概要
クスノキ科の常緑高木。地中海沿岸原産。雌雄異株。葉に芳香があり古代から用いられた。月桂冠の材料になる。また、乾燥させた葉っぱを香辛料のベイリーフ(ローリエ)として料理に使う。
日本の暖地でもよく根付き、庭木、公園樹としてもしばしば見かける。
ギリシャ神話のアポロンとダフネの物語に由来し、ギリシャやローマ時代からアポロンの聖樹として神聖視された樹木。
別名・表記ゆれ
ローレル (laurel) …英名(ラテン語に由来)。女性名のラウラやローラの由来とも。
ローリエ/ロリエ (laurier) …香料としての呼び方。元々はフランス語で月桂樹のこと。
ベイリーフ (bay leaf) …月桂樹の葉っぱ。香料としての呼び方。
関連タグ
ミュシャ …「月桂樹」と呼ばれる作品がある