ガレス・ランドロック
がれすらんどろっく
「ええい、どいつもこいつも! 少しは老人を労わらんかァ!」
【ロキ・ファミリア】に所属するドワーフの老兵(ロートル)。フィン、リヴェリアと並ぶファミリアの『三首領』と称される最古参のメンバーの一人。
第一級冒険者で、都市でも一、二を争う屈強な肉体の持ち主である。本編開始時はLv.6だったが、後にLv.7に昇格する。二つ名は【重傑(エルガルム)】。
元々はドワーフの集落である『ロンザ』で鉱夫として暮らしていたが、本編の28年ほど前にフィン達と出会い、【ロキ・ファミリア】にスカウトされる。当初は断っていたが、本心では熱き戦いを求めていた事もあって、紆余曲折を経た末に【ロキ・ファミリア】に入団することを選ぶ。
容姿
茶色の瞳と髪を持ち、長い髭をしている。若い頃からかなりの老け面で、28年前から大して容姿に変化はない。体格は胴長短足で筋骨隆々の体付きをしている。戦闘時はヴァイキングの様な角付きのヘルメットと鎧を装備する。
自分と同じファミリアの最古参にして戦友。ファミリア結成当初は種族の違いもあって(特にリヴェリアとは)険悪な関係だったが、今では大切な仲間となっている。
ファミリアの主神。飲み仲間でもあるので、よく一緒に酒場に行っている。
都市最高の鍛冶師で直接契約を結んだ関係。彼女が作った武器以外は使わせてもらえないという。奔放な性格をしている彼女の言動に手を焼く事もある。
『豊穣の女主人』の店主にして【フレイヤ・ファミリア】の元団長。かつては喧嘩相手だったらしく、彼女が冒険者を引退して間もない頃は何処か寂しげな様子を見せていた。
59階層への遠征時、後発となる第二部隊の先導を行っていた為、【ロキ・ファミリア】の主力メンバーの中で唯一9階層でのベルと『片角のミノタウロス』との決闘を目撃していない。
フィン達から話を聞いてその決闘を見る事が出来なかったことを残念がっていたが、遠征帰還後の18階層に滞在中ベルと対面。Lv.2になったばかりで中層の深くまで下りてきた彼を「面白い小僧」と評し、激励を送っている。
58階層では階層主級の大きさとポテンシャルを誇るモンスター『砲竜(ヴァルガンク・ドラゴン)』の尾を掴み、そのまま鉄球投げの如く振り回し周りのモンスターを一斉に薙ぎ払うといった活躍を見せ、人造迷宮クノッソスでは、『天の雄牛』と呼ばれた精霊の分身をティオネ・ヒリュテとティオナ・ヒリュテを先導して、最終的にトドメを刺した(漫画版では59階層での遠征サポーターとして同行したラウル・ノールド、クルス・バッセル、ナルヴィ・ロールも後方支援として参加)。
ちなみに『天の雄牛』との戦闘は、ランクアップしてもおかしくなかったと本編15巻のあとがきで作者が語っているのだが、話の都合上見送られる事となった。
異端児(ゼノス)編では、クノッソスへ向かおうとする彼等の前にフィンの指令によって数名の部下と共に現れ立ちはだかるが、異端児に協力していたヴェルフ・クロッゾの氷の魔剣《氷燕(ひえん)》を受けるも、まるで意に返さず戦闘を続行し続けた。
しかしフェルズのマジックアイテムである煙幕によって視界が遮断され、そこにヘファイストスに頼まれヴェルフ達を救援に現れた椿が参戦し、彼女の作った魔剣の連射を受け動きを止められ、そこにヴェルフのとっておきである氷の魔剣《氷鷹(ひよう)》によって半身を氷漬けにされてしまう。
ところがリヴェリアクラスの威力はあるとガレス自ら評したその攻撃を受けても殆ど応えている様子は無く、そのまま追撃を開始(そもそも本気で打てば、まだリヴェリアの方が威力は上らしい)。しかし「異端児を囮にして闇派閥(イヴィルス)を誘い出す」と言うフィンの提案した作戦自体が滅茶苦茶であったが故に、氷の魔剣の連射だけでなく極東忍者の奇襲、騒動に便乗して奇襲をしてきた闇派閥や極彩色のモンスターにすらも厄介者扱いされる形で集中攻撃を受ける羽目となり、腐れ最高位鍛冶師にまで氷の魔剣による連射を継続された挙句、その場にいた勢力を全てノリノリでけしかけられ袋叩きにされてしまい、異端児達を追うことが出来ず取り逃してしまうこととなる。
