概要
山梨県民は基本内向的であるためあまりアピールしたがらないが、実はミーハー気質でもあり、いざ山梨ネタを振られると非常に食いつきがいい。ただ頑固な部分もあり、間違えたことを言うと激しく突っ込まれる。このため山梨県民ホイホイタグを使う人はあまりいないが、pixivをよく探すと山梨県民が食いつきそうなネタはいくつかあるので、ここで紹介する。
なお、大きく分けても国中民と郡内民でネタの方向性が異なるため、県民でもホイホイされる内容が全く異なったりする。
山梨県民ホイホイネタ一覧
武田信玄
山梨を代表する英雄。「山梨の人物といえば?」と聞くと県民はまず名前を出してくると思ってよい。川中島の戦いのイメージが強すぎるために誤解されることがあるが長野県ではない。甲府駅の南口には信玄公の銅像が立ち、4月になると甲府駅前で山梨最大規模の催しである「信玄公祭り」が開催される。この影響からか山梨県民は戦国時代に詳しく、特に信玄に絡むネタになると驚くほどの知識を披露する。また、山梨県で著名な人物が現れると「信玄公の再来」「○○(元号や肩書)の信玄公」というどこかのプロ野球チームの英雄的助っ人選手ばりの扱いを受ける。
実際に県民が信玄を崇拝しているエピソードとして戊辰戦争の時、甲斐国(山梨県)は元々徳川の直轄地であり、住民は当初甲陽鎮撫隊と組んで新政府軍と対峙しようとしたが、新政府軍側に武田信玄の重臣・板垣信方の末裔である板垣退助がいると知るや「信方様の再来」と歓喜し、あっさり新政府軍に寝返り勝沼で甲陽鎮撫隊を撃破している(板垣は元々乾姓であったが、新政府側の公家・岩倉具視から「信方の末裔であることを主張し、甲斐の住民の支持を得よ」との助言で板垣姓を名乗るようになった)。重臣の末裔でもこの騒ぎであることから、信玄の末裔ともなるとどうなるかは想像がつくだろう。ちなみに山梨県民が愛用する「ビミサン」の製造メーカーである「テンヨ武田」の経営一族は信玄の父・信虎の末裔である。
pixivでも「山梨県=信玄」のイメージが強く、魔法少女大戦のイラコンでは信玄をモチーフとしたイラストが多く投稿されている。
なお、山梨県民に対しては「信玄公」と敬称で呼ぶのが暗黙のルールである。間違えて「信玄」と呼び捨てにすると「公をつけろよデコ助野郎!」と本気で怒る人がいるので注意されたし。
ほうとう
山梨を代表する食べ物。「味噌仕立ての汁に太い麺と野菜を入れて熱く煮立てる」ものであるが、山梨県民にほうとうを語らせるとその鍋奉行っぷりが表れる。「汁は味噌でないとダメ」「かぼちゃが入っていないとダメ」「冷えたものはほうとうではない」は勿論のこと、「肉を入れてはならない」「山梨県民は家でしかほうとうを食べない」ということまで言い出す人もいる。県内にある外食系ほうとうは豚肉や牛肉、さらには猪肉や鹿肉を入れているところもあるが、それだけでほうとうと認めていない人がおり、さらにカニを入れた観光客向けの某ほうとう屋がバッシングを受けて閉店に追い込まれたという噂もある。ちなみに埼玉県深谷市に「武州ぼうとう」という味は薄めでかぼちゃの代わりに深谷ねぎが入ったものがあるが、某コンビニが販売した時は…想像にお任せしよう。
…と、上述のようにほうとうに対して強いこだわりを持っている人もいるが、実際はほうとうについてこだわっていない県民が多い。家庭で出されるほうとうは地域によっては麺ではなくすいとんみたいな形状だったり、汁についても「味噌汁で煮ている」「汁粉に入れている」という回答もあり、さらに具材についても肉を入れるのは当たり前で、家によっては豆腐や魚介を入れたりとかなりアバウトである(そもそもほうとうは元々戦国時代の陣中食であるが、当時手間をかけて麺にしてたり輸送時に嵩張るかぼちゃを持参してたとは考え難い。祝い時の食事となり麺やかぼちゃを入れるスタイルに進化したと思われる)。
また、山梨県の飲食店は「おざら」という冷やしほうとうに醤油ベースの汁をつけて食べるものや、ラーメンのスープにほうとうの麺を入れた「ラーほー」、さらにほうとうの麺の生地を混ぜた「ほうとうアイス」なんてものまである。ちなみにほうとうアイスのお味のほうはというと…ほうとうイエー!
