曖昧さ回避
- 液体調味料の総称。sauce。醤油などを含めた液状調味料全般についてはソース(調味料)に一覧がある。
- 1.のうち、特に洋風の調味料のこと。
- 1.2.のうち、特にウスターソース類(ウスターソース、中濃ソース、とんかつソース)のこと。
- 情報の根拠となる出典、ニュースソースのこと。source of information。⇒情報源
- コンピューターに命令を与えるためプログラミング言語で記述した文書。source code。⇒ソースコード
本項では、1.2.3.について記述する。
概要
塩漬けにした肉、魚、穀物、豆、野菜などが発酵する過程で出てきた汁を、ほかの食べ物の味付けに用いたものが起源。グレービーソースや魚醤の類である。ラテン語の「塩漬けにした」に由来し、「サラダ」/「サルサ」も同じ語源に由来している。
現在は、煮汁を煮詰めて味を付けたもの(フルーツソースやミートソースなど)や、酢や卵などを混ぜて乳化させたもの(マヨネーズなど)、食用油などに生野菜微塵切りなどを加えたもの(ラビゴットソースなど)なども「ソース」と呼ぶ。フルーツソースはジャムとの違いが明確ではない。フルーツソースを肉料理や魚料理に添える事もあるが、日本の家庭では一般的ではない。
ウスターソース類について
日本で単に「ソース」と言った時に指すウスターソース類は、英国の魚醤ベースのオリジナルのウスタージャソースとは似て非なるものである（詳しくはウスターソースの記事を参照）。これをベースにとんかつやたこ焼き、お好み焼きや焼きそばなど用途別のソースが生み出された。
業界トップは東京地盤のブルドックソースだが、これは人口の多い首都圏でトップシェアを誇っているからに過ぎず、ミツカン味ぽん、キッコーマン醤油、カゴメケチャップ、キユーピーマヨネーズなどのように全国統一を果たしたブランドは存在しない。
ブルドックもイカリもかつては全国を制覇しようとして失敗している。強いて挙げるなら隙間需要を狙ったオタフクソースだろうか。また、西日本においてはカゴメソースを知らない者はいないほど一般に浸透している。
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