概要
富士見ファンタジア文庫から刊行されているライトノベル。
既刊は現在本編全22巻、短編集「アンコール」が11巻。
2020年3月19日発売の22巻で本編完結。短編集はその後も引き続き刊行中。
ストーリー
30年前から突如発生するようになった災害「空間震」。そしてその原因とされる謎の存在「精霊」。この災害を止めるべく人類は精霊に対して二種類の対処法を見出した。
1つは武力を以ってこれを殲滅する。
そしてもう1つはデートして、デレさせる。
これは少年・五河士道の戦争(デート)の物語である。
さあ、私たちの戦争(デート)を始めましょう。
登場人物
主要人物
八舞耶倶矢(CV:内田真礼)・八舞夕弦(CV:ブリドカットセーラ恵美)(八舞姉妹/風待八舞)
≪ラタトスク≫
※正確には助っ人
〈早過ぎた倦怠期〉川越(CV:井上剛)
〈社長〉幹本(CV:利根健太朗)
〈藁人形〉椎崎(CV:明坂聡美)
〈次元を越える者〉中津川(CV:ゴー☆ジャス)
〈保護観察処分〉箕輪(CV:うさみともこ)
カレン・N・メイザース(CV:西田望見)
≪AST≫
岡峰美紀恵(CV:佐藤奏美)
ミルドレッド・F・藤村(CV:小笠原早紀)
≪DEM社≫≪SSS≫
アイザック・ウェストコット(CV:置鮎龍太郎)
エレン・M・メイザース(CV:伊藤静)
一般人
その他
或守鞠奈(CV:三森すずこ) ※ゲームオリジナル
関連作品・書籍
アニメ
ナレーションは三石琴乃が担当。
様々な事情が生じ、テレビ放送の度に制作会社が変わっている。
IVまで一貫して放送した放送局はTOKYO MX、サンテレビ、AT-Xの3局。
- デート・ア・ライブ
2013年4月~6月に放送された第1期。全12話。
2013年3月16日よりニコニコ生放送にて先行配信。
制作はAICPLUS+。
原作の第1巻~第4巻に当たる。12話放送時に2期制作決定が告知された。
- デート・ア・ライブⅡ
2014年4月~6月に放送された第2期。全10話。
制作はAICから独立したプロダクションアイムズに変更。また、BSでの放送がTwellVからBS11に変更されたほか、ネット配信もdアニメストアとGYAO!に変更された。
原作の第5巻~第7巻に当たる。第10話放送時に劇場版の製作が告知された。
- 劇場版デート・ア・ライブ 万由里ジャッジメント
2015年8月22日公開。Blu-ray、DVDは2016年2月26日発売。
テレビアニメの総集編では無く完全オリジナルストーリーで、オリジナルキャラクター「万由里」が登場。
時系列としては、七罪がまだおらず、第7巻で負傷を負った折紙が入院状態から無理矢理デートに出ている状況から考察すると、第7巻の直後の模様。
- デート・ア・ライブⅢ
2019年1月~3月に放送された第3期。全12話。
プロダクションアイムズが前年に経営破綻したことに伴い、制作はJ.C.STAFFに変更され、スタッフも大半が入れ替えとなった。
地上波のネット局にKBS京都が追加され、中京圏のネット局が三重テレビと岐阜放送からテレビ愛知に変更された。また、テレ玉、千葉テレビ、tvkが離脱となった。ただしネット配信についてはdアニメストアとGYAO!のほか、Netflix、Amazonプライムビデオ、Hulu、ニコニコ動画などが加わっている。
原作の第8巻~第12巻に当たる。
- デート・ア・ライブⅣ
2022年4月〜6月に放送された第4期。全12話。2021年秋に放送される予定だったが、2022年中に延期→2022年春からの放送となった。(その影響を受けて、2022年冬に実施された『ダンメモ』とのコラボイベント「剣姫エンゲージ」が結果的に4期のネタバレになっている)。
原作の第13巻~第16巻にあたる。
制作は『デート・ア・バレット』OVAを担当したGEEKTOYSで、メインスタッフもそちらから引き継いでいる。地上波のネット局については、テレビ愛知とTVQ九州放送が離脱している。
3期までとは構成・表現技法も変化しており、大まかには以下の通り。
