ港湖畔に位置する港町。漁業が盛ん。
  • ラキア王国
軍神・アレスが治める、オラリオ西部に存在する軍事国家。国そのものがファミリアである。別名【アレス・ファミリア】。
  • 魔法大国(アルテナ)
その名の通り、魔法使いが強い権力を持つ魔法国家。多くの力ある魔法使いを有するオラリオを目の敵にしている。
  • テルスキュラ
女神・カーリーが支配する、闘国にしてアマゾネスの国家。オラリオの上級冒険者にも匹敵するアマゾネス達を抱えている事から、『世界勢力』の一つでもある。別名【カーリー・ファミリア】。
  • シャルザード王国
episode​フレイヤに登場した砂漠の国。
  • オリンピア
メモリア・フレーゼ』に登場。この世界で最も古い古代都市。3000年前に天界から落ちた火を中心に作られた。
  • 朝廷
作者のTwitterで判明。極東の国そのものが、ファミリアの超巨大派閥。
  • メイルストラ
『メモリア・フレーゼ』の四周年イベント「アエデス・ウェスタ」にて、名前だけ語られた歌劇の国。
アフロディーテが現在、在住している国らしい。
ファンタジー作品お馴染みの行政機関。供給品である魔石の換金やクエストの発注などを行なっている。
  • 学区
エイナ・チュールレフィーヤ・ウィリディスが都市に来る前に在籍していた教育機関と言う事しか現状は判明していない。劇中の台詞にて「今年オラリオに帰ってくる」とある為専属の可能性がある。

余談

作者である大森氏は「かわいい女の子はもういいから、渋いドワーフやイケメンのエルフも書きたい」と、劇中劇でコメントしている。これが本当かは不明だが、容赦なくキャラクターをぶっ殺したいのを止められたりするなど、編集部との間にささやかな対立はある模様。

アニメについて

2014年10月25日、テレビアニメ化決定が発表された。その後、テレビアニメ公式サイトも立ちあがっている。
2015年春アニメとして、TOKYOMXサンテレビKBS京都AT-XおよびBS11、ついでにテレビ愛知で放送。
ニコニコチャンネルでも公式配信されており主人公の声優が松岡禎丞だけあり同様のRPGライトノベル「ソードアート・オンライン(SAO)」やその主人公キリトと言ったコメントも付いている。

アニメ放送開始後秋葉原のオタショップでヘスティアが身に着けている例の紐が1000円で売り出され、即日完売する盛況ぶりである。

2016年には外伝『ソード・オラトリア』のアニメ化が決定する。その年の年末にはOVAがリリースされた。
更に2018年2月18日、映画版とテレビアニメ第2シリーズの制作を発表した。映画版は、小説とはまた違ったオリジナルストーリー(作者・大森が書き下ろしはする)になった。
2019年2月15日に映画版が封切られたが、それに合わせる格好で、テレビアニメ第2シリーズが2019年夏にも放送された。なお、テレビ愛知がネット局から離脱している。
テレビアニメ第2シリーズの終了時、OVA第2弾の制作とテレビアニメ第3シリーズが2020年夏に放映されることが告知された。
2020年1月末にOVA第2弾が発売された一方、同年5月30日、テレビアニメ第3シリーズの放送見送りが明らかにされた。ご多分に漏れず新型コロナウイルスの影響によるものである。だが同年9月7日、同年10月から放送されることがアナウンスされた。ネット局は2期と同じ。
テレビアニメ第3シリーズ終了時、OVA第3弾の制作が決定。更にGA文庫15周年生記念WEBイベントにて、テレビシリーズ第4期制作が発表。2022年に放送予定

主題歌
第1期
OP:「Hey World」 歌:井口裕香
ED:「RIGHT LIGHT RISE」(第2話 - ) 歌:分島花音
挿入歌:「REALIZE ~始まりのとき~」(第6話) 歌:内田真礼

第2期
OP:「HELLO to DREAM」 歌:井口裕香
ED:「ささやかな祝祭」(第2話 - ) 歌:sora tob sakana
挿入歌:「満月の調べ」(第10話) 歌:千菅春香

第3期
OP:「over and over」 歌:井口裕香
ED:「Evergreen」 歌:sajou no hana
挿入歌:「繭色」(第8話) 歌:sajou no hana

関連タグ


カテゴリライトノベル GA文庫 ファンタジー
原作関連ダンまち(正式略称) 大森藤ノ
アニメJ.C.STAFF 2015年春アニメ 2017年春アニメ 2019年夏アニメ 2020年夏アニメ(延長)→2020年秋アニメ
スピンオフソード・オラトリア ファミリアクロニクル
ゲームメモリア・フレーゼ オラリオ・ラプソディア
カップリングダンまちNL
users入りダンまち100users入り ダンまち500users入り ダンまち1000users入り ダンまち5000users入り
その他例の紐

#コンパス:2020年7月にコラボイベントが開催。アイズ・ヴァレンシュタインがプレイアブルキャラクターとして実装された。

関連動画







外部リンク

GA文庫内特設サイト
TVアニメ「ダンまち」公式サイト
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』はやっぱり例の紐に注目しよう!

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