ピクシブ百科事典

ウィキペディア

うぃきぺでぃあ

ウィキペディア( Wikipedia )はウィキメディア財団によって運営されているオンライン百科事典。この事典における記事は全て「検証可能性」「中立的な観点」「独自研究は載せない」の3つの方針に従わねばならない。
目次[非表示]

注意:この項目には「具体的なユーザー名」を記述しないでください。アカウント停止の可能性があります。実は執筆者は自分のアカウントを書き込もうとしましたが、やめておきました。


3つの方針(詳細)

リンクはWikipediaのサイトより。

  1. 信頼できる情報源を参照することにより「検証できる」内容だけ執筆してよい
  2. あらゆる観点からの描写を平等に扱い、中立的な観点に沿って書かれなければならない
  3. 信頼できる媒体において発表されたことがない情報は載せない

概要

WikiとしてのシステムMediaWikiを採用しており、インターネット利用環境な環境にあり、なおかつWikiの文法を理解できれば(基本的に)誰でも編集可能

しかし、虚偽あるいは確認されていない情報の記述を行うことや、公表されていない情報を書き込むなど、荒らし行為があったという理由から匿名(非ログイン状態)では編集できず、ユーザ登録&ログイン・管理者権限が必須(=管理者しか編集できない)項目も存在し(いわゆる半保護ないし全保護と呼ばれる状態)、特に芸能人政治家といった、存命の著名人にまつわる記事で「半保護」や「全保護」(管理者以外の編集が不可能)にされる傾向が強い。

また、荒らしとみなされる行為や他者に対する誹謗中傷を行ったとしてアカウント停止などの処置がとられる場合もある。
ログインしていない場合、特定のプロバイダリモートホストIPアドレス)からの編集ができないようブロックすることもある。

プロジェクト

このWebサイトWikimedia Foundationにより運営されており、各言語版が存在する。

この団体のWikipedia以外のプロジェクトとしてはほかに辞書版としてウィクショナリーWictionary、外部リンク)や、フリーでオープンコンテントな引用集であるウィキクォートwikiquote)などが存在する。

他言語版

このサイトは日本語だけでなく、様々な言語で展開されており、言語別に記事の多いのは(公用語とする国の多い)英語版、ドイツ語版、フランス語版、ポーランド語版、日本語版となっている。
中国は、独自のウィキペディアに該当するウェブサイトを所持しているので、ウィキペディア自体への編集が減っても不自然という訳にはならないが。

ちなみに日本語版はインドヨーロッパ語族に属さない言語版、「ラテン文字を主に用いない言語版のウィキペディア」としては最大の規模になっている。

なお、この分類はあくまで言語別で分けられているのであって、国別で分けていないので注意が必要。
「日本語版」版の場合であって、あくまで「日本国」版ではない日本人向けではないことに注意。日本語の読み書きや入力ができれば、外国人でも編集を可能としている)。
多数の国々で公用語として用いられている「英語」版でも同様で、「イギリス」「アメリカ」版のように特定の国(国民)向けに用いられているものではない。

執筆者に求められるもの

誤解を恐れずに言ってしまうと、このサイトの編集者に求められるラインは、百科事典というより「概説つきの関係文献案内」という認識でも間違いとはいえない。

そのため、3つの方針にある「検証できる内容だけ」を執筆する必要がある。また、漫画・アニメ・ライトノベルなどのフィクション作品の記事は、公式発表日(正規の発売日)以後、「ネタバレ前提」 で記述されるため、閲覧する場合には注意されたし。
地域によって地上波のチャンネル数と編成が全く異なるテレビアニメの場合、地上波キー局TOKYO MXAT-Xなどにおける、最速の放送での直後からでもネタバレを含めた編集を可能しているため、「BSによる全国放送」またはネットの公式配信で視聴できるようになるまで要注意)。

