概要
書籍の表紙に傷や汚れがつかないようにかける紙や布の覆い(書皮)の事である。
上製本には基本的にカバーが付けられているが、皮装本では手触りが損なわれるためカバーのないことが多い。
店頭陳列時すでに付いているカバーには、本を売る上での必要な情報と、購入者の目を引くデザイン、本を保護する役割が求められる。
購入後に書店側がかけてくれるカバーは、本を汚れや痛みから守る、読んでいる本が何かを周囲から隠すなどの役割が求められる。それらは、書店や文具店などでも販売されており、布、革、プラスチックなどで様々な素材のものがある。容易に自作することもできる。