結局、それだけの勢力をもってしても彼を止めることは出来なかったのだが、第一級冒険者として名を馳せてしまったガレスは、フィンが提案した難易度の高い作戦の弊害を最も受ける事となってしまった。
アニメ3期では、尺の都合で命を戦闘不能に追い込んだりヴェルフと直接対峙するなど、内容がかなり変更されており、最終的に『氷鷹』の攻撃を受け全身氷漬けにされてしまう。氷の中から今にも動き出そうとする描写はあったものの、身動きが取れなくなり実質敗北という結果になっている。
その後、決行される第一次クノッソス侵攻では、ロキとディオニュソスの護衛として作戦に参加。この時、ディオニュソスにまだ疑いの目を向けていたロキから有事の際を伝えられていたものの、直後緑肉の侵食が始まり仲間達と難を逃れた。
第二次クノッソス攻略戦では、椿と共に部隊を率いて『祭壇の支柱(スピリット・オルター)』と交戦。後に増援に来たガリバー兄弟や命とも共闘し、『祭壇の支柱』を打倒した。
フレイヤがオラリオ中に『魅了』を施して自身も魅了されてしまい、ヘスティアによって『魅了』が解除されると、魅了されたことに怒り、【フレイヤ・ファミリア】の本拠へ戻ろうとするガリバー兄弟の前に立ちはだかった。
パーティでの役割は前衛攻役と前衛壁役を兼ねる超前衛特化型で、撤退時には部隊の殿も担う。盾役で盾を装備し、戦闘では大戦斧などの超重量の武器を扱う。
ステイタスは『力』と『耐久』のアビリティがS級のほぼ最大値に達しており、さらにドワーフの種族の特性に加え、『力』と『耐久』に高補正がかかるスキルを持ち、その拳はいかなる敵も砕く破砕鎚となり、その屈強な肉体は強固な盾となる。
Lv.6(最終ステイタス)
力 | 耐久 | 器用 | 敏捷 | 魔力 |
---|---|---|---|---|
S997 | S996 | D564 | E489 | H117 |
拳打 | 魔防 | 耐異常 | 破砕 | 堅守 |
E | G | G | H | H |
Lv.7
力 | 耐久 | 器用 | 敏捷 | 魔力 |
---|---|---|---|---|
? | ? | ? | ? | ? |
発展アビリティ
- 拳打
作中で詳しい詳細は説明されていない。恐らく、殴打技全般に補正がかかる物と思われる。
- 魔防
作中で詳しい効果は説明されていないが、魔法攻撃の耐性に補正がかかるアビリティと思われる。
- 耐異常
状態異常の症状を防ぐアビリティ。
- 破砕
詳細不明。【ロキ・ファミリア】では、他にティオナが発現している。
- 堅守
詳細不明。守備の際、耐久値に補正がかかるものと思われる。
- グランドアックス
ガレスの主武装である大戦斧。価格は4千500万ヴァリス。椿が格安で提供している第一等級武装。作品が怪力に耐えきれず壊れる度に椿は悔しがり、より強固な大戦斧を打ってはガレスに預けている。冒険者が扱う武器の中でも超重量を誇り、扱える者は限られる。
- アックス・ローラン
第二等級特殊武装の不壊属性(デュランダル)の大斧。1億1千万ヴァリス。
椿が作成した連作《ローレン》で、『巨蟲』対策に用意されたものの一つ。不壊属性であるため、威力は《グランドアックス》と比べ格段に落ちる。当然こちらも超重量を誇るが、ガレスからすればかなり軽いらしい。
メモリア・フレーゼのイベント『アルゴノゥト』にて、ガレスとよく似たドワーフの戦士・ガルムスが登場する。
モンスターに奪われた故郷と一族の仇を討つために英雄選定に参加し、そこでアルゴノゥト達と出会う。戦士としての資質もなく、奇天烈なアルゴノゥトを道化と呼び呆れかえっていたが次第に認めていき、また王都の闇を知ったことで彼の力となる事を決め、仲間となる。
さらに故郷奪還の他に、『熱き戦い』も求めていた(その為、十中八九前世か先祖)。
性格や言動はどこか若々しさを感じるが、それもそのはずでなんと年齢は18歳である。ガレス同等かそれ以上の立派な髭を貯えてる上、顔も老け顔なので年齢を聞いても基本信じてもらえない様子。呪いか何かか?