以前は存在した「ネタバレあり」の注意テンプレートも現在は廃止されている

客観性

このピクシブ百科事典でも客観性・中立性が厳に求められ、Wikipediaではそれ以上に一切の主観を廃した記述が求められる。

たとえば、多国間で係争となっている領土問題などでは「○○島は○○国の領土であるが、現在△△国が不法占拠or領有を主張している」とは書けない。「○○国と△△国が領有を主張し、現在は△△国が実効占領している」などとなる。日本の例では北方領土竹島尖閣諸島などが挙げられる。

そして、そのために出典を明示することも大切となる。
たとえ、自分自身が知識として知っていることや、自分の目で正しいと確認したことであっても、出典がなくては書いてはいけない。
出典のないままに書いた場合は「独自研究」(笑)と見なされる。よってこのサイトの性質を端的に言い表すと「正しいことを書く場」ではなく「正しいとされていることを書く場」といった所。

逆に、ちゃんとした出典がなければ、自明と思えるようなことでも記述するのは避けられる。
たとえば、クトゥーラのモデルおよび名前の由来がクトゥルーであることなどがある。
出典を求める厳格さのお陰で、準出典のように扱うことができるのではあるが、Wikipediaで知ることができるのは氷山の一角であることを心得ておこう。

出典として認められる例

 出版物の場合絶版発売禁止になったものでも、出典として利用可能(出典確認の手段として納本制度に基づき日本国内で出版されたすべての出版物を収集・保存する国立国会図書館外部リンクで確認が可能であるためだが、もっとも東京都にしかない国会図書館まで出かけられる人材は相当限定されることになるが、それを行う暇人は存在する)。

 ただし、そのメーカーに対する評価としては公式HPは直接には使えない。映画の紹介で「全米ナンバー1ヒット作品」とあっても、具体的に「どのような基準で「全米ナンバー1」か、客観的な基準がなければ出典としての利用が認められない
 テレビラジオで放送されたニュースの「ウェブサイト」で掲載された情報はソースとして利用可能だが、「映像で見た」「ラジオで聞いた」だけでは出典として認められない。
 ただし、記事の表示期間が過ぎるとすぐリンク切れになりやすいため、控えた方が良い。むしろニュースの配信元の記事や同種の新聞記事を使うのが賢明。

