概要
その名の通り、特定の“原作付き作品”のアニメ化の際においてそのアニメ版のシナリオの中で新規に追加された独自のキャラクターを指す。
フランチャイズもそれと同じものである。
いくら原作にはいないキャラクターと言えど、そのアニメの中で“一話か数話限りのゲストキャラ”から“長期に渡って話に関わってくる準レギュラー”であったり、アニメ版のストーリーにおいて“重要な役割を与えられたキーパーソン的存在”であったりと、その役割はそれぞれで大きく異なってくる(原作者の希望によって誕生したキャラクターも存在する)。
オリジナルキャラクターの追加に関しては何らかの理由による物語の再構成のためだったり、あるいは新視聴者層へのアピールのためだったりなどその経緯は様々である。
加えて元々原作での登場キャラが少ない作品のアニメの放送が長寿化すると原作キャラよりもアニメオリジナルキャラの方が多いという事が発生する。
稀にアニメオリジナルから原作にフィードバックされたり(所謂逆輸入)、リメイクされて名前等を変えて登場するキャラクターも存在する。
また原作初期に出ていたがそれ以降は出てないキャラが、アニメでは目立っていたり本来レギュラーだったキャラからレギュラーの座を代替するという展開もみられる。
長い年月を経て作品がリメイクされる場合、真っ先にリストラの憂き目に遭うのがアニメオリジナルキャラ。
大抵は連載に追いつかないように尺稼ぎを行うために作られているので、存在価値が喪失。
作品を尊重しようとする原作者や原作のファンには邪魔者扱いされがちだからである。
もっとも特殊な例はアニメ『半妖の夜叉姫』であろう。
基になった『犬夜叉』は原作・アニメともに終了しており、本作でも主人公の犬夜叉、かごめらの出番もあるにはあるが、ほとんどは原作者・高橋留美子デザインのオリジナル主人公が活躍するまったく別の物語になっている。
ソーシャルゲームでよくある性別違いアバター(グラブル主人公、ぐだお・ぐだ子など)で片方しか出ないケースはアニメオリジナルとは言い難いだろう。
ソシャゲ主人公でもアニメ提督や活撃審神者のようなケースであれば、アニメオリジナルとカウントされるだろうが。
該当キャラクター一覧
※後に逆輸入されたキャラクターは太文字化
※原作者の希望で誕生したキャラクターは☆付き
※『デビルマン』のように根本から漫画と異なるものは別作品としてここに記載しないことにする。
漫画が原作のアニメ
※1 モデルになったキャラクター自体は原作初期にて秋名スピードスターズのモブとして登場している。新劇場版に於ける愛車は守が三菱・ランサーEX1800GSRターボ、滋がトヨタ・スターレット(KP61)。
※2 CVはテレビアニメ版頭文字Dの藤原拓海の声優である三木眞一郎だがスタッフロールではキャストは記載されておらず、代わりにスペシャルサンクスに「Shin-ichiro Miki」と記載されていた。アーケードゲーム『頭文字D ARCADE STAGE Zero』では「謎の走り屋」名義として登場。
※3 原作に基となったキャラはいる。パーマにコースケの一部設定が使用されている時もある
※4 漫画でも姿は登場しないが、「語り手」にあたる人物(?)が存在する。
※5 原作に登場する武蔵野HENTAI倶楽部にあたる連中。
※6 見た目と行動が某悪魔とそっくりで、これを見た本人は自身のブログで「名前も含めて無断使用であり、不快である」とコメント、後日NHKは公式サイトで謝罪し、このキャラを削除している。
※7 実は原作者の構想にもあったキャラで、原作でも名前は登場しており、完全なアニオリキャラではない。
※8 アニメ版スタッフとして参加した大地丙太郎考案のキャラクター。同じくアニメ版の「すごいよ!!マサルさん」などにも登場する。
ゲームが原作のアニメ
絵本が原作のアニメ
作品 | キャラクター |
---|---|
かいけつゾロリシリーズ | ガオン☆ ナジョー ミリー ロジャー プッペ ルルー ディナ クララ イケメンのタコ 他(※ディナ達は原作者の書き下ろしにとどまっているため厳密には逆輸入ではない) |
スプーンおばさん | ルウリィ |
はなかっぱ | がりぞー アゲルちゃん 他(レギュラー・準レギュラーキャラは、そのほとんどが逆輸入されている) |
ぷるるんっ!しずくちゃん | 雨太郎 つむりん こゆきちゃん のりりん ユーレイ君 |
たこやきマントマン | バオバオ大王 テンテン パトラ たこ焼き屋のおばちゃん等※1 |
※原作では男
小説・ライトノベルが原作のアニメ
※1原作にも同名のキャラがいるが、彼女とは別人
※2クラウドは、原作でのゴールデン王的立ち位置の人物である。アニメ版のゴールデン王と原作のゴールデン王は王と言う立ち位置を除けば、全くの別人
※3ラノベ本編には逆輸入されていないが、漫画版では逆輸入で登場している。
その他
※1天音はアニメではαドライバーだがスマホアプリ『アンジュ・ヴィエルジュ ガールズバトル』ではアニメ版のあとのストーリーである世界ノ敵編でプログレスになってしまったためプログレスとして登場している。続編である『アンジュ・リリンク』では最初からプログレスとして登場。
※2トンイはドラマで同じ立ち位置としてカン・イルドという人物が登場しているが、トンイのような活躍はない
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