また、後世ではドワーフの大英雄ガルムーザとして名を残しているらしい。
「ガーザロンゾの戦い」と言われる戦いでドワーフの戦士たちを率いた猛将の名前がガレスである。一種のスターシステムと思われる。
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ロキ・ファミリア ドワーフ パワーファイター 斧使い
アリーゼ・ローヴェル:実力だけでなく紳士的なドワーフとして憧れを抱かれていた。
ジェイガン:あとがきで作者が例えた存在。老練の戦士で成長が遅いという共通点を持つ。
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第三話。 メインイベントとなる黒龍までは、セツナと周りの日常パートが続きます。 ベルの父親名前捏造注意。 死屍累々(ver1.03) (ダクソ風テキスト) 呪われた血を刃となし 交差する連撃を繰り出す戦技 狭間の地に於いて最も猛威を奮っていた時代の絶技 今ではセツナしか使用することが出来ず、『無銘の黒刀』でのみ使用可能 おまけ:狭間の地の魔術の詠唱分類(輝石・源流系) 無詠唱:輝石のつぶて、輝石の速つぶて、輝石の大つぶて、輝石の彗星、輝石のアーク、輝石の流星 超短文詠唱:ほうき星、流星群、滅びの流星、彗星アズール(暴走詠唱可) ロキ・ファミリアのセツナへの評価 ロキ→酒飲み仲間。何故か嘘が見抜けんから、神と話してる気分や……。それはともかく、ヘラんとこの眷族の中では最も穏健派やし、これでオラリオ最強の人物とか、普通は信じんわなあ……。リヴェリアも世話になっとるようやし、改宗なら、いつでも大歓迎やで? フィン→颯爽と現れて恩恵無しでベヒーモスを討伐、更には死の運命にあった双子の運命を覆し、神の恩恵を刻んでから史上最速の一ヵ月でLV.6到達、現在は前代未聞のLV.12、か……彼女、本当にこの世界の住人なのかなぁ? 彼女と相対するだけで親指がとてつもないほど荒ぶる気がする……出来るのならば、対立は避けて、友好的にしたいところだよ。幸い、【ヘラ・ファミリア】では最も穏健派なようだから、今は相対することはないけど、これは本腰を入れてランクアップの準備をしなければいけないかもね。ただ、どうあがいても彼女には瞬殺される未来しか見えないんだよね……。 リヴェリア→現在は彼女の元でメーテリアと共に輝石魔術と呼ばれる魔法を学んでいるのだが、これが私の知っている魔法とは常識がまるで違う。まさに未知そのものだ。攻撃魔法だけだが、無詠唱で杖を振るうだけで発動出来る、取り回しと威力の調和がとれた魔法……これが異世界の魔法というものか。 更には彼女とアルフィアは特殊な詠唱方法を会得したと聞く。これは私も、負けては居られん。 彼女は探求者の先達として、大いに尊敬出来る人物だ。それに聞くところによると彼女は元王族らしい。……異性だったなら、私は改宗していたかも知れない。それぐらいには、彼女というオラリオに突如降り立った光に、魅せられている、という訳だ。 一番の疑問は、彼女がアルフィアの旦那になっているのかが疑問なんだが……なんだ、メーテリア? 『セツナは同性の伴侶になったことがあるから、別に抵抗がないよ?』 そ、そうなのか……。 (な、ならば私にもチャンス……いやいや、相手は同性だぞ!?) ガレス→ロキと同じく、酒飲み仲間じゃな。見た目は若々しいが、尋常ではない経験を積んでいるのがなんとなく分かる。 あれは基本的に、超えられない高い壁と思っても良いじゃろう。無論、だからといってまだまだ若輩者といえる儂らが腐る訳にはいかないがの。 それはそれとしてあやつがツマミに出してくる塩水で茹でたエビ、あれが酒に良く合うから、常備したいんじゃがの……5,932文字pixiv小説作品 レフィーヤに師事を仰ぐのは間違っているだろうか5
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