ヌックとは、獣の奏者エリンのキャラクター。
CV:藤原啓治
概要
モックとのコンビで、比較的長身で、髯を生やしているのがヌック。
元々はごく普通の真王領民だったが、その性格が災いして農仕事も兵役も上手くいかなかったらしい。その後仮面の男に利用されて卵泥棒(未遂)に手を染め、指名手配されてしまう。<堅き楯>達に追われていたところをエリンに助けられて以来それを恩義に感じており、ジョウンの小屋からカザルム、王都、さらには<降臨の野>と、エリンについていくことになる。カザルム学舎では雑用係として働くが、失敗が多くカリサに怒られてばかりいた。
闘蛇や王獣に襲われる、不良に絡まれる、ダミヤに人質に取られるなど、行く先々でトラブルを引き起こす凸凹コンビだが、崖から落ちたジョウンとエリンを救出したり、エリンの飛翔訓練用の服や騎乗具を作ったりするなど、いざというときは意外な活躍を見せることも。<降臨の野>以降の動向は不明だが、ラストシーンからすると引き続きカザルムの学舍で働いている可能性が高い。
月日の経過によって他の登場人物が様々な成長を見せる中、外見がさほど変わらず、視聴者の視点でエリンを見守るような役回りのキャラクターである。