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アルゴノゥト(キャラ)

ある

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のアプリゲーム『メモリア・フレーゼ』のエピソード「偉大冒険譚アルゴノゥト」に登場する主人公。
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「私は今より『英雄達の船』となろう!」


「神々よ、ご照覧あれ! 私が始まりの英雄(アルゴノゥト)だ!」


プロフィール編集

年齢17歳
身長170C
種族ヒューマン
CV松岡禎丞

概要編集

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』シリーズに登場する英雄譚『アルゴノゥト』の元となった人物。アルゴノゥトの登場以降、『英雄時代』が始まったこともあって、彼こそが『始まりの英雄』と呼ぶ者もいる。


実在するかどうかも定かではなかったが、『メモリア・フレーゼ』の2周年イベント『アルゴノゥト』にて、本編より数千年前に活躍した『古代の英雄』の一人であったことと、本編の主人公ベル・クラネルの前世であったことが判明する


ちなみに、アルゴノゥトという名前には『英雄の船』という意味が込められているが、劇中ではその名が意味する通り、全ての英雄を新たな時代へと運ぶ役割を担っている。


人物像編集

容姿編集

ベルの前世だけあって、白髪に赤眼の兎じみた印象とベルに瓜二つの容姿をしている。


性格編集

英雄になる事を夢見る青年。後世に自伝を残すべく『英雄日誌』なる手記を常備しており、何か事があれば綴っている。名前が長いので親しくなった者には「アル」と呼ぶことを勧めている。一人称は「私」だが、自分の本心を話す時だけ本来の一人称である「僕」に変わる。


軽薄で美女にだらしない軟派者で、よく覗きや女性を口説いていた。歌劇のような口調で話すことが多く、道化のように振舞うので周囲からは馬鹿にされていたが、これらは全て仮面で、本当は思慮深く、絶望に染まった世界を嘆き、人々がモンスターに立ち向かう『英雄時代』の到来を夢見ている。


誰かの不幸と涙を何よりも忌み嫌い、誰かの幸せと笑顔の為なら命を賭けて戦うのも厭わない高潔さを有しており、何があろうと自分の信念を貫くその姿から、仲間達には『真の英雄』と評され、天界から英雄たちの活躍を見守るのが好きだったゼウスからも「一番お気に入りの英雄」と称されていた。


人々の幸せにまで心を砕く深慮遠謀な視野の広さ、道化のように振る舞いながら垣間見える教養、意思、先見の織にリュールゥオルナの二人からは「支配階級としての甲斐性が根底にあるのでは?」「未来を憂い、今をあがこうとする貴方の思想は学者や賢者あるいは一」とどこぞの王族出身者である可能性を疑っていた。作中でも『イルコス』という都市の王族であった事が示唆されていたが、書籍版によるとイルコスの王家には稀に白髪の『導人』が生まれていた事が判明する。


能力編集

英雄になる事を夢見ているが、本人に戦いの才能は皆無。自慢できるのは逃げ足ぐらいで、周囲からは「裏山の野良兎」と呼ばれていたらしい。

このように『英雄』とは程遠い実力だったが、物語中盤に雷の大精霊『ジュピター』と契約を交わした事で、『神の恩恵』を授かったの如く高い身体能力を得る事になり、通常のモンスターや一般兵ぐらいなら簡単に倒せるほどの実力を得た。


装備編集

  • 雷霆の剣

雷の大精霊『ジュピター』が武器化した金色の剣。所持者に高い身体能力を与え、剣からは雷を放つ事が出来る。


  • 炎の魔剣

アルゴノゥトの友であるクロッゾが作った紅の長剣で、剣から炎を放つ事が出来る。ちなみにクロッゾは当初この剣に『ミノタン』と名付けようとしたが、流石にアレだったのでアルゴノゥトが誤魔化しながら『炎の魔剣』と名付けた。


アルゴノゥトの真実編集

辺境の村でハーフエルフの義妹フィーナと共に暮らしていたが、ある日、王都ラクリオスで「英雄に相応しい猛者達を募っている」という噂を聞きつけ、フィーナと共に英雄となるべく王都ラクリオスへと旅立つ。


