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センシティブな作品

イシュタル・ファミリア

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いしゅたるふぁみりあ

イシュタル・ファミリアとは、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』に登場する団体である。

概要

女神イシュタルが運営する娼館系ファミリア

等級はA、本拠地は『女主の神娼殿(ベーレト・バビリ)』(※)。エンブレムは娼婦を象ったもの。到達階層は45階層と、迷宮探索でも高い戦果を誇る大派閥。

構成員の大半が戦闘娼婦(バーベラ)のアマゾネスたちが占めており、男女比は1:9。Lv.3以上の冒険者を多数抱える。探索系ファミリアではあるがオラリオ南東部にある歓楽街を牛耳っており、費用と損失が少ないことから、その財力は都市随一とされる。

春姫の魔法を使って団員達を一時的にレベルアップさせており、かつてステイタスを不正していると訴えた敵対ファミリアと調査に来た『ギルド』を欺き、逆に「濡れ衣を着せられた」と訴えて敵対ファミリアと『ギルド』から多額の慰謝料を払わせた挙句に、ファミリアの方は完全に滅ぼした経緯から、『ギルド』も迂闊に手を出せない存在となっている。

イシュタルの意向で、【フレイヤ・ファミリア】の打倒を目論んでおり、春姫と殺生石を使った団員を強化する為の儀式、女神カーリー率いる『テルスキュラ』を味方に付け、さらに闇派閥(イヴィルス)と繋がり、莫大な資金を投資し、見返りとして『精霊の分身(デミ・スピリット)』の準備も進めていた。

イシュタルを不穏分子と判断したヘルメスの情報操作によって、フレイヤのベルに対する執心を知り、彼女より先にベルを我が物にするという余計な行動を取ろうとした結果、ベルに手を出したことがフレイヤの逆鱗に触れ、【フレイヤ・ファミリア】から急襲により歓楽街ごと殲滅し、イシュタルはフレイヤによって天界に送還され、ファミリアは消滅した。

ファミリアの消滅後は多くの団員は他ファミリアに改宗したが、イシュタルが闇派閥と繋がりを深く持ち過ぎたのが原因で、クノッソス攻略に要となる『ダイダロス・オーブ』の手がかりを得る為に【ロキ・ファミリア】から、元団員達が目を付けられることになる。闇派閥側のヴァレッタ・グレーデは鍵の流失を防ぐために、元団員達が【セクメト・ファミリア】の暗殺者の襲撃を受け死者が出る騒動となる。

オラリオの歓楽街を取り仕切っていたため壊滅後は歓楽街は機能不全となった。

一般の娼婦をはじめとする働き手も職を失い、ミアハ等の神が手に職を持たせるため動いたらしい(メモリア・フレーゼにて)。

メンバー

ファミリアの主神。外見は美しいが、性格は下劣で嫉妬深く、フレイヤを妬み、テルスキュラを支配する【カーリー・ファミリア】や闇派閥の戦力を取り込んで打倒することを目論むが……。

フレイヤ曰く「品性が足りない」とのこと。

団長。Lv.5。醜悪な容貌の上にナルシストかつ協調性皆無、横暴さと暴力性の塊で、団員からの信頼は皆無。団員達からは陰で「ヒキガエル」と呼ばれている。

  • タンムズ・ベリリ

副団長であり、男娼。Lv.4。フレイヤに魅了の上書きをされ、【フレイヤ・ファミリア】に改宗する。

姉御肌で面倒見がいい性格で団員から慕われており、春姫にとっても姉のような存在。所属当時のLv.は3。ファミリア消滅後に【ヘルメス・ファミリア】に改宗。

灰色短髪のアマゾネス。Lv.3。一人称は「俺」。アイシャとは仲がいい。ファミリア消滅後は【ハトホル・ファミリア】に改宗。

Lv.2の、明るく活発なアマゾネスの少女。ベート・ローガに惚れている。ファミリア消滅後は【ハトホル・ファミリア】に改宗。

狐人(ルナール)の少女。他人のLv.を一時的に一つ昇華させるレア魔法の持ち主。ファミリア消滅後に【ヘスティア・ファミリア】に改宗。

  • シャレイ

容姿不明。港街(メレン)での【ロキ・ファミリア】との交戦の際、アイズに魔法封じの呪詛(カース)を掛けたことから、魔導士的な立ち位置だと思われる。

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