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フレイヤ・ファミリア

ふれいやふぁみりあ

フレイヤ・ファミリアとは、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』に登場する団体である。
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概要編集

女神フレイヤが運営する探索系ファミリア。エンブレムは『戦乙女の側面像』。ホーム名は『戦いの野(フォールクヴァング)』。ダンジョンの到達階層は58階層で、オッタル単独での打破数は49階層を誇る。派閥の等級は『S』


オラリオ最強ファミリアの一角で、『都市最強』の冒険者である団長のオッタルを始めとする幹部8人の第一級冒険者に、非戦闘員を除き、日々殺し合い同然の『洗礼』によって鍛えられた『強靭な勇士(エインヘリヤル)』と、彼らの治癒を担う治療師や薬師で構成される『満たす煤者達(アンドフリームニル)』が所属する。


元団長のミア・グランドが店長を務める酒場『豊饒の女主人』は実質的にファミリアの庇護下にある店で、アレンの妹で元団員のアーニャ・フローメル等がウェイトレスとして働く等、繋がりがある。ファミリアの団員以外にも個人的にフレイヤを崇拝する「信者」がいるため、組織として極めて手足が長い。18巻で、眷族は157名、非戦闘員と『信者』を含めると5千人以上いるとされている。


団員はフレイヤの慈愛に救われたものばかりで、そのため彼女に絶対の忠誠を誓っている。とはいえ団員達も妄信しているわけではなく、フレイヤのワガママに諫言をしたり、明らかに彼女に非がある身勝手な行動で周囲に迷惑を掛けた場合、他者から制裁を受けるのを止めはしない。


作中ではフレイヤがベルを一目見て気に入った事で、彼を手に入れる為に暗躍する事になる。

作者曰く、『黒竜』『ダンジョン』に並ぶ、本作のラスボス御三家の一角との事。


DanMachi- Color.

ファミリアの特徴編集

団員は皆フレイヤの一番の眷族になる事を目標にしているので、自分以外の眷族は仲間と言うよりもライバルに近い認識になっており、基本的に団員同士の関係はいがみ合っている者が多い。その為、徹底的な個人主義及び実力主義的な傾向が目立ち、他のファミリアと共闘しなければならない非常事態となっても、状況や周囲の事などお構いなしな行動や戦い方をしている程。このように、実力だけでなく団結力や統率力などの『組織』を重視している【ロキ・ファミリア】とは対照的に、『個』を重視しているのが特徴と言える。もっとも、【フレイヤ・ファミリア】が一致団結した際の戦力は【ロキ・ファミリア】をも凌駕しており、他ならぬ【ロキ・ファミリア】の団長であるフィン自身も認めている。


本拠地『戦いの野』では、非戦闘員を除いたLv.1~Lv.4の団員達が朝から日没まで『洗礼』と称される殺し合い同然の戦いを行い、技と駆け引き、心身を鍛え上げている。そのため、団員達は同Lv.帯の中でも上位の実力を持っており、一人一人が精強の強者揃いである。この苛烈な『洗礼』によって鍛え上げられた団員達は『強靭な勇士(エインヘリヤル)』と呼ばれる。


『強靭な勇士』の頂点に立つ第一級冒険者の幹部同士の地上での戦いは禁止されているが、これは傑出した『強靭な勇士』は失えない事と、派閥幹部が倒れることで他派閥に付け入る隙を与えないようにするため。もっとも地上での戦いは禁止されていても、ダンジョン内で戦う事は禁止されていないので、隙あらば幹部達はオッタルに戦いを挑んでいる。


団員達は『洗礼』による実力向上に余念がない反面、怪我人が後を耐えない状態の為に、魔導士より確保が難しいとされる治療師が充実している。ちなみに酷使されている治療師のリーダー格ヘイズ・ベルベットは頭を悩ませて団長であるオッタルに苦情を入れているが、当のオッタルは『洗礼』を止めるつもりはない。


日没後は、本拠内にある『特大広間(セスルームニル)』で盛大な晩餐が行われ、「食の闘争」とも形容されている。冒険者達が食事を貪るように食べる中、『満たす煤者達(アンドフリームニル)』と呼ばれている治療師や薬師の女性達は厨房での調理を担当している。

朝から戦い、夜には宴を開くこの習わしは、オッタル達よりも前の眷族達が自発的に始めたもので、地獄のような特訓をした後に豪勢な宴をして一日を締めくくらないと、明日以降の英気が養えないからだという。


オラリオではその圧倒的実力から一目置かれながらも、主神であるフレイヤの命を受けた団員達によって何度も騒動やファミリア同士による抗争が起きており、それによって生じるオラリオの被害も半端では無い為、社会的評判は著しく良くない。

【ロキ・ファミリア】が「人望」「憧憬」の対象となっているのに対し、【フレイヤ・ファミリア】は「恐怖」「忌避」の対象になっており、同じ最大派閥でありながらもオラリオの住民や冒険者達からの認識や評価には、大きな差がある程。