出典として認められない例

主に「著作権侵害(またはその疑い)があるもの」「記述者が不祥な怪文書」「編集が可能であるため独自性が担保できない」などがあげられる。

  • ブログホームページなどの評価、特に有名人ではない人のもの
    • 「ネットなどでは批判が出ている」の類はたとえ真実であっても出典として認められない。「ネットなどで批判が出ている」ことが出典として認められる新聞、雑誌などで「記事」になれば、それを出典として利用できる。
    • ニュース記事などをまとめた個人ブログも、ニュース記事を容易に捏造できるので出典としては利用できない。
    スポーツ新聞週刊誌などの記事としたものや飛ばし記事
    • 芸能人執筆の連載記事の執筆者に関する部分や、本人へのインタビュー記事は認められるが、「○○と△△が交際か?」という記事の類は、世間で広く認知されない限り、あるいは事務所側・関係者本人から正式な発表やコメントがない限り認められない(佐村河内守ベッキーなど、例外になるケースは、たいてい他の種類の出典がつくことが多い)。
    • わかりやすい例を挙げるならば東スポの一面記事は、東スポの項目以外では出典として認められない
    一般に販売されない同人誌
    • 著名人でないサークルが出したのはもちろんだが、プロ漫画家などがコミケなどで出した同人誌も扱いには注意が必要。
    • これは報道されていない発言と同じで、同人誌の内容が記述するに値する内容であっても、その内容が作者のWebサイトや各種メディアなどで紹介されなければ、出典としては使えないとみて良い。
    yahoogoogleなどの検索結果
    • ググればわかる」と出典として出しても、時期の経過で検索結果が変動し、場合によってはGoogle八分になりえることと、内容の虚実を検索エンジンは選別しないため出典として認められない。検索結果が新聞などで記事になった場合は除く。
    バラエティ番組エッセイなどネタ … 例とすれば「お笑いマンガ道場」において冨永一郎氏が鈴木義司氏は土管に住んでいるネタを書いてるから、これを出典に鈴木義司の項目で「土管に住んでいる」と書くようなことで、この場合、「とネタにしている」ととどめると良い。
  • ニコニコ動画 youtubeなどの動画
    • たとえば、放送局やその他企業が「公式」でアップロードしている場合は出典として認められるが、放送の録音や録画などを著作権所有者に無断でアップロードした動画は著作権侵害および捏造の可能性が存在するため、検証可能性を満たさない。
    • なおドアラ西武ドームでの動画に関しては素人の投稿であるが、本人が撮影したものでありその動画が雑誌などで紹介されているため出典として認められる。
    ピクシブ百科事典ニコニコ大百科などwiki形式の百科事典サイト
    • 基本的にこれらの項目の「利用規約」や「ヘルプ」など、運営により記載されたことが明らかな部分は出典として利用可能。また、編集者が有名人であることがほかの出典により判明している場合、編集したことや内容に関しては出典とみなされることがある。
    • しかし、このような「IDさえ取得できれば誰でも自由に記事を作成編集することができる」サイトに投稿された記事は、自作自演の可能性が存在するため、これを根拠にすることはできず、最悪投稿ブロックにもなる可能性があるため注意が必要。
    2ちゃんねるなどの電子掲示板ログ
    • おそらくwikipediaにおいて出典として一番信用されない例。2ちゃんねるに関するローカルな話題の項目も多いが、大半は出典がなく、あっても2ちゃんのスレッドか、まとめwikiなどだ。ただ、wikipediaの編集者に上記サイトの利用者がいるというのも事実で、wikipediaに関するスレでは、編集者の一部が書き込みを行っていたりする。

特筆性

出典として認められるものに挙げられたことのあるものなら何でも書いて良いというわけではなく、次によく問題となるのがこれだ。

ちょっと出典に名前が出たことがあるという程度の事物に関する記事は、たとえネット上では有名であっても削除対象とされることがある。
たとえば、ゴールデンロアに関しては過去記述は存在したものの、出典の不備および特筆性なしを理由に削除された。また楽曲キャラクターの記事が独立して存在していることも一部の分野を覗いてはまれだ。
記事を立てても良い場合であっても、それについてのあらゆる情報を書けば良いというわけではなく、要点を絞ることが求められる。
「Wikipediaはトリビアの泉ではない」とされ、余談的な記述も避けられる。
たとえば、万丈目準と同音の万城目淳が存在するという情報もこれに該当するとされ、関連項目にすら加えてはいけないとされる。

ピクシブ百科事典との関わりにおける注意点

「フリー百科事典」ということから、このピクシブ百科事典の記事でもウィキペディアの文章がしばしば転用されている。なお、ウィキペディアの文章はフリーといえど著作権が存在しないというわけではなく、転用に際してはガイドラインが示されていることに留意されたい。

特に、英語版においては日本の漫画アニメのキャラ・ゲームパッケージなどといった画像も多数転載されているのを見かけるが、これは著作権が放棄されているわけではなく、欧米においてフェアユースの概念(「明確に著作権者が特定できれば、転載してもよい」という解釈)が広く浸透しているためだ。

逆に、ピクシブ百科事典の文章をウィキペディアに転用する際も注意が必要となる。引用の範疇を越えた転載無断転載となり著作権侵害で削除あるいは差戻の対象となる。この項目の記述であっても、たとえばwikipediaのpixivの項目にそのまま転載するのは認められていない。pixivの項目(参照)で、pixivの公式HPに載せられている情報であるなら、出典をつけて引用の範囲内で記述するのは問題ない。