道中、”『狼』の部族の若頭ユーリ”、”流離の吟遊妖精リュールゥ”、”ドワーフの若武者ガルムス”、”隠形の女闘士エルミナ”といった『英雄候補』達や、”不機嫌な宮廷占い師オルナ”、”笑わない王女アリアドネ”と知り合い、親睦を深めて(?)いく。


しかし何かから必死に逃げようと怯えるアリアドネを、アルは「連れ戻せ」という王命に背いて匿おうとするも失敗し、王都が抱える歪な闇に気付き始める。

囚われのアリアドネに会う事も許されず、他の『英雄候補』達共々敵国の侵略者を迎え撃つべく戦争へ駆り出されるアルだったが、そこでラクリオス国防の要たる英雄、『雷公(いかずちこう)・ミノス将軍』の悍ましき正体を目撃してしまう。


「人を……食べてる?」


『雷公』――否、『ミノタウロス』が人間を喰い荒らす様を。


三代前のラクリオス王の時代、突如天よりモンスターを束縛し操る力を宿す”神秘の鎖”『天授物(アーティファクト)』が降って来た。

当時の王はそれをミノタウロスに向かって投げ付け、従わせる事に成功したが、使用者である王家直系の縁者を生贄として従わせた魔物に喰わせ続けなければその効果は消えてしまう。

王都が掲げる『人類最後の楽園』という看板は、醜悪な魔物と惨たらしい人身御供によって築き上げられたのだと、アル達は悟った。


そしてアルは王の策略で王女を連れ去った逆賊に仕立て上げられ、国中で追い回される。

王女が行方不明になっても不都合がないようダシにされたのだ。

そこにオルナが現れ英雄の器ではない身分で不相応な夢を見た末路として侮蔑され何も知らずに分かったつもりでいる愚者の笑みが嫌いだったと告げられる。


「...君は寂しかったんだな」

オルナ自身も王都の闇の根源を全て知っておきながらも何もできず苦しんでいた事をアルは既に見抜いていた。


「じゃあ、どうすればよかったのよ!!!」


「生贄を捧げなければ人が死ぬ、国が死ぬ!一を切り捨てなければ百が、千が失われる!鎖の戒めを失ったミノタウロスは国を滅ぼすわ!女子供は貪られ、男共は戦斧の餌!」


「ならあの王の、醜悪な魔物の言う通りにするしかないじゃない!生贄を捧げて生き長らえるしか!」


「こんな国が楽園ですって!?笑わせないでよ!」


「私は大っ嫌いよ!!この国も、この世界も、私自身も!!みんなみんな!!」


「お前も絶望してしまえぇぇぇぇぇぇ!!!!!」


And Yet He Still Smiles


オルナは今まで溜め込んでいた悲壮を半ば自暴自棄になりながら全てアルに打ち上け自分と同じようになって仕舞えばいいと告げるが...



「それでも...それでも『僕』は笑うよ。」


「どんなに馬鹿にされたって、どんなに笑われたって...どんなに絶望したって、唇を曲げてやるんだ」


「じゃなきゃ精霊だって、運命の女神様だって微笑んじゃくれないよ。」


「だって...笑顔にしないといけない人が、目の前にいる」


「オルナ...僕は君も助けたい」


「君の笑顔が見たい」



「ーー何言ってるのよ、そんなボロボロで立ってるのもやっとのくせに、なにを...」

「私なんかのために、なにを」


共に王都の裏を垣間見た『英雄候補』達のなけなしの手引きや、猛烈な追撃にボロボロになりながらそれでも笑顔を捨てないアルの姿に結局根負けしたオルナの付き添いを得て王都を脱し、郊外で偶然知り合った精霊の血を宿す鍛冶師・クロッゾの協力もあり、追跡者の撃退に成功する。


王女救出に再度挑むべく、クロッゾとオルナを仲間に伝説にあった『精霊の祠』を目指し、そこで『ジュピター』という雷の精霊と(半ば一方的に)契約し、『雷霆の剣』を手にする。