なお、富士吉田市を中心に郡内地方ではほうとうより「吉田のうどん」のほうが有名である。詳細は当該項目を参照のこと。
信玄餅
山梨の銘菓。プラスチックの容器にきな粉をまぶした餅が3切れ入っており、添えられている黒糖の蜜をかけて食べる。ちなみに類似の菓子は日本中にある。山梨県民のこだわりは「食べ方」と「製造元」で、この2点はしばし論争のネタになる。
食べ方であるが、容器に入ったまま食べようとするときな粉が飛びやすく(ひどい時は蜜まで飛び、服についたらなかなか取れない)、それを県民が見たら「あーあ…」という顔をする人が多い。山梨流の食べ方は「包みビニールを敷き、その上に信玄餅をひっくり返して蜜をかける」であるが、無論その食べ方はどうかという県民もいる。ちなみに製造元ではわざわざ信玄餅の食べ方について解説している。
信玄餅の製造元は桔梗屋と金精軒の2つがあり、商標の問題から「信玄餅」として販売しているのは金精軒のほうである(桔梗屋は正式には「桔梗信玄餅」)。県外でメジャーなのは日持ちの良い桔梗屋のほうであるが、県民の中には「オリジナルは金精軒で桔梗屋はパクリ」と思っている県民がいる。実際は桔梗屋のほうが先に販売したんだけどね…。経緯の詳細は当該項目を参照されたし。
甲州弁
山梨県の甲府盆地で使われる方言。その独特な内容から県民ホイホイネタの1つとされている。代表的な例として「お前、こっち来い」があり、これを甲州弁では「おまん、こっち、こぉ」となる。そしてある部分を切り抜くと…おわかりいただけただろうか。
他にも他県民が聞いたらびっくりする言い回しをするため、各地の方言人気ランキングでは最下位の常連となっている。これを東京のテレビ番組が面白おかしく紹介するため、馬鹿にされるのを嫌って無理やり矯正する県民もいる。甲州弁に罪はないんだよ…
県外からはこのような扱いを受けているが、県内ではむしろ甲州弁を大事にしようという試みがされており、その例として山梨のローカルヒーローである甲州戦記サクライザーのショーやテレビのセリフはすべて甲州弁である。
なお、山梨県全体がこの方言を使うわけではなく、富士五湖周辺では甲府盆地とは異なる方言(郡内弁)であったり、早川町の奈良田地区では「奈良田方言」という地域特有の方言もある。他にも県南部は駿河弁、県北西部は中信方言など他県の方言と混ざっていたりするため、県民同士ですら同じ地域や家族同士でも方言が通じないことがしばしばあったりする例も。
ハッピードリンクショップ
2000年代半ば頃から突如現れた自動販売機群。駐車場や路肩の広い道路脇に数メーカーの自動販売機が1台ずつ並ぶ形となっており、しかも「ハッピードリンクショップ○○店」ときちんと店舗名もある。値段は普通の自動販売機より格安であるが、立地条件により値段にばらつきがある(場所によってはコンビニや他の自動販売機より高いという本末転倒気味なものも……)。また、原油価格が上がると運送費もかかることからちゃっかり値上げして転嫁する場合もある(この場合、原油価格が下がれば元に戻る)。最近では山梨より長野県のほうに力を入れており、ハッピードリンクショップをホイホイネタにすると長野県民も釣れる場合がある。
ちなみにあるテレビアニメでこれを模した「ラッキードリンクショップ」というのが登場したが、本家がその後コラボレーションを行ない、アニメの聖地付近の店舗を「ラッキードリンクショップ」へ改装してしまった。もちろん置いてある自動販売機はそのアニメ仕様である。
修学旅行安否速報
