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英雄アルバート

えいゆうあるばーと

英雄アルバートとは、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の登場人物。

CV:平川大輔

概要編集

『迷宮神聖譚(ダンジョン・オラトリア)』を始めとした、様々なお伽噺にて語り継がれる英雄史上最強と謳われる『大英雄』


外伝『ソード・オラトリア』にて度々存在が語られており、本編では15巻にてアイズが彼の墓に花をたむける形で名前が語られている。


原作者曰くかつての神時代の象徴であった二柱ゼウスヘラの眷族達すら差し置いて、外伝・本編・ゲーム含めて登場するキャラの中では最強


神聖譚最終章によると、精霊アリアと共に彼が成し遂げた偉業とは黒竜の撃退。己の命と引き換えに黒竜の片眼を奪い、オラリオの地から遠ざけた。この際にアルバートが黒竜の片眼を奪った一撃の威力は、漆黒のバロールごと大峡谷を貫いたフィンの『一槍』を超える古代最強威力であり、彼の強大さと同時にそれでも斃しきれず、片眼しか奪えなかった黒竜の規格外さを物語っている。


しばらくした後、オラリオに最初の神々が下界に降臨し、神時代が幕を開けたとされているため、この事から彼の死は古代の終焉と同時に神時代の始まりであるとされ、下界において最も偉大な人物の一人として語り継がれ、誰もがその偉業を称えたという。


物語によってはアルベルトオイゼビウス剣の覇者など、数多の渾名で呼ばれているが、ベルが幼少の頃に祖父から貰った、いわば原典と言える英雄譚には傭兵王ヴァルトシュテインという二つ名が記されている。古代の時代にて、傭兵が意味するのは現代の冒険者と同義であり、つまり意味するのは冒険者の王と言う事である。本編の15巻終盤ての『挽歌祭』の際、ベルが第一墓地でアイズがの前で彼の墓に花を手向けたことにより、幼少の頃の記憶が突然フラッシュバックし、ヴァレンシュタインとヴァルトシュテインと言う名の類似性から、ベルはアイズは英雄の系譜=子孫なのではと推測している。


偉大な英雄にあやかろうと、その名を子供に授かることは珍しい事ではないが、現代にて最強の一角に立つ彼女が最強の英傑の名を冠する事と、何よりヴァルトシュテインの名が記されていたのは祖父が描いた物、言わば義祖父がゼウスだと言う事を知らないベルからしたら二次の創作物なのだが、眉唾物とは思えなかった彼は冒険者稼業の傍で、この件について調べている。



関連タグ編集

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ソード・オラトリア

アイズ・ヴァレンシュタイン フルランド・ハウルス


アルブレヒト・フォン・ヴァレンシュタイン…恐らく元ネタとなった人物。三十年戦争期のボヘミアにて実在した傭兵隊長であり元の姓はヴァルトシュティン。

また、ドイツ語ではアルプレヒト・ヴェンツェル・オイゼービウス・フォン・ヴァレンシュタイン。

チェコ語ではアルブレヒト・ヴァーツラフ・オイゼビウス・ズ・ヴァルドシュテイナと表記されている。


アルバート・オブ・サクス=コバーグ=ゴータ公子…ヴィクトリア女王の夫。ドイツ語名がアルブレヒト。アルベルトという渾名はここから来たのだろうか?

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