三人で王都に戻ったアルは、囚われたフィーナの公開処刑が執り行われようとしており、アルは処刑は自分達を誘き寄せる罠と承知の上でいかにも立派な戦士の鎧を身に纏って姿を現す。

自分を殺そうと迫る兵士達を精霊の力で一旦は退けるものの、多勢に無勢、情報操作でアルをアリアドネの誘拐犯と認識している民衆も敵意を向けていた。


だが、そこからアルゴノゥトの喜劇が始まる。


民衆の前でアルはアリアドネ王女をさらったのはミノタウロスであることを告げ、雷の紋章が刻まれた血まみれの大兜を掲げて叫ぶ。


「かの『雷公』は王女を拐った魔物(ミノタウロス)と戦い死んだ!!!!」


英雄の突然の死に民衆は騒然とし、ラクリオス王は慌てて否定しようとするもアルから「なら、今すぐにミノス将軍をお呼びください」と要求される。

アルに敵意を向ける民衆も彼の言葉に賛同してミノス将軍を呼べと要求されるも、呼べるはずがない。

顔を隠していた大兜はアルの手にあり、素顔のまま「偽りの英雄」を今ここに呼べば王の破滅が待っている。

口ごもるラクリオス王の態度を見て英雄の死は本当だと勘違いした民衆は絶望に落とされる。

そこでアルは、ミノス将軍に「姫を助けよ」と遺言を託されたと告げ、『雷霆の剣』を掲げて精霊の力を見せつけると「私が『雷公』の継承者だ!」と嘘八百の大芝居をぶち上げる。

「偽りの英雄」で民衆を欺いてきたラクリオス王には、アルの虚言を覆す術などなかった。


何も知らない民衆たちはまんまと歓喜した。

それは世界を覆う魔物達に絶望した人類へ尊厳と希望を奪還するべく立ち昇った反撃の狼煙。

王都に集いし英雄達を束ね、魔物を打倒しさらわれた姫を救う”偉業”がその証となるだろう。

『雷公』の遺志を継ぎ「笑顔」溢れる時代へ漕ぎ出す者、『英雄の船(アルゴノゥト)』がやって来た!


フィーナやユーリたちと合流し、『雷霆の剣』に加えクロッゾ謹製の『炎の魔剣』で完全武装したアルは、ミノタウロスが潜み、アリアドネが連行された王都の地下迷宮へと向かう。