元来、ピクシブ百科事典の記事には雑誌新聞などのソースをあまり必要としておらず(著作権侵害などの疑惑をかけられないためにも出典を併記できれば、越したことはないが)、そうでなくても出典が全くない文章利用規約真否についての事実確認が困難な内容や虚偽の内容の情報。として規約違反削除の対象になる。「pixpedia(またはピクシブ百科事典)に掲載されていた」ことのみを出典として記述することはできないため、ウィキペディアで記述される際はピクシブ百科事典を参考にしないことを勧めておく。

例として

仮に「有名人の○○がpixivで作品を投稿している」として、それをwikipediaの○○△△の項目で記述する場合は、○○が自身の公式ブログWebサイト、あるいはSNSでそれを表明したり、また報道などでそれがニュースにされているなら記事の追加は認められるが、pixivの○○のプロフィールのリンク(http://www.pixiv.net/member.php?id=○○)の記述やイラストの類似性のみを元に記述するのは「正当な出典がない」とみなされて差し戻しとなる。

また○○がpixivマイページで「私は本物の○○だ」と書いてあったとしても、それをたとえばpixiv公式で認めているならともかく、自称だけではなりすましでないという証明が不能だ。

この場合投稿絵が明らかに〇〇の他の作品と同一だから『なりすましであることが証明できないので、偽物とは言い切れないから本物だ。偽物なんて主張は名誉毀損にあたる』という理屈はNGで、いわゆる「悪魔の証明」になる。あくまで正当な出典により○○が本物であると証明されなければ記述できない。

この場合、出典となるのは○○の公式ブログやWebサイトおよびSNSでの発言、あるいは「○○がpixivで投稿している」と書いたニュース記事となる。

問題点

知りたいと思ったことの大体がわかる便利なウィキペディアではあるが、いくつかの問題も存在する。

偏った項目

「Wikipediaに書かれてるから正しいだろう」という認識も見られるが、誰でも編集できるということは当然、偏った情報や誤った情報が紛れ込んでることも多い。履歴や、付属の「ノート」も参考にすることを推奨する。たとえばJimmy Donal Wales氏のあだ名寄付金男Mr. Donation)と記述されていてもそれは無効だ。
80万もの項目があるウィキペディアではあるが、特に日本語版はその大多数が地名などのローカルネタや鉄道漫画アニメスポーツなどの娯楽SEX)に関するものだといわれることがある。また、デトロイトのように「翻訳したはいいが外国語版には存在する歴史の項目が翻訳されていない」などの問題が存在したり、「軍艦名が登場するが、それは複数存在するものの、肝心のものの項目が訳されていないため、意味が通らない」項目も存在する。実際、三中元克の記事についてTwitterで「本来の中立の立場が守られていない」という批判の声が上がっている。

記事の性質

みんなのためになる・役立つ記事というよりは、単に自己顕示欲を満たしたい・自分の知識をひけらかしたい目的で書かれていると思われる記事も少なくない。また、編集者が他の項目に対し考慮しない編集を行う事例も存在する。

心ある方がいたら英語版やドイツ語版、ポーランド語版ウィキペディアなどで海外情報(特に行政関係やローカルな観光地)を翻訳したり、自分の地元観光情報、その他役に立つようなことを記述するのもよいかもしれない(ただし、「機械翻訳は認められない」「出典に注意すること」などのルールには従うこと)。

否定的な記事

作家および作品の評価に関しては本来客観的にみる必要があるが、否定的意見に偏ることも多い。特にネットで騒がれた事件やアンチの多い芸能人などでは多い。
また、犯罪を犯したという場合を除いて「どちらが悪でどちらかが正義」という観念に基づいた記述となることが多く、賛否両論的意見だと、反対側の意見を削除しようとするユーザーと編集合戦になることがしばしば発生する。

記述が正しいとは限らない

ウィキペディアに参加しているユーザーには、専門の研究者は少ないとされる(たとえば、病気に詳しいのは現役の医者あるいはそれを専門にする学者であろうが、本職の医者および学者は多忙のため執筆に関わることはまずない)。また各分野の詳細な知識を持った人も存在する場合もあるが、全ての記事にそうした執筆者が関わっているとも限らない。

