概説
香辛料とは、食べ物に香りや辛味を加えて風味を増す、植物の調味料。
一部は野菜と重複する。
単なる味付けのみならず、その成分で食品の殺菌・消毒・解毒・消臭等の効果を発揮することもあるため、天然の保存料として保存食の製造に重宝されてきた。
特にヨーロッパでは肉食文化が根強く、肉の保存や臭み消しのために珍重され、11世紀の十字軍遠征の影響でアラビア半島から香辛料がもたらされて以降、大人の掌大の小袋ほどの量でも法外な価格で取引された。
特に胡椒は、現在の我々がよく見る小瓶ほどの量でしばらく遊んで暮らせたとされ、どれだけ価格がインフレしていたかが良くわかる。なお最近まではかなり誇張されて伝聞し、小瓶一つほどで「一生金銭困らない」と言われた時期もあった。
また大航海時代の動機の一端であり、多くの航海士たちが未開拓の土地に香辛料を求めて大海原を彷徨った。
香辛料一覧
アブラナ科
クスノキ科
シソ科
ショウガ科
セリ科
ナス科
唐辛子/とうがらし/トウガラシ/一味唐辛子(チリ/レッドペッパー/ラル・ミルチ)
ヒガンバナ科・ネギ亜科
その他
- クローブ - フトモモ科
- 胡椒/こしょう/コショウ(ペッパー) - コショウ科
- サフラン - アヤメ科
- 山椒/さんしょう/サンショウ - ミカン科
- ナツメグ - ニクズク科
- バニラ - ラン科
- 八角 - マツブサ科
関連タグ
キャラ名が香辛料・ハーブ