王が差し向けてくる王国騎士や魔物の群れ、権力に恭順した他の『英雄候補』の妨害で一人、また一人と分断されてゆく仲間達。

孤立させられたアルを精霊の加護も虚しくあしらったミノタウロスは、アリアドネを喰らうために迷宮の奥へと去ってしまう。


フィーナ達が追いついた時、アルは生きているのが不思議な程の死に体だった。

オルナは、堪らず本心を吐きだした。


「少しはわかりなさいよ! 貴方を死なせたくないって! 私が、貴方に死んでほしくないのよ!」


「武器化した『精霊の剣』。それは貴方じゃなくても使える筈。貴方が戦う必要なんてどこにもない!」


「貴方が『英雄』じゃなくてもいい、そうでしょ!?」


オルナは今まで隠していた、いや許されなかった想いの全てをアルにぶつけた。

それでも行こうとするアル。自分が姫の元へ行かなければならないと。


「……そうだ。『英雄』は私じゃなくてもいい……。でも、この『道化』だけは私がやらなくては」


人々を笑顔にするために。ならばまず僕が笑わなければ。


アルゴノゥトは決して泣こうとしなかった。

誰の前でも笑い、『道化』だと笑われた。

憎悪と絶望に塗れた『悲劇』はもういらない。

誰もが笑顔になるような『喜劇』が欲しい。

これはそのための滑稽極まりない道化の『英雄ごっこ』。

成し遂げた暁には『真の英雄達』がきっと立ち上がる。

『道化(アイツ)』に出来て『英雄(おれたち)』に出来ない筈がないと。


「行かせてくれ、オルナ」


――斯くして、アルゴノゥト、オルナ、フィーナの三人は姫の待つその部屋へ。

アリアドネを喰らわんとするミノタウロスへ単身真っ先に接敵したアル。

間一髪彼女を救い出し、ついに猛牛の戦士との決着へ臨む。


「待たせたな、ミノタウロス! 準備は出来たぞ我が敵よ!」


……今までミノタウロスに、怒りと憎しみをぶつける者はいた。

恐怖と絶望を叫ぶ者はいた。

けれど、笑みを向けた者はいなかった。


アルゴノゥトこそミノタウロスの初めての『敵』

不敵に笑い合う一人と一体の、劇場が始まった。

雷霆の加護を極限まで引き出した、今までの貧弱さが見る影もないほどの熾烈な戦い。

しかし、それはまさに英雄足り得ない非力な凡人が遮二無二搾り出した『死力』。

雷で肉体は内側から灼け付き、顔にミノタウロスの猛攻を喰らってなお零距離で魔剣の爆炎を見舞い…


「がっっ――」


アルは失明していた。

視力を完全に失い、『英雄日誌』を綴る事も出来ない。

ミノタウロスが止めの一撃を放とうとした、その時。


「ごめんなさい、アルゴノゥト……。貴方たちはの決闘に踏み入って……」


『雷霆の剣』を手に取り、アルの助太刀に入るアリアドネ。


「私は守られるだけなんていや! 私は貴方を助けたい! 貴方を支えたい!」


王家の人間として。アルの姫として。

彼女は彼と剣を取り、二人でミノタウロスとの『運命』を断ち切る道を選んだ。

途中うっかりアルが姫のお尻を揉む等というドタバタがあったりしたが(「黙って揉むなぁ!!」「ぐはぁっ!!!」)。


「ここでお前を討つ! 私一人ではなく、姫と二人で! 本当に申し訳なく思う! だから――また会おう、我が敵よ! 生まれ変わり、次にまた巡り合った時、今度は一対一で! 私達の決着を!」


「約束だ、『好敵手』よ!」


アルゴノゥトは最初で最後の『好敵手』に遠き未来での再戦を誓い、そしてアリアドネと共に『雷霆の剣』を構える。


「「討て、『雷霆の剣』」」



数日後。

アルゴノゥトとアリアドネは国民に今回の顛末を知ってもらう為、部屋に集まっていた。

ミノタウロスという王国の闇を祓い、王女を助けた英雄は、しかし代償とばかりに両目の視力を失っていた。


だが彼は見える筈のない青空を見てこう笑った。

ダンまちlog


「姫、空が青いです。まるで天が祝福してくれているようだ。今日という日を、新たな時代の始まりを」


「……はい、空はとても美しい。でも、アル……貴方、目が……」


「いいえ、姫。私には見えます。沢山の人の笑顔が。喜びに満ちて笑う人々が。今もみんな笑っている。そうでしょう?」


「……ええ。笑っているわ。みんな、笑ってる……!」


アルには、見えていた。人々の笑顔も。そしてこれからその笑顔が絶える事のない、未来も。




『喜劇』はこれで終わり。


王都は数多の『英雄』の活躍によって魔物の侵略を退け、『人類の砦』として在り続けた。少なくとも私が見届けた範囲では。


そしてアルゴノゥトは、偉大な英雄として語り継がれることはなかった。


次の冒険で、アルゴノゥトはあっさりと死んだわ。


誰も枯れない涙なんて流さなかったし、悲しみに暮れたりなんてしなかった。


みんな、口を開けて、空を仰いで、一緒に笑ったの。


本当よ? 本当なんだから。


だから、私は彼を謳う。私だけは、彼を謳い続ける。


――嗚呼、アルゴノゥト。貴方は道化、滑稽な笑い者。


――嗚呼、アルゴノゥト。貴方は始まりの英雄。貴方こそ、真の英雄。


私が……いいえ。私達が愛した英雄。



その後について編集

『アルゴノゥト』から十年後・二十年後の世界である『ナイツ・オブ・フィアナ』では、アルゴノゥトの活躍を皮切りに各地で只人・亜人関係なく英雄達が続々と立ち上がり、人類の反撃の狼煙があげつつある事が判明する。


