概要
オラリオに存在する、冒険者向けの人気酒場。店主のミア・グランドが、オラリオの治安が悪かった時代に、誰でも笑って酒が飲めるように起ち上げたのが始まり。
【ロキ・ファミリア】のようなオラリオ最大派閥から最初期のベル・クラネルの様な木端冒険者、その他恩恵を持たない一般人までが訪れる人気店。料理の質が高いことと、店員たちが可愛いことで評判。しかしその一方で、店主から店員まで一癖も二癖もあり、揉め事を起こすと物理的に叩き出される。
店主のミアを始め、アーニャが都市最強の【フレイヤ・ファミリア】関係者であるため、オラリオ屈指の安全地帯となっている。暗黒時代からオラリオ屈指の安全地帯として、『闇派閥(イヴィルス)』も手が出せなかったという。
【アポロン・ファミリア】はなぜか主神が嫌っていたため、出入りをしてなかったらしい。
揉め事さえ起こさなければオラリオ屈指の安全地帯であり『アストレア・レコード』の暗黒時代は『闇派閥』から逃げて来た者たちの避難所となっていた。流石に最後まで店舗で守り切れなかったが関係者はほぼ無事だった。
『深層編』、『女神祭』、『派閥大戦』では、とある事情からシルを除いた全員が助っ人に駆り出されている。
『派閥大戦』後、元【フレイヤ・ファミリア】の面々をミアが強引に引き取って給仕などをさせている。
本編では、今のところスポット参戦が多いが、『メモリア・フレーゼ』などではメインで登場することが多い。
メンバー
ドワーフの女主人。Lv.6の【フレイヤ・ファミリア】の元団長。
ヒューマンの店員。店で最も怖いと評判。しかし、その正体は…。
エルフの店員。Lv.4の元【アストレア・ファミリア】の冒険者。後にLv.6となり、【ヘスティア・ファミリア】へ入団。同時に店員はやめることになる。
猫人の店員。Lv.4の元【フレイヤ・ファミリア】の冒険者。アレンの妹。
人間の店員。Lv.4の元賞金稼ぎ。
猫人の店員。Lv.4の元暗殺者。
- メイ
猫人の従業員、厨房担当の料理人。元々辛気臭い所があったが、今はそうでもない模様。
クロエによると、厨房担当の従業員達は足運びが静からしいので、彼女も只者ではない可能性がある。
- ベリル、フェイ、ロシィ
その他のモブ従業員。全員訳ありなのだろうか?
団長のベル・クラネルを始めとするメンバーが、たびたびこき使われている。
『派閥大戦』で解体された後、ヘイズら『満たす煤者達(アンドフリームニル)』を給仕として強引に引き取り、他の団員もウェイターとしてこき使っている。
『メモリア・フレーゼ』のイベントに登場した謎の少女。その正体は精霊。闇派閥の幹部であるヴィトーに攫われるがベル達に救助され、最終的には気づいたら消えていたが、その後『メモリア・フレーゼ』の最後の最後に、再び登場することになる。
余談
初期は『豊饒の女主人』と表記されていたが、本編3巻から『豊穣の女主人』に表記が変わった。