ギルド』の最高責任者であるロイマンからは、難色を示される事はありながらも、オラリオ存続の為に重要なファミリアの一つと見なされており、同じ最大派閥の【ロキ・ファミリア】との衝突だけは何が何でも阻止しようとしている(本人曰く「【ロキ・ファミリア】と【フレイヤ・ファミリア】が衝突すればオラリオが火の海になる」)。

もっとも団員達は決して悪人というわけではなく、『ギルド』に対しても基本的に逆らうような真似はせず、『強制任務(ミッション)』などを要請されたら素直に受けており、オラリオ創設神であるウラノスも【フレイヤ・ファミリア】がオラリオを守り続けたのを認めている。


メンバー編集

ファミリアの主神。神々の中で最も美しいといわれる美の女神。


Lv.7

ファミリアの団長を務める猪人(ボアズ)。都市最強の冒険者で、本編当初はオラリオで唯一のLv.7。

二つ名は【猛者(おうじゃ)】


Lv.6

ファミリアの副団長を務める猫人(キャットピープル)。『都市最速』の異名をもつ冒険者。『豊穣の酒場』の店員で働くアーニャの兄。

二つ名は【女神の戦車(ヴァナ・フレイア)】


Lv.6

幹部。英明でファミリアの参謀を担う

白妖精(ホワイトエルフ)の魔法剣士。

二つ名は【白妖の魔杖(ヒルドスレイヴ)】


Lv.6

幹部。神時代では希少とされる黒妖精(ダークエルフ)の魔法剣士。

二つ名は【黒妖の魔剣(ダインスレイヴ)】


Lv.5

幹部。小人族(パルウゥム)の4人兄弟。連携による戦闘力はLv.6以上。

四つ子の兄弟で苦労人の長男アルフリッグが、次男ドヴァリン、三男ベーリング、四男グレールの毒舌な弟たちを纏めている。

二つ名は【炎金の四戦士(ブリンガル)】


Lv.2

フレイヤの侍女頭を務める女性団員。姓も二つ名も存在しないため、『名のなき女神の遣い(ネームレス)』と呼ばれている。


若くして『満たす煤者達(アンドフリームニル)』の顔役ともされている、有能な治療師。

日頃の治癒師の扱いの悪さに、オッタルによくダメ出しをするらしい。

二つ名は【女神の黄金(ヴァナ・マルデル)】


  • ヴァン

Lv.4

一般構成員の半小人族(ハーフパルゥム)。ベルに敵意を向けてはいるが実力は認めており、戦闘の際はアドバイスをしている。ハーフであるため、色々嫌な目にあったらしい。30代。


  • レミリア、ラスク

一般構成員で、ベルが【フレイヤ・ファミリア】にいる間、すっかり顔見知りになった団員達。


  • ノーガ

一般構成員の狼人。深層に潜っていた【ロキ・ファミリア】を偵察するため、隊を率いていた。


  • タンムズ・ベリリ

Lv.4

元イシュタルの眷族。【イシュタル・ファミリア】侵攻の際にフレイヤに魅了を上書きされて、引き込まれている。

フレイヤに、ベルには美神の魅了が効かない秘密を教えている。


Lv.6

元団長のドワーフ。現在は『豊饒の女主人』の女店主。半ば引退しているが、ファミリアにはまだ籍を置いている。二つ名は【小巨人(デミ・ユミル)】


Lv.4

元団員の猫人。アレンの妹だが、現在はファミリアから距離を取っている。

二つ名は【戦車の片割れ(ヴァナ・アルフィ)】


団員ではないが、フレイヤや【フレイヤ・ファミリア】と強い結びつきがある人物。その正体は…


来歴編集

物語当初より、フレイヤの意向によって、裏で様々な暗躍を行う事になっている。


そんな中、フレイヤを過剰なまでに敵視するイシュタル率いる【イシュタル・ファミリア】が、サンジョウノ・春姫を使って自軍を強化して戦争を挑もうとしていた直前に、ベルに手を出そうとした情報が入った結果、フレイヤの逆鱗に触れ、フレイヤ自らが乗り込む形でファミリアを総動員させ、【イシュタル・ファミリア】の拠点の歓楽街へ侵攻。突発的な襲撃の上に【イシュタル・ファミリア】がベルによって自軍の強化に失敗した事もあって、瞬く間に蹂躙され、最終的にフレイヤの手でイシュタルが天界に強制送還され歓楽街は消滅。【ロキ・ファミリア】は、イシュタルと結託していた闇派閥への糸口も掴めなくなった為、元々犬猿になっていたフレイヤとロキのファミリアの関係が更に悪化する事態に至っている。


理知を持つモンスターの『異端児(ゼノス)』を巡る事件の際、フレイヤは異端児そのものに興味こそ示さなかったが、その一体であるアステリオスがベルとの決闘を望んでいる事に気付いたのか、団員達を総動員させて、異端児の排除を行おうとしていた【ロキ・ファミリア】の団員達の妨害を行い、ベルとアステリオスによる一騎打ちのお膳立てをしている。