- OPテーマを担当していたsweet ARMS(四糸乃役の野水ら4人の女性声優によるユニット)がEDテーマ担当に変更(OPは富田美憂に交代、なお富田は声優としては本編に出演していない)
- 同じく、OPデモ部分に挿入されていたナレーションが次回予告に移動
- 戦闘時の3DCG作画の技術向上
- デート・ア・ライブⅤ
4期最終話放送後に制作が告知された。制作は引き続きGEEKTOYSで、2024年春アニメとして放送。
表現技法が概ね4期のそれを引き継いでいる。
原作の第17巻~第19巻にあたる。20巻以後の内容があるかは不明。
漫画・小説
- 漫画『デート・ア・ライブ』
- 『デート・ア・ライブ 十香デッドエンド』
原作第1巻のコミカライズ。
「月刊少年エース」にて連載されていたが、作画のringo氏の体調不良の影響で一度打ち切りになってしまった。
しかし、その後同紙にて作画担当を犬威赤彦氏に切り替え、タイトルも変更して最初から仕切りなおされた。
コミックスはringo版が全1巻(ただし、2012年12月号及び2013年1月号掲載分は単行本未収録)、犬威赤彦版が全3巻。
「月刊ドラゴンエイジ」で連載されたスピンオフ漫画。コミックスは全4巻。
原作との連動あり。詳細は別項参照。
- デート・ア・オリガミ
「ドラゴンマガジン」で連載された4コマギャグ漫画。コミックスは全1巻。作画は珠月まや氏。
本作の主人公は鳶一折紙。各回に原作小説ネタを織り込んでいるが、オリジナルキャラクターとしてロボ折紙なるトンデモキャラを用意するなど独自路線を歩んでいる。
- デート・ア・パーティー
「月刊ドラゴンエイジ」で連載された。コミックスは全1巻。作画はひなもりゆい氏。
主要人物達の日常に焦点を当てている。
正式名称は『デート・ア・ライブ フラグメント デート・ア・バレット』。
時崎狂三を主役に据えたスピンオフ小説シリーズ。詳細は別項参照。
関連書籍
- デート・ア・ライブ マテリアル
公式ファンブック。2015年3月発売。
本作に登場するキャラクターの解説、橘公司氏&つなこ氏の対談、書き下ろし小説を含む小説数点等が掲載されている。
- デート・ア・ライブ つなこ画集 SPIRIT
イラストを担当した、つなこ氏の画集。2017年3月18日発売。
関連イラスト約200点のほか、書き下ろしイラストや未公開キャラクターデザイン、橘公司氏書き下ろし小説を収録。
ゲーム
2013年6月27日発売のプレイステーション3用ソフト。時系列としては第4巻と第5巻の間で起こったという設定。ゲームオリジナルキャラクター「園神凜祢」が登場する。
- デート・ア・ライブ 或守インストール
第一弾と同じくプレイステーション3用にて、2014年6月26日発売。
時系列は折紙の状況を踏まえると、劇場版と第8巻の間となる。ゲームオリジナルキャラクターとして「或守鞠亜」と「或守鞠奈」が登場する。
- デート・ア・ライブ Twin Edition 凜緒リンカーネイション
第一弾と第二弾のプレイステーション・ヴィータ移植版。2015年7月30日発売。
新キャラ「園神凜緒」と新シナリオを追加。『或守インストール』と第8巻の間で起きた出来事を描く。
- デート・ア・ライブ 凜緒リンカーネイション HD
対応ハードをプレイステーション4に変更した「High Definition版」。2017年10月12日発売。
これまでのゲーム3作品の限定版特典や予約特典の「特典小説」と「ドラマCD」をゲーム内に全て収録している。
- デート・ア・ライブ 蓮ディストピア
プレイステーション4専用ソフト。2020年9月24日発売。ゲームオリジナルキャラクターとしてナノの少女「蓮」が登場する。時系列は第11巻から第13巻の間と思われる。
ファンタジア文庫作品総出のアプリゲーム。著者の橘氏がメインシナリオ・全体構成・世界観を担当していることもあり、序盤から本作のキャラクターが多数登場している。
アプリゲーム。当初は中国圏のみで配信されていたが、2022年秋より日本語版も配信中。