修学旅行シーズンになると地元テレビ局の夕方のニュース番組の最後に流される情報。山梨県民で子供が修学旅行に行っている間保護者は子供の安否を心配することから、地元テレビ局が始めた情報である。まだ電話がなかった世帯も多かった頃は各県でこの速報を行なっていたが、電話が普及し、しかも最近では携帯電話やスマートフォンを子供に持たせる親も多くなってきたことから既に不要と思われるサービスであるが、山梨県の民放2局は現在もこの情報を伝え続けている。
但し、『修学旅行安否速報』だけをホイホイネタにすると、山梨県民だけでなく秋田県民も飛びつく場合がある。これは秋田県でも修学旅行安否速報を行なっているからであるが、秋田県の場合はテレビCMという形で流しているため、「ニュース番組で修学旅行安否速報をやっている」と言えば山梨県民のみが反応する。
山梨CM
山梨県で放送されているCMのうち、有名なものは「甲斐ファニチャー」「クリーニング志村」がある。
「甲斐ファニチャー」は富士川沿いにある仏具店であるが、甲州弁をラップにした曲を古くから流している。ご当地バラエティ番組で紹介されることがあり、「だっちもねえこんもいっちょし」は山梨県民が最も食いつくCMソングである。「だっちもねえこんもいっちょし」を翻訳すると「くだらないことを言うなよ」であるが、仏具とどう関係あるかは気にしてはいけない。
「クリーニング志村」は県内で展開するクリーニング店であり、クリーニングについて授業をする先生が「この答えは何だ?」と見ると居眠りをしている生徒がいるため「志村!」と指すとその生徒が「はい!クリーニング~しむ~ら~」と歌うもの。こちらもご当地バラエティ番組で紹介されたことがあるが、「山梨県民に「この答えは何だ?志村!」と言うとこのフレーズを歌う」という無理があるもので、逆にしつこくやると嫌われる場合がある。
山梨県民ホイホイ?ネタ一覧
ホイホイになるかは意見が分かれるネタ
富士急ハイランド
富士山の北麓にある山梨県最大級の遊園地。特に絶叫マシンに力を入れており、「東の富士急、西のナガシマ」呼ばれるほどである。最近は入園料を廃止してオープンにしている(かわりに絶叫マシンの料金を値上げ)。またラブライブ!サンシャイン!!やTHEiDOLM@STER、艦隊これくしょんなどとコラボレーションを行なっているため、pixiv上では当該作品絡みの投稿も散見されている。
特に2017年6月から7月にかけて開催された艦隊これくしょんの瑞雲祭りはある意味伝説となっており、富士急ハイランド関係では最大の投稿数である。
しかし実は甲府方面から富士急ハイランドへは意外と行きづらいということもあり、「富士急ハイランドはあまり行かない」という県民は結構いたりする。例として甲府駅から1本で行ける公共交通機関は富士急バスしかなく、しかも1時間に1本しか運転されていない。一応大月駅で乗り継ぐルートもあるが遠回りになるうえ、富士急行がかなり遅いため大変苦労する。そのため甲府方面の人は「富士急ハイランドは車で行く所」であり、さらに免許のない高校生以下からは敬遠されやすいのである。
但し、甲府周辺でも小学校の遠足やスケート教室など(敷地内に競技用スケートリンクがあるなどスケート施設も充実している)で訪れる機会はあるので、「行ったことはある」県民は多い。
清里
八ヶ岳の麓にある高原地帯。元々は別荘地として開拓が行われたが、バブル景気になると清里駅を中心にタレントショップやペンションが多く進出。「気軽に行ける避暑地」として東京方面や夏場は気温が急激に上がる甲府から多くの人が訪れていた。
しかしバブル景気が終焉するとタレントショップが相次いで閉鎖。周辺のペンションも観光客減少により廃業し、マスコミからはその荒廃ぶりにゴーストタウンとして紹介されることが多い。しかし本来の別荘地としての機能は健在で、「衰退した」というより「バブル景気の前の姿に戻った」といったほうがよい。ちなみに富士吉田市を中心とした郡内地方の人たちはバブル景気の頃も富士山麓で足りるので清里へ行く機会は少なかったようである。
