ピクシブ百科事典

キリク(獣の奏者エリン)

あんさつしゃきりく

「獣の奏者エリン」に登場する教師で医者で暗殺者

CV:楠田敏之

概要

表の顔は毒専門の教導師であり、物語中盤で王都のタムユアン高等学舎から多額の寄付金付きでカザルム学舎に赴任してきた。学童達からの受けは良いが、裏ではダミヤの下で仮面の男として暗躍し、ヌックとモックに闘蛇の卵を盗ませようとしたり、カザルムではエリンとリランの関係を詮索するなどしていた。イアルとは何度もを交え、互角以上の勝負を繰り広げた。リランの肩をで射抜いた張本人でもある。
真王領の貴族の家に生まれたが、モットン夫妻の手により両親と妹を失っており、自らも抑圧された生活を送っていた。後にモットン夫妻を自ら毒殺したが、この事から大公領民に対して激しい憎悪を抱いている。
常時菓子を持ち歩いており、これで相手を懐柔したり、時には鋭利な飴を投げ付けて武器にもする。大公領で下働きをしていたためか料理が得意で、作中では饅頭を作ってカザルムの学童に食べさせている。
前述の過去もあって自らを「籠の鳥」と称し、「人同士が分かり合えないのに、人と獣が分かり合えるはずがない」という考えを持っている。当初は「リョザ神王国は清らかな者のためにあるべき」と説くダミヤに忠実に従っていたが、ただひたすら自然のままに王獣と共に生きようとするエリンを見るにつれて次第に心境が変化し、ダミヤや自分のやり方に疑問を抱くようになる。
エリンに対して妹のターヤを重ねて見ており、自分達の計画にエリンを巻き込みたくないと考えるようになる。その後用済みになりダミヤに始末されそうになるも、イアルと共闘して追っ手を撃退。イアルにエリンのことを託し、ダミヤのいる天幕へ近づこうとするイアルを援護した。
最終回では持ち前の医術を庶民の為に生かすべく、旅の医術師として庶民を相手に診察している様子が描かれており、エリンの故郷であるアケ村にも訪れている。
なお著者はキリクについて、『「掟」という言葉で象徴される、社会が生み出す制度の柵に捕らえられ、もてあそばれる一人間』と評している。しかしエリンに近づいた事がきっかけでその『柵』の存在に気付き、脱出する事に成功している。
2010年3月末に発売されたムック本には彼を主役にしたサイドストーリーが掲載されている。

関連タグ

獣の奏者エリン

コメント