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ティナ(トリコ)

てぃな

ここでは、島袋光年の漫画『トリコ』のアニメオリジナルキャラクターについて記載する。
目次 [非表示]

CV:水樹奈々

概要編集

アニメオリジナルキャラクターで、グルメTVの情報番組『グルメニュース』の新米女性レポーター。伝書風船鳩の“クルッポー”を相棒としている。

登場初期は物語の狂言回し的な役目を担う事が多かった。


本編終了後のミニコーナー(『Gourmet NEWS』『ティナパン』『グルメ占い』『本日のグルメテイスティング講座』ユンを見つけて!ルンルン!ユン!』『当てて伝説へ 伝説食イズ』)と、次回予告のナレーションも担当。

原作(グルメ神社の回)でも、1コマだけモブキャラクターとして登場している。


人物編集

食べる事が大好きで、人一倍の負けず嫌い。「いつでも沢山美味しいものを食べられて、それを皆に伝えられると思ったから」という理由でグルメキャスターの仕事に就いており、カメラ前ではエレガントに振舞うが普段はとてもガサツ。更にはオヤジギャグを好むという多少オッサン臭い一面を持つが、女性らしい優しさも合わせ持っている。

また、物事の大きさを「大盛り」「てんこ盛り」、逆に小ささを「一つまみ」「1グラム」と表現するなど、料理用語を多用する癖がある。


世界中の美味しい食材の情報を皆に届けたいという思いは誰よりも強く、それに関しては一切の妥協を許さない。仕事中に偶然トリコ達と出会った事がきっかけで彼等の行く先々に(如何なる危険区域であっても)独自に足を運び取材しようとするが、自身の運の無さや詰めの甘さが災いして失敗に終わる場合が殆ど(具体的な失敗例は後述を参照)。


行き過ぎた情熱を持つが故に無許可かつ強引な手段による取材を本来の仕事を放り出してまで頻繁に行うのに始まり、それ以外にも取材先で揉め事を起こしたり、自身の食事の支払いを会社の経費で落とそうとするなどの問題児的な行動が目立つため、嫌味な性格の部長(CV:菊池正美)から睨まれている(もっとも、前述の彼女のやらかし具合は本来ならとっくにクビになっていてもおかしくないレベルなため、睨まれるだけで済んでいるのは恵まれている方である)。

しかしそれでも懲りる様子はなく、大スクープを掴もうと日々奔走している。


なお、最後のバトルウルフであるテリーの存在をカメラに収める事に成功しながらもテリーの事を慮って映像を公表するのを断念したり、ココの過去を知った際は撮影を控えるなど、スクープのためなら手段を選ばない人物という訳では決して無い。

原作では殆どいないサラリーマンだけの事はあり、仕事の愚痴を漏らす事もしばしば。



人間関係編集

  • トリコ

何かと顔を合わせる機会が多いが、実は絡み自体はそう多い方ではなく、トリコの方はティナに対してあまり関心は無いと思われる。

また、彼女に対する呼称は一貫して「お前」であり、ちゃんと名前を呼ぶ場面はついぞ無かった(というか作中では小松ぐらいからしか名前で呼ばれる事がない。なお、ゲーム版ではトリコから名前を呼ばれるシーンがある)。


アニメオリジナルパートのウールスターソース編では共にハントに赴いたりセンチュリースープ編では彼がスープを完成させるのを見届けたりと、ティナ自身がこの作品では貴重な一般人サイドのキャラクター故かトリコとは対照的に絡む場面が多く、仲は普通に良好な模様。ちなみに彼の事は、「小松くん」と呼んでいる。


何かとトリコにくっ付いて回るせいでトリコへ好意を抱く彼女には敵愾心を向けられており、初対面となった宝石の肉(ジュエルミート)編ではよく喧嘩になる場面が見受けられ、以降も顔を合わせる度によく噛み付かれている(しかしリンにとっては皮肉な事に『トリコと聞いて飛び付く』『大人気ない』、更には『本来原作に出ていないシーンに登場している』(ティナはアニメオリジナルキャラだが)という共通点があったりする)。

もっとも心底嫌っている訳ではなく、宝石の肉編終盤ではティナがトリコの勝利に貢献した事で多少はティナの事を認める様な発言をしたり、ゲーム『グルメサバイバル!』ではスクープを狙い無茶な行動をしたせいで危機に陥ったティナを助けたりしている。


無許可で強引に取材を求める彼女を快く思わず、リン同様に折り合いが悪い。ただし、BBコーン編のアニメオリジナルパートでは小松同様にウールスターソースの実を探すためにウージャングルに同行したり、四獣編ではグリーンレインによる雨の毒を消す「薬膳餅」の調理の中継の手伝いを彼女に要請するなど、協力的なところも見られる。


フグ鯨のハントで出会って以来妙な縁が出来たのか、その後の話(BBコーン編におけるウールスターソースのハント、センチュリースープ、美食王決定戦、豪華客馬、グルメ神社、四獣編など)でも頻繁に絡む様になった。

その際に行われるゾンゲとのドタバタ夫婦漫才なやり取りは、もはや恒例と化している。


具体的な失敗例編集

無断で虹の実が存在する第8ビオトープに入り、ヨハネス達開発局の面々につまみ出される


  • フグ鯨編

洞窟内には入れなかったが、いざという時のために小松のヘルメットに小型カメラを仕掛けていた。しかし肝心のフグ鯨の捕獲及び調理の際に小松がヘルメットを外してしまっていたため、撮影に失敗。