みさか路マン
かつて河口湖の湖畔に「ほうとう屋敷みさか路」というほうとう店があったが、ここの社長の行動が派手なことで有名で、「とんねるずのハンマープライス」で和田アキ子の実物大ハンドモデルや石橋貴明が書いた掛け軸などを落札したり、カウンタックや世界に2台しかない特注リムジンを購入したり、年300万円の維持費がかかるアロワナを店の水槽で飼っていたりしていた(これらは自分の趣味であると同時に客を楽しませるもので、特注リムジンは一定の食事をすれば乗ることができた)。
その中で自ら「みさか路マン」としてヒーローに扮してCMに出演。このCMは主にテレビ神奈川で放送されていた。その容姿や内容がツッコミどころ盛り沢山であったが、この格好でたまに店に出たり、スポンサーをしているイベントに出演していたりしていたので知っている県民も多かったと思われる。
残念ながら「ほうとう屋敷みさか路」は2016年9月に諸般の理由で閉店してしまったが、社長は機会があれば再開の意思を示しており、「みさか路マン」として戻ってきてほしいものである。
pixivユーザー的山梨県民ホイホイ
pixivユーザー的の場合、以下の作品、人物、キャラクターが山梨ホイホイネタとなる。投稿数は2021年5月時点で、R-18を含める。
ちなみに山梨を代表する英雄である武田信玄の投稿数は約3,300。戦国系の各種ゲームでも登場しているため、pixiv内の投稿数はわりと多い。
輿水幸子
山梨関係最大投稿数(16,000オーバー)を誇るアイドルマスターシンデレラガールズの登場キャラクター。「ボクが一番カワイイ」が口癖の自信過剰気味なボクっ娘。作品がアイドル育成シミュレーションゲーム最大手の中で選抜総選挙では1桁順位を伺うほど(最高順位は4位)で、全体の中でもかなり人気が高い。そもそも山梨県はリアルアイドルが極端に少なく(ネタで林真理子や坂本ちゃんが出てくる有様)、その反動もあると推測される。但し山梨に絡めた投稿数は…お察しください。
アイドルマスターシンデレラガールズの山梨県出身キャラクターは他に柊志乃がいる。
ゆの
ひだまりスケッチの主人公。山梨県出身の主人公としては最大投稿数(7,500オーバー)を誇る(「ゆの ひだまりスケッチ」での抽出結果)。芳文社が発刊しているきらら系列アニメの先駆者であり、2007年にアニメ化されてからは「ゆの=山梨県を代表するキャラクター」という扱いとなっている(その後先述のボクっ子や後述の後輩的作品などが登場しているが、古くからのファンは現在もそのイメージが根強い)。なお作品自体は山梨県とは無関係なので注意。
なお、ピクシブ百科事典ではゆの(ひだまりスケッチ)で記事があるが、作品投稿はゆのだけのタグが圧倒的に多い。
ゆるキャン△
山梨が舞台の作品では最大投稿数(8,000オーバー)。個人でも志摩リンが5,300を超え、武田信玄を抜き輿水幸子とゆのに次ぐ第3位、(元々は静岡県民であるが)各務原なでしこも4,000を超えるなど山梨キャラクター別上位10タグの多くがゆるキャン△絡みである。しかもこの作品は山梨ネタが多く、山梨県と身延町が役所が病気なのでさらなるネタも期待される。派生作品としてへやキャン△が作られているが、ご当地ネタはへやキャン△のほうが多い。実はゆるキャン△はきらら系列で、ひだまりスケッチの後輩である。
なお、この作品に山梨県民ホイホイタグをつけるとこの作品関連で埋め尽くされてしまうため、利用は計画的に。
冬美旬
アイドルマスターSideMの登場人物。投稿数1,200は男性キャラクターとしては鎧伝サムライトルーパーの真田遼を超え、武田信玄に次ぐ。
