ジェシ
じぇし
CV:並木のり子
『探求編』より登場したエリンとイアルの息子で、初登場時8歳。
王獣を家族のように大切に思っており、原作では幼い頃から共に育ったアルを「アル姉ちゃん」と呼んで慕っている。その為「王獣を道具のように扱う」とも取れる「王獣使い」と言う言葉にかなり嫌悪感を示す。
またかつてのエリン同様、母の様になりたいと言う夢を持っており、12歳でカザルムへの入舎ノ試しを受ける。その際、入舎の動機を問われ、「ぼくは王獣が大好きです! だから、母の様になりたいのです!」と黒々と大きく書いて、トムラら教導師達を大爆笑させた。
そんな彼もやがて過酷な運命に引きずり込まれる事になる。始めこそ両親を案ずるあまり荒れた事もあったが、「必ず戻って来るから」と言うエリンの言葉を信じ、両親を待つ決心してからは、時折直情的な一面も見せるものの、心身共に著しく成長し、家族や王獣を気遣う一方で、自身も意外な活躍を見せる。
決戦後、母と一緒にいられたのは僅か4日間だったが、彼にとっては大変有意義な時間だった。立派に成長した彼は母の遺志を受け継ぎ、リョザの国家安定にも一役買う事となる。
アニメでは最終回の1シーンのみ登場。アルの傍らで母の仕事が終わるのを待っていた。母譲りの音感を持つのか竪琴を上手に演奏している。
霧の民の血を引くもクォーターの為、髪や瞳は黒。但し本編では言及されなかったが、思春期頃に背が伸びた際、非常に長身になっている可能性が高い。
ちなみに顔立ちはやや父親似との言及があるが、挿絵等で見る限り明るい笑顔は母親から受け継いだ様である。
性格は非常に腕白で、両親からは想像も付かないほど(ひょっとしたら社交的だった母方の父親に似た?)口達者だが、生物全体が大好きで好奇心旺盛な一面は母親譲り。
更に、『完結編』の後半で父譲りの俊敏さと行動力を見せる様になる。
コメント
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ただただ、書きたかっただけです。 もう、自分の趣味全開なので、めちゃくちゃ楽しんで書いております。 大好きな獣の奏者を、約半年ぶりに読みながら、ふと、過去の話は出てくるのに、先の話はないな、と思いました。数百年前の話があるなら、数百年後の話が合ってもいいではないか! という安易な気持ちからキーを叩いた結果、駄作中の駄作に陥りました…… やはり、菜穂子先生の文章力ある作品を描くには、自分は砂粒でしかない……と思いながらも、投稿してしまいます。 あくまでも趣味ので書いたので、表現の拙さ、読者さんの解釈とは違う部分があっても、どうか目をつぶって見過ごしてください。 それではどうぞ!!13,008文字pixiv小説作品