また、「各分野の詳細な知識を持った人物」が「客観的に正しいこと」ばかりを書くとも限らないし、むしろ「事実を書くと企業秘密守秘義務に抵触するために本当のことを書きたくても書けない」といった側面もある。
また、いったん編集された記事が専門家の目で審査されることもあまりない。

そのため論文レポートでウィキペディアやそれを転載した他人のサイトから引用し、不正確な記述を含むため合格とみなされない、という事態が起こっている(コピペで引用しようものなら、すぐ見破られるが)。
そのため、ウィキペディアを作ったジミー・ウェールズ氏は学術研究で引用するのを避けるよう呼びかけている。というか、まっとうな大学では「ウィキペディアからの引用が発覚した」時点で、論文などの全文書き直しが指示されることもある。

また、思慮の浅い学生たちから丸写しの対象にされる程度の信用はあり、匿名で(ほとんどの記事が)誰でも書けることからミシャンドラ日本三大悪妖怪のように、ウィキペディアに書き込まれた嘘が一般書籍にさも事実のように掲載されてしまうことがある

また、wikipediaの場合、出典が必要であるが、場合によっては古い資料を使用したり、虚偽や間違いを記述した資料が出版されたことがあるため、内容が間違ってることもある。

荒らし行為による被害

形式的には誰でも編集が可能なため、当然ながら荒らし行為を目的としている者がウィキペディアに介入することが多々見られる。
荒らし行為を行う理由は多種あるが、いたずら目的の愉快犯であったり、政治的・宗教信念に基づいたもの、またウィキペディアやウィキペディアの編集者及び管理者への敵対心に起因するものが代表的だ。
いたずらで最も有名なのは、ニュースにもなったビコリム戦争であろう。
実の所、出典を偽ったり、実在しない文献を捏造し、記事を大量に投稿したとして問題になった利用者も普通に存在し、たびたび問題となっている。

当然ながら、上記の行為はウィキペディアにおいて投稿ブロックの対象となり、長期的に行為を行っている利用者は、Wikipedia:進行中の荒らし行為/長期に掲載される。

評価に関する記述について

漫画ゲームなどの作品に対する評価を記述する場合、上記に記述されている通り一般的な書籍や専門誌のように、出典として認められるものでなければならないが、インターネットが普及した近年では、専門誌も減少し、作品の評価が記載されることが少なくなっている。
つまり評価を書くにしても、出典として専門誌などの出版物、あるいは公式サイトからの記述でなけれなばならず、当然一般的なネット上の評価は出典のないものとして記述することを認められないため、ウィキペディア上には作品に対する評価が記述されることはほとんどない。
そのためウィキペディアで客観性のない作品評価を調べることはな謀であるため、作品評価に関する内容は、主観的な記述やステマの存在を覚悟して個人サイトのホームページやブログ、インターネット上の専門サイトや電子掲示板などで調べることを勧める。

編集上の問題

(下の「管理者や削除主義者などの問題」も参照)

「偏った項目」の記述も含め複数の方が編集にかかわるため、たとえ書いたものが客観性のある事実でも、お互いの意見が食い違うため編集合戦になることもある。
重要な文章であり、ソースもきちんと存在するにもかかわらず、第三者の一方的な意見により差し戻されることも存在する(例:対象がギネスに認められたので「ギネス世界記録」のカテゴリを付けてあげたのに、後に「重要じゃない」といわれ消される、など)。

また、公式に「不明」と記載されているならばともかく、公表されていない項目に関しても「不明」(特にアニメや漫画に多い、本来は不詳と記述しなければならないが、それはルール上できない)と書かれているものもあり、さらには「本来なら嬉しいことなのにそれを疑うような記事」を記述するという、その記事の作品のファンを泣かせる行為を行う状況も(例:ギネスに選ばれた作品に対して、「誤っている部分が多い」「誰が申請したのかも不明」と、否定的な記事を書く、など)。