SideMは2016年に山梨県とコラボレーション「アイドルマスターSideM×山梨(理由あって、山梨)」を4回実施し、山梨県の工芸品を使ったグッズの販売や各種イベントを実施しているが、冬美旬は4回すべてに参加している(あと信玄繋がりという理由だけで信玄誠司も)。勿論本イベントの主役的立場である。
高森奈津美/三澤紗千香
ともに山梨県出身の声優。存命中の山梨出身人物の投稿数は1位と2位(高森約330、三澤約100)である。高森はシンデレラガールズの前川みくの声優ということもあり、それに絡んだ投稿が多い。三澤はウマ娘プリティーダービーのサクラバクシンオーなど声優をやったキャラクターのイラストにタグが付けられている。
この2人がMCのインターネットラジオ『はくばく Presents 高森奈津美・三澤紗千香の山梨応援ラジオ』が音泉内で放送されている。
桜織
富士吉田市の観光PRキャラクター。山梨のご当地キャラクターでは最大投稿数(約30)である。ちなみに声優は先述の高森奈津美とこれも山梨ホイホイの要因になっている。ご当地キャラは作った後有効利用できない場合が多いが、富士吉田市は真面目にPRしており、市内のバスをラッピングしたり、市内で痛車を集めた「桜織の痛車ふぇす」というのも開催し、桜織仕様の痛車も用意している。
自動車メディア「レスポンス」での「桜織の痛車ふぇす」の記事より
ところで桜織の趣味がお酒(酒乱気味)であるが、シンデレラガールズの柊志乃(非酒乱?)といいゆるキャン△の鳥羽美波(ガチ酒乱)といい山梨のキャラは酒絡みが多いのは気のせいだろうか…?
山梨県関連の作品・キャラクター
ピクシブ百科事典に記事があるものを記載する。
山梨県を舞台にした作品
公式(舞台地)
公式が山梨県と公表しており、かつ実際の地名で登場している作品。
舞台地は以下の通り。
公式(モデル地)
公式が山梨県の地域を主なモデルとしている作品、但し地名が架空、または詳細な場所が明らかにされていない。
※ハングリーハートは公式設定では山梨県であるが、具体的な地域は不明。
※迷家-マヨイガ-は舞台となった納鳴村のモデルが道志村。
※神様になった日のモデルは山梨市。当初は非公式であったが、その後山梨市とコラボレーションを行ない、公式がモデル地であることを認めている。
準公式
- 本舞台ではないが、核心となる舞台地として公式が山梨県をモデル地として公表している。
- 原作が本来の舞台ではないが、アニメ化や続編で山梨が舞台であることを公式が認めている。
以下の2つのうちどれか1つでもあてはまる場合準公式とする。
※ななついろ★ドロップスは原作の舞台は大阪府枚方市であるが、アニメは北杜市周辺(アニメ監督によるTwitterでの発言では「山梨県側の八ヶ岳山麓」)。
※ヤマノススメは本来の舞台は埼玉県飯能市であるが、セカンドシーズンは富士山北麓を舞台にしており、富士急行の支援で実在する施設が登場している。
※アサルトリリィは本来の舞台は神奈川県鎌倉市であるが、主人公の一柳梨璃の出身地が甲州市出身で、アニメ作品アサルトリリィBOUQUETでも甲州会が複数登場する。
※まえせつ!は本来の舞台は埼玉県であるが、第四幕、第五幕、第十幕は笛吹市の石和温泉が舞台。また、富士の国やまなしフィルム・コミッションがロケ支援を行なっている。
※BIRDIEWINGは途中から舞台となる雷凰女子学園が山梨の河口湖。
非公式
山梨県内に主要舞台のモデル地が確認されているが、公式ではあくまで特定のモデル地がない架空の地域としている作品。
山梨県出身のキャラクター
一部非公式あり。上記にて紹介した作品の主人公や主要人物は割愛。
主人公
主要キャラ