メモリア・フレーゼ』のアニメ4期のサイドストーリーでは、【ロキ・ファミリア】と連合による第一次クノッソス攻略、【ヘスティア・ファミリア】の派閥連合の下層の初遠征が行われる中、ダイダロス通りの監視をしていたが、リューが闇派閥の残党に関わる事件に巻き込まれた際は、シルの命を受けた、アレン、ヘディン、ヘグニ、アルフリッグがリューの救援に向かった椿と『豊饒の女主人』のアーニャ達を追い、ダンジョンに入り、深層に落とされたベル、リューの救出に向かったリリ達、異端児、椿達のサポートを陰ながら行った。


オラリオ崩壊を目論む黒幕のエニュオの計画を阻止するべく、クノッソス攻略戦の『第二進攻』では、後続部隊の援軍として参戦。『精霊の分身(デミ・スピリット)』を難無く撃破する等といった形で、戦いに大きく貢献した。


『女神祭』の3日目にて、ベルを手に入れる事に手段を選ばなくなったフレイヤは、オッタル達に【ヘスティア・ファミリア】の団員達を襲撃させて瀕死に追いやり、ベルを半ば拉致させる形で連れ去り、フレイヤはオラリオ中の人々に『魅了』を施し、「ベルは最初から【フレイヤ・ファミリア】の団員」という認識をオラリオの人々に植え付けた。


半ば孤立状態に追い込まれたベルに対しては、第一級冒険者達までも加わった『洗礼』による戦いを強いられ、ベルの精神を追い込んでいく。しかしフレイヤの予想以上にベルが彼女に陥落しないこと、ベルを手中に収める為に気を取られ過ぎていた事、さらにフレイヤがバベルから離れていたこともあり、ウラノスと『魅了』に気付き始めたヘルメスの協力の元、ヘスティアの『魅了』を解除する準備に気付けず、ヘスティアの神血の付いた薪をくべたオラリオ中の『炉の炎』を利用したバベルの屋上をでのヘスティアの権能の発動を許し『魅了』を解除されてしまう。


フレイヤの暴挙に気付いた怒り心頭の神や人が本拠地を包囲する中、フレイヤはベルを賭けた【ヘスティア・ファミリア】との『戦争遊戯(ウォーゲーム)』の開戦を要求。


戦争遊戯は、【ヘスティア・ファミリア】を旗手とする47のファミリアで構成された派閥連合と対決となる。『強靭な勇士』は戦いのセオリーを無視してほぼ全員を本陣で待機して敵を迎え撃つ『背水の陣』を敷く。派閥連合の眷族たちを次々と戦線から脱落させていくも、ミアを初めとする『豊穣の女主人』の店員達が参戦。さらにこれを期と捉えたヘディンの忠義ゆえの造反により戦局が傾き始める。最終的にはオッタルが倒され、敗北を喫する。


敗北したことで今までフレイヤを嫌っていた女神達を主導に、【フレイア・ファミリア】は解体されることになる。もっともフレイヤの眷族はそのままオラリオに残留し、フレイヤもヘスティア達の尽力で『豊饒の女主人』の店員シルとして残ることが許され、フレイヤがヘスティアの従属神という立場になったことで、元【フレイヤ・ファミリア】の面々は、主に【ヘスティア・ファミリア】を陰ながら護衛するもしくは『豊饒の女主人』の従業員として働かされることとなった。


ベルとの関わり編集

上記のように【フレイヤ・ファミリア】の団員は、全員がフレイヤに強い忠誠心を抱き、彼女の一番の眷族になる為に尽力しているが、当のフレイヤが自分の眷族をそっちのけでベルに執着しているので、当初ベルはオッタルを除く団員達から一方的に妬まれ敵視されていた。

しかし、ベルが死んだらフレイヤは天界へ送還してでもベルの魂を追い掛けるつもりだったので、下手に手出しできないどころか彼一人にファミリアの運命を握られている状態になっていた。


ベルからしたら、身に覚えがないのに敵視されてたまったものではないが、シルを通じて渡された『魔導書(グリモア)』やアミュレット、試練としてけしかけられた片角のミノタウロス、【イシュタル・ファミリア】との抗争の際の介入、異端児編の対アステリオスの際の助力等、振り返ってみればベルの活躍の裏で何かと関わっており、彼らがいなければベルの急速な成長もなかったと思われる。


ベルがフレイヤの『魅了』の力で無理矢理ファミリアに在籍させられた時は、最初は敵意を向けていたが、徐々にベルの人柄を認め、先達の団員達は戦闘のアドバイスを送ったり、幹部のヘディンはベルを弟子と認め、同じく幹部のヘグニはベルに友好的に接するようになる等、次第に交流を深めていく事となり、ベル自身も不思議な絆と温もりを感じていた。

『派閥大戦』終了後もベルとは結構良好な関係を築いており、シルによると『強靭な勇士(エインヘリヤル)』はベルに対して甘いらしい。


関連タグ編集

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

ファミリア(ダンまち) フレイヤ(ダンまち)

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