わずか7歳でも執筆が可能となり、低年齢層や新人は間違いを起こしやすい。

出典の扱い

出典に関する問題点も多くあり、有名なものが「要出典」「独自研究」であろうか。

これはある記述に対して裏づけの取れるソース(出典)が示されていないか、あるいは不完全(ページ数の不記載、絶版になった書籍など)なため、第三者がソースを要求するときに使われるテンプレートなのだが、中には出典がまったく示されないまま「要出典」だらけになってしまった状態で放置されている記事が多く見受けられる(しかも、大半はそのまま放置されるか、更に要出典の数が増えていく)。
これはその記述に関して一番詳しく、裏づけが容易に取れるであろう人物が「記述を書いた当人」に絞られるためだ。
そのため、第三者は余程該当する記事に対し深い知識がある、あるいは調査可能な人でないとソースが示せず、見てみぬふりをするしかない。
さらに、要出典のテンプレが放置されている記述を見つけても、いきなり「要出典」の部分だけを削除したり、記述自体を削除する編集を繰り返すと最悪の場合投稿ブロック処分を受けてしまう(なお要出典の内容自体を削除した場合「あの情報は未だ追加されていないのか」と判断して再び加える人が現れ、また要出典を付ける→要出典の項目を削除という編集合戦ループに陥る可能性も考えられるが、コメントアウトでたいてい何とかなる)。

このような問題点もあってかウィキペディアでは「要出典」「独自研究」テンプレの廃止を求める人物も中には存在している。

また最近では信頼できる情報源(上に挙げている「出典として認められる例」に書かれているような場所)から出典を持ってきたものの、内容が完全な「でたらめ」だ言い出す例も多発している。

たとえば、放送など特定の媒体でのみ発表された情報源は、その内容が公的に保存されていたり実際に見た人でないと「この出典はでっちあげだ」という確認が取れないため、本来その情報源に書かれていない情報を出典として持ってきて、なおかつ長い間誰もその出典がでっちあげということに気づかないまま、その記述が放置されているという事例が多々見受けられる。
また、情報源が「誤った情報」を掲載したため、誤ったままの情報が掲載される危険性も存在する。

批判

当然ながら、ウィキペディアに対して批判的な意見を持っている人物や団体も存在する。特にアンサイクロペディアでは皮肉を込められているのか、「頭の固い百科事典」と呼ばれており、ウィキペディアに関する記事はほぼ批評的内容と言っても過言ではない。

これに関して、ウィキペディアの編集方針などに反発した人物によって百科事典が作られており、アメリカではWikitruth(活動終了)が、日本ではYourpediaenpediaが設立された。

ユーザー間のトラブル

このように善意の第三者が編集にかかわるサイトにおいて各種トラブルは発生するものだ。編集者自体に問題がある場合やシステム上の問題も存在する。その中にはすれ違いも多い。

悪質な編集者

悪質な編集者とは以下のとおりの編集者のことを指す。

  • 公に開かれたサイトであるwikipediaを私物化する
  • 誹謗中傷や嘘を書き込む、虚偽や認められない出典先を追記する
  • 編集及び記事作成に対して人の意見を聞かない(ノートなどでの対話を拒否する)
  • 自分の意見のみが正しいもとして行動し、より良い修正が行われても差し戻す
  • 定められたルールよりも自分の考えを優先して行動し、時には挑発的・脅迫的な言動も厭いとわない
  • 編集者としてふさわしくないとして投稿ブロックを受けたにもかかわらず、さらに編集のためアカウントを作成し、投稿ブロックを受けた行為と同様の行為を行う。
    • これらの編集者は「荒らし行為を行う」「プロジェクトを疲弊させる」として、投稿ブロックの対象であるが、このような行為を行う人物はwiki形式をとるサイトには必ず存在する(荒らし参照)。
    虚偽の出典(存在しない書籍など)を用いて特定の項目について評価、批判を行う(上記「出典」の悪用)

