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狂言回し

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きょうげんまわし

物語の読み手の理解を手助けし、物語が進む上で大事なキャラクター、またはその立場。

概要

狂言とは演劇のことであり(※)、狂言回しとは「演劇を回す」役回りのこと。


物語の主人公足りうる人物というのは、多くの場合観客である俗人とは乖離した身分や価値観を持っていることが多い。

そのためより観客に近い視点から物語に関わり、その言動や反応、あるいは直接的な実況解説を行うキャラクターが必要となる。これが狂言回しである。

しばしば「語り部」などの語と混同されるが必ずしも語り部である必要はない。また語り部が必ずしも狂言回しというわけではない。


主人公の従者や知人等の脇役ヒロインなど関係者として登場する事が多いが、たまたま居合わせた傍観者だったり、故人が死後の世界から見下ろしていたりで作中の展開には一切関与せずに実況解説に徹するということもある。第四の壁のこちら側に立って、端から物語であることは承知の上で観客に直接的に語りかけてくることも多い。


また単に解説役というだけでなく、仕事を選り好みして渋る主人公を説得したり、社交性を欠く主人公に代わって調査や交渉を担当する場合もある。


基本的には主人公が語り部を担っても狂言回しと見做されることは無い。

しかしながら長期シリーズでは、脇役やゲストがそのエピソードに限って主人公となり、本来の主人公が狂言回しに後退することもままある。


主人公であることもあれば、脇役ヒロインとして扱われることもあり、複数の狂言回しが登場する場合もある。物語の進行役や語り手の役割に徹し、物語の本編には最初と最後だけ登場するような場合もある。また狂言回しそのものが黒幕である事も。

作中の世界に対し俯瞰的な視点を持ち読者・視聴者に語り掛けてくるなど、物語本編やその登場人物たちとは隔絶した存在として描かれる作品もある。


※……能楽の一種である狂言由来と説明されることもあるが(wikipediaなど)、能楽に狂言回しなる用語は存在しない。


狂言回し役のキャラクター

五十音順。主人公である場合は★を付ける。


※ 他にもいましたら追加お願いします。


関連項目

キャラクター 物語 主人公 もう一人の主人公 トリックスター

語り部 解説 解説役 裏声 ナビゲーター ナレーション オムニバス

概要

狂言とは演劇のことであり(※)、狂言回しとは「演劇を回す」役回りのこと。


物語の主人公足りうる人物というのは、多くの場合観客である俗人とは乖離した身分や価値観を持っていることが多い。

そのためより観客に近い視点から物語に関わり、その言動や反応、あるいは直接的な実況解説を行うキャラクターが必要となる。これが狂言回しである。

しばしば「語り部」などの語と混同されるが必ずしも語り部である必要はない。また語り部が必ずしも狂言回しというわけではない。


主人公の従者や知人等の脇役ヒロインなど関係者として登場する事が多いが、たまたま居合わせた傍観者だったり、故人が死後の世界から見下ろしていたりで作中の展開には一切関与せずに実況解説に徹するということもある。第四の壁のこちら側に立って、端から物語であることは承知の上で観客に直接的に語りかけてくることも多い。


また単に解説役というだけでなく、仕事を選り好みして渋る主人公を説得したり、社交性を欠く主人公に代わって調査や交渉を担当する場合もある。


基本的には主人公が語り部を担っても狂言回しと見做されることは無い。

しかしながら長期シリーズでは、脇役やゲストがそのエピソードに限って主人公となり、本来の主人公が狂言回しに後退することもままある。


主人公であることもあれば、脇役ヒロインとして扱われることもあり、複数の狂言回しが登場する場合もある。物語の進行役や語り手の役割に徹し、物語の本編には最初と最後だけ登場するような場合もある。また狂言回しそのものが黒幕である事も。

作中の世界に対し俯瞰的な視点を持ち読者・視聴者に語り掛けてくるなど、物語本編やその登場人物たちとは隔絶した存在として描かれる作品もある。


※……能楽の一種である狂言由来と説明されることもあるが(wikipediaなど)、能楽に狂言回しなる用語は存在しない。


狂言回し役のキャラクター

五十音順。主人公である場合は★を付ける。


※ 他にもいましたら追加お願いします。


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  • 無紙言葉

    慟哭

    全て舞台の上の出来事です。 朗読のようで、演説のようで、好きなだけ話して吐き出した言葉の群れは、全て舞台の上の狂言回しに帰結します。 そう、全部舞台の上の台詞なんですよ。 語る貴方。聞く貴方。或いはその両方たる貴方へと彼女は語りかけます。 口調が女性に寄せてありますが、語尾や語調をアレンジして、男性用で読んでくださっても構いません ついでに貴方の言いたいことも混ぜ込んでもバレませんよ。どうぞお気に召すままアレンジを。

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