輿水幸子/アイドルマスターシンデレラガールズ | 柊志乃/アイドルマスターシンデレラガールズ | 冬美旬/アイドルマスターSideM |
武田美千留/ハイスクール・フリート | 小笠原光/ハイスクール・フリート | 安西ときわ/ミュークルドリーミー |
灰原二郎/DAYS | ||
アニメネタについて
山梨県のテレビチャンネルはNHK、Eテレと民放が日本テレビ系列の山梨放送(YBS)とTBS系列のテレビ山梨(UTY)しかなく、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京の各系列アニメの話題についていけないと思われがちであるが、実際はケーブルテレビによる東京からの再送信が行われており、先述の山梨に系列局がないテレビ局は勿論、TOKYOMXやテレビ神奈川といった独立局の視聴も可能である。そのため、山梨県民にアニメの話題を振っても普通についていけることが多く、テレビアニメの視聴環境は甲信越で一番良いと言われている。なお、山梨放送とテレビ山梨のアニメ放送状況については当該項目を参照。
しかし、県内に普及しているケーブルテレビにも落とし穴があり、初期費用と月額料(NHK受信料は別)がかかるうえ、日本テレビの番組は山梨放送、TBSの番組はテレビ山梨があるため、系列の都合で視聴ができないので注意が必要である。
例外
ほとんどの地域がケーブルテレビの恩恵によりアニメ視聴にはさほど困らないが、ケーブルテレビの提供エリア外の地域もあり、その場合は状況が異なってくる。
県南部
南部町(と身延町の一部)はケーブルテレビのサービスエリアから外れているため東京からの再送信の放送が視聴できないが、代わりに静岡県からの放送が再送信により受信できる。アナログ時代は日本テレビ系列は山梨放送と静岡第一テレビ(SDT)、TBS系列はテレビ山梨と静岡放送(SBS)の両方が視聴可能と得した気分(テレビ東京とTOKYOMXは映らないけど)であったが、デジタル化で静岡第一テレビと静岡放送の再送信は終了している(フジテレビ系列のテレビ静岡(SUT)とテレビ朝日系列の静岡朝日テレビ(SATV)の再送信は継続)。
山間部
早川町や小菅村、道志村など山梨でも特に山中にある自治体はケーブルテレビもなければ他都県からの再送信もない。つまり甲府にある放送局からのテレビしか視聴できない。この場合は見たいアニメがある場合はBS/CSへ加入するかインターネットのアニメチャンネルを利用するしかない。
関連タグ
山梨県:ネタ以外を含む山梨県の紹介。
梨ッコラボ:山梨県関連キャラのクロスオーバータグ。
宝灯桃汁 山奈しずく:山梨関連のバーチャルYouTuber
多用注意の関連タグ
以下の理由で多用しないことが望まれる。
ゆるキャン△:上述の紹介の通り、山梨関連の投稿数が多いため。
富士山:静岡県民と論争になる可能性があるため。輿水幸子やゆるキャン△、桜織など山梨関係ならともかくこの作品やこの作品絡みは間違いなく相手側ですので特にやめておきましょう。
併用禁止のタグ
山梨県と深く関わりがあるが、ホイホイネタと一緒にしてはいけないタグ。
オウム真理教:ご存知の通り山梨県に教団施設「サティアン」がかつて存在し、強制捜査中は連日の報道により「山梨県民=オウム信者」という風評被害を受けてしまった経緯がある。そのため山梨県民としても最大のタブーであり、一緒にしてはいけない。
地方病:かつて山梨県で蔓延した病症。ウィキペディアの当該記事が秀逸すぎたため山梨を語るうえでこの話題を出す人がネット上で散見されるが、山梨県民とっては先祖代々苦しめられた病症であり、祖父や祖母の代に村八分を受けた人もいる。pixivで地方病に関連した投稿はあるが、混同を避けるべきである。