管理者や削除主義者などの問題

(上の「編集上の問題」も参照)

  • ”ウィキペディアは、記述される内容が「真実か否か」ではなく検証可能性があるかどうか」「その文章の存在が容認されるか否か」によります。”

  • ”たとえ一文字であっても気に入られずリバートされることがあります。” ”“主”を気取って居座るウィキホリックがいる項目もあり、運悪く出くわすと、気に入られない記述はどんなに有益でも排除・リバートの憂き目に遭います。”

  • ”ウィキペディアには、善意と協力というよりは、敵対と争いの文化があります。”

  • ”もしウィキペディアがネット上のほかの「共同体」の轍を踏むのであれば、少人数のグループが他を排除する力を持つようになるでしょう。学者有識者気取りのおたくと2ちゃんねらーが場を仕切っています。”

  • ”「管理者」の権限はシステムに組み込まれており、熱心な参加者が時間を割いて注意深く観察していない限り、この権限に対するチェックや牽制は働きません。管理者の行為を監察する制度さえないのです。”

(ウィキペディア「なぜウィキペディアは素晴らしくないのか」より)

「邪悪の5本の柱」「規則の悪用」「ルールすべてを無視しなさい」も参照可。参考になるかはあなた次第だが。)

  • ふさわしい投稿であっても「個人的判断」によって差し戻される
  • 基本的に「古くからある記載」を重視し、有用である新たな出典からの記載であっても「個人的判断」によって差し戻しを行う
  • 過去の記述の出典が「専門家からするとオカルトみたいなもの」であっても許されているのに、新たに専門家集団が作った記載であっても(管理者や削除主義者が)「自分の知っている事実と違う」という理由で差し戻すこともある
  • 外国語の出典は認めない」とされる場合もある
  • そして、管理者側や自警団側(後述)に不平を抱くとブロックされることもある
  • このため、「ウィキペディアに記事がある事象の発起人が内容を充実化させようとしたら”公式サイトからの転載”などの理由で差し戻しを喰らった」とか、「ウィキペディアに自分のことが書かれている人物が、名誉棄損レベルの誤情報が書かれていたので修正しようとしたが、差し戻しを食らって放置されたままになる」という恐ろしい事態もあったとか
    • これらのことがあったため、ウィキペディアを「世界最大の悪質サイト」とみなす人もいる
  • ふさわしくないにもかかわらず管理者の立場を得ようとする
  • 全体のために動かず特定の項目に執着する
  • 正しい執筆やルールに則った編集でも「自己判断」でとくに理由も述べず差し戻しなどをする
  • ブロックしたユーザーはリモートホスト(IPアドレス)ごとブロックされるので、同一プロバイダのユーザーが巻き添えを食うこともある
  • 過去に過ちを犯した(とみなされた)ユーザーの場合、その後に問題ない編集活動を行っても問答無用で差し戻しやブロックを受けることもある
  • 過去に規制されたユーザーと似た編集傾向を持っているだけで同一人物だと疑いをかけられる
  • 管理者の人格的な問題(たとえば、とある14歳の管理者が、学者達によるアカデミックなブログに嫌がらせを行っていたなど→参照
  • なんとジミー・ウェールズ本人も自分が建てた記事を22分後に消されたなどの経験がある(参照)。ウェールズ氏自身の「悪事」も発覚しているのだが(本人の項目を参照)。
  • 俗に自警団と呼ばれるユーザー層(管理者または管理者のように振る舞うユーザー)による職権乱用にも近い活動傾向
  • ネットストーキングはよく挙げられるたとえの一つであり、目を付けた執筆者IPアドレスを監視したり、編集履歴を遡って次々と削除していくこともある
  • 創設者の一人とされるラリー・サンガーもこの問題を重く見ており(氏は同プロジェクトを去っている)、また同プロジェクトにおける「衆愚政治」を含め「ウィキペディアは荒らしに乗っ取られた」とコメントしている(参照①)(参照②
    • ラリー氏は、「ウィキペディアとは別のウィキが絶対に必要だし、ウィキペディアは信用できない。何かのとっかかりとしては機能するが、正直ウィキペディアは(意訳的だが)ダメだ。」とコメントしている。
  • 金さえ払えば削除されないという (どうみてもウィキペディアの概念から逸脱した)疑惑を示唆する体験談もある(参照)。

