概要
社会・歴史・科学・芸術などあらゆる分野について解説した書物のこと。
もともとは本として紙媒体でまとめられているものしかなかったが、1990年代からCD-ROMなど電子化された形態の百科事典が登場。2000年代からはインターネット百科事典(Wikipediaなど)の登場により、百科事典の存在意義が脅かされている状態にある。
そもそもWorld Wide Web自体が「ハイパーテキストによる知識の共有」というコンセプトで開発されたものであったので、インターネットの普及により紙媒体および電子媒体版の百科事典の存在意義が脅かされるのは必然と言える。
なお「事典」は物や事を集めて説明した書物(動物事典、百科事典など)、「辞典」は言葉や文字の意味や読み方などを記した書物(国語辞典、英和辞典など)を指す。「百科辞典」の表記は間違い...とまでは言い切れないが一般的ではない。
主な百科事典
オンライン上の事典については「インターネット百科事典」の項目を参照。