アルゴノゥト本人は、リュールゥによると最期は獅子の魔物討伐で呆気なく死んだとの事だが、『メモリア・フレーゼ』4周年イベント『アエデス・ウェスタ』の『それはなんてことのない巡りゆく叙事詩』にて、同時代にフィーナとやオルナと共にオリンピアに赴き、盲目の詩人としてエピメテウスと会っていた事が示唆されている。


あなたの叙事詩(うた)を歌いたいんだ

あなたがみんなに称えられないなんてそんなの嘘だ

どうか私に貴方の物語を歌わせてほしい


しかし、幾度も周囲の人間に裏切られてきた彼の心に届く事はなく拒絶されてしまう。


残念だ。とても残念だ。だがあなたが言うならしょうがない

ぼくはまたここに来る 必ずあなたに会いに行く

その時はどうか貴方を思いきり称えさせてほしい


だが、結局彼が再びエピメテウスの前に現れる事はついぞなかった。しかし、数千年の時を経て、アルゴノゥトの生まれ変わりであるベルによって、この時の誓いは果たされた事になる。


ちなみに作者によると、このアルゴノゥトと思わしき盲目の詩人こそがオルナやリュールゥと並ぶ古代三代詩人の最後の一人だったらしいのだが、少なくとも当時のリュールゥ達はアルゴノゥトは本当に死んだと思っているなど、何かと謎が多い。


ベルへと受け継がれた想いと約束編集

『アルゴノゥト』の童話に真実などは書かれておらず、アルゴノゥトはかなり情けない人物として書かれている。その為、アルゴノゥトの生まれ変わりであるベルは、『アルゴノゥト』の物語をあまり好んでおらず、ゼウスの「アルゴノゥトが一番お気に入りの英雄」という言葉にも不思議に思っていた。


しかし、アルゴノゥトの想いと約束がベルの魂にまで刻まれているのは間違いなく、作中のベルのスキルを振り返ってみると


  • アリアドネ王女の生まれ変わりであるアイズに一目惚れして【憧憬一途(リアリス・フレーゼ)】が発現する
  • 英雄になりたいという強い想いから自身の前世と同じ名前である【英雄願望(アルゴノゥト)】が発現する
  • ミノス将軍の生まれ変わりであるアステリオスとの戦いを経て【闘牛本能(オックス・スレイヤー)】が発現する

など、前世の想いと約束が強く反映している。

かつてアルゴノゥトを『始まりの英雄』へと導いたアリアドネ王女とミノス将軍だが、その生まれ変わりであるアイズとアステリオスは、もう一度ベルを『英雄(アルゴノゥト)』へと導く役割を担っているのかもしれない。


デート・ア・ライブとのコラボにて編集

ダンメモとデート・ア・ライブⅣとのコラボイベント『剣姫エンゲージ』にて、リングアイズにより危機に陥ったカサンドラが予知夢でヘルメスに相談した際、彼より渡された『アルゴノゥト』の本から召喚される形で登場する。


いつも通りの「道化」として喜劇を作り上げ、仲間達と共に士道達やアイズを導いた。

登場当初は、士道からは声と容姿からベルと思われたが、直後に精霊少女たちにナンパなセリフを吐いたため、士道の精神を壊しかけた。

士道曰く、『顔は似てるけど絶対にベルじゃない!!』『ピュアでほっとけない俺の友達を汚すなぁー!!!』との事。


ちなみに、カサンドラから自分が最弱の英雄と聞いて、二亜七罪達から酷評を述べられた際は苦笑いしていた。


最後はベルや士道達を見送った後、再び巡り合えた仲間達と再び冒険出来た事を喜んで消えた。



関連タグ編集

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか アルゴノゥト ベル・クラネル


アルゴー船アルゴナウタイ テセウス ドン・キホーテ:おそらくこの話全体の元ネタ。


イアソン(Fate)…自分は弱いが縁のある強力な仲間を召喚するという共通点も、アルゴノゥトの名前の元ネタであるアルゴー船の船長。


リク・ドーララノベ作品原点の物語の主人公にして中の人繋がり。そして本編主人公の声も同じ。

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