同話ラストではGTロボに遭遇しその姿をカメラに収めたが、GTロボにカメラを破壊された


  • 宝石の肉編

宝石の肉を撮影出来た事は出来たのだが、その宝石の肉が放つ強過ぎる光のせいでちゃんと映っていなかった


  • センチュリースープ編

小松がセンチュリースープを完成させるのを見届け、その後の試食会で同席させて貰う事に成功したが、スープの透明度が高過ぎるせいでまたしてもちゃんと映っていなかった


  • ガツカツカレー編

クミンサフラが完成させたガツカツカレーをカメラに収めようとしたが、その直後に現れたゼブラに恐れ戦いた拍子にカメラを海に落としてしまった


  • 劇場版

旧第1ビオトープこと『アカシアのキッチン』にて、ビオトープ内の希少な生物や食材を撮影出来た…と思いきや、そこに生息していた“電磁ウナギ”の電磁波の影響で映像が全て消えてしまっていた


まともに成功できたのはインフィニ・ビー編の金色小麦、四獣編の薬膳餅ぐらいである。

衣装編集

グルメニュース(悪質ユーザー撲滅について)ピンクだよ!

基本的にはレポーターらしく、白のワイシャツの上に桃色の淡いスーツ、真紅のヒールを着用している。


スクープ特盛!ティナはてんこ盛り可愛い?

トリコ達のハントに同行する時は、大抵の場合上部画像の様なハーフタンクトップとショートパンツに短めのブーツという軽装になる事が多かった(宝石の肉編や、BBコーン編におけるウールスターソースのハント、あとは2&5期ED映像など)が、何気に抜群のスタイルの持ち主である事が分かる。


この他にも


  • サファリルック(虹の実編、フグ鯨編、四獣編)
  • ジャック・スパロウ風の衣装、ライタースーツ(センチュリースープ編)
  • ドレス(センチュリースープ編(第40話)・豪華客馬、メロウコーラ編(第68話))
  • Tシャツと短パン(ガツカツカレー編)
  • サンタ服(第84話~87話ミニコーナー)
  • タキシード(グルメサービス大会(第80話)、総選挙結果発表(第100話))
  • サンバ衣装(5期ED)
  • 水着(5期ED)
  • ワンピース(6期ED)

など、様々な衣装を劇中・ED・ミニコーナーで披露している。


視聴者からの反応編集

そんなティナだが、視聴者(特に原作ファン)からの評価はすこぶる悪い


そもそもアニメ版トリコは、原作ファンからの評価がいまいちで賛否が分かれている事で有名なのだが、中でも原作粉砕機ことグルメスパイザーと並んで批判されるのがこのティナの存在である。

一番の問題はその出番の多さであり、上述の通りティナはアニメオリジナルのキャラで原作には存在しない(上述にもある通り、後に1コマだけ逆輸入で登場している)のだが、それにも拘わらず原作のシナリオにかなり強引に捩じ込まれているのである。これによって、


  • 無理矢理絡ませる事で話のテンポが悪くなる(特に序盤が顕著)

  • シナリオが改変されて、ストーリーそのものが変わってしまっている所がある(例としては、原作の宝石の肉編において最初に宝石の肉を発見するのはトリコなのだが、アニメだと何故かティナになっている。当然わざわざ彼女に変更する意味は無い)

  • その影響でトール隊長を始めとした存在そのものが消されたり、出番が削られてしまったキャラが多数いる

  • 上述の問題児な行動や言動がウザく、受け付けられない

  • そもそもキャラクターデザインがトリコの世界観に合っていない

などの様々な問題が発生し、トリコでは(というより島袋作品全体で見ても)かなり貴重な正統派美人キャラなのだが、その評価はかなり散々なものとなっている

もちろんティナを嫌っていない、好意的に見る視聴者もいたにはいたのだが、如何せん不満や批判の方が圧倒的に多く、「ティナのせいでアニメの視聴を切った」という声も少なからず挙がっている程である。


しかしオゾン草編からはハント先がそれまでとは一線を画す危険地帯となっていったのに加え、それに伴い物語に影響を及ぼす様な重要な展開(オゾン草編終盤におけるトリコと小松の正式なコンビ結成など)が増えた事や、制作側もこのままだと流石にまずいと思ったのか、ほぼ毎回最初から最後まで登場していた初期の頃と比べると出番が激減している(その代わりに、アニオリを含む物語の本筋と関係の無い話には毎回登場している)。



余談編集

  • キャラソン

2011年に発売された、トリコを始めとするキャラクター達のキャラソンが収録された『トリコ キャラクターソングス』には、彼女のキャラソン『1グラムだけのMIRACLE』が収録されている。オリキャラとしてはかなりの好優遇と言えよう。

ちなみに曲の終盤近くの早口言葉のパートは必聴。


  • ティナのグルメラジオDJ

2011年に発売されたティナがメインのパーソナリティとして進行するトークと歌のCDで、ジャンル的にはサウンドトラックにあたる。翌年には第2弾が発売された。

タイトル通りラジオ形式でトリコを始めとするお馴染みのキャラクター達とのトークが進行するのだが、アニメの『ティナパン』同様自由過ぎるゲスト達にティナが終始振り回される内容となっている


  • 演者に関して

演じた水樹奈々は他にもモブキャラなどの様々な役を演じているほ他、終盤ではある重要な人物の役を担う事となる。

ちなみに役とは違うが、水樹奈々は6期ED曲『Lovely Fruits』を歌ってもいる。


関連イラスト編集

ピースさぁ!お答えください!

センシティブな作品ティナ


関連タグ編集

トリコ


クルッポー トリコ(主人公) 小松(トリコ) ゾンゲ

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