これらの問題は、姉妹サイトとも言えるウィキアにも言われているし、これらこそがウィキペディアの停滞の理由だとする声もある。

これもウィキペディアに記載されている文章そのものだが、ウィキペディアは真実ではなく合意を求めるのだ。

論争となった場合の解決方法

記事に用意されたノートで話し合いを持つのが基本で、問題が複数の記事にまたがる場合、ユーザーページや新たな話し合いの場所で話し合いが持たれることがある。
この種の論争の解決には時間がかかり、必ずお互いが理解しあえるとは限らない。議論は出典を求めるのが基本であり、そのこと以外のことでも議論されることがあるが、基本的に「どちらが正しいか、それとも間違ってるか」を決定するべきではない。話がこじれる原因になるからだ。

「明らかな誤字・脱字」「提示された出典が誤りであることが別の出典で明らかであり、世間で認められている」「記述に対する正当な出典を示すことができなかった」などの例を除けば、賛否両論的な意見は両方併記するのが一番好ましいとされるが、それを認めない編集者も存在するため、話がややこしくなる。

関連タグ

Wikipedia ウィキペたん 百科事典 Wiki

他のWeb百科事典

  • アンサイクロペディア - ウィキペディアのパロディサイト。
  • pixpedia(ピクシブ百科事典) - ご存知pixivの百科事典。良くも悪くもフリーダムな記述が目立つ。ただし、全てにおいてWikipediaより緩いわけではなく、タグとして使われていない単語の記事を立てることは、たとえそれが「Wikipedia的には特筆性のある単語」であっても歓迎されていない節があり、該当記事を連続で立てると荒らしとして通報されアカ停対象にもなる様子。
  • ニコニコ大百科 - 未来検索ブラジルが運営する、有料会員制の百科事典サイト(ニコニコ動画のプレミアム会員(笑)のみ編集可能)。無料会員は編集できないが、記事の閲覧やコメントの投稿は可能。
  • 通信用語の基礎知識 - サークル運営の百科事典サイト。ウィキペディアのアンチテーゼとして「出典は明示しない」「中立的な観点など存在しない」という立場をとる。
  • chakuwiki - 地域ネタを中心に、個人の主観や噂などを収集共有するWikiサイト。たとえ誤字・脱字・間違いがあっても管理者以外の修正を認めていない百科事典と掲示板の中間的な要素を持つ。
  • ユアペディア - ウィキペディアの編集方針に反対する編集者が作り上げた百科事典サイト。ウィキペディアとは全く異なる編集方針を掲げている。
  • ウィキア - 姉妹サイトでもあるが、管理者の問題も多少マイルドではあるかもしれないが、やはり顕在化している。とくに、サイトごとに管理者が異なり、まともな管理を行う良管理者もいれば、気に入らないものは何の問題がなくても徹底的に粛清対象とする管理者もいるため、サイトごとの空気がずいぶん異なる。また、自身の会話記録を消せるために、管理者または非管理者にとって都合の悪い編集・会話や不利となりかねない内容を隠蔽できることも特徴。正当な書き込みを行っても、管理者や他のユーザーが不当だと判断したら、管理者だけでなく非管理者もそのユーザーをIPアドレスごとブロックすることができるため、仮に誤情報を誤って載せてしまい、それを修正しようと思ったらできなかった、ということもある。これは当然、ウィキペディアにもいえる。

関連外部リンク

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