概要
CV:岡本信彦
【ロキ・ファミリア】所属の狼人(ウェアウルフ)の男。
ファミリアの中でも主力を担う第一級冒険者で、強力な蹴り技で敵を屠っていく。
人物像
短気で好戦的な性格で、実力主義を掲げ格下や弱者を見下す傾向がある(これは狼人特有の傾向でもある)。だが、弱者を虐げる行為は嫌っている。
ベル・クラネルがミノタウロスに襲われていたところを目撃しており、遠征終わりに宴をした【豊穣の女主人】で、(ベルがいることを知らずに、しかも酔っていたこともあり)彼の醜態を大声で嘲笑していた。
しかし、遠征中に二度目のミノタウロスとの戦いを制したベルの姿を見て、自身に怒りと羞恥の感情を覚え、その後の遠征ではティオネ、ティオナらとともにモンスターを片っ端から倒して奮戦していた。
それ以降、ベルを気に入らないと感じながらも助け舟を出したり、戦争遊戯でヒュアキントスとの決着を望む姿勢を言い当てる等、ある意味ではベルを一番理解している。
実はアイズ・ヴァレンシュタインに想いを寄せている節があり、ちょくちょくアプローチを掛けている。
一方で度々喧嘩するヒリュテ姉妹の事は「バカゾネス」と呼んでいる。
性格で勘違いされやすいが、リリルカ・アーデのベルを助けてほしいという必死の懇願に戸惑ったり、アイズにベルを嘲笑したことで拒絶されて落ち込んだりと根はそこまで悪くない。
武器
- フロスヴィルト
特殊金属「ミスリル」を加工したミスリルブーツ。第二等級特殊武器(スペリオルズ)。
武器の性能とベートの蹴り技だけでも十分な威力を発揮するが、魔法効果を吸収し特性攻撃に変換する能力を持つ。
劇中ではアイズのエアリアルや魔剣の炎を吸収・変換している。
元ネタ
おそらくジェヴォ―ダンの獣( La bête du Gévaudan:仏)の獣を意味する愛称のベートと
狼の牙で狼牙(ろうが)だと思われる。