解説
メキシコ原産で江戸時代に鑑賞用として渡来した。花期は6〜9月頃で、花は夕方の咲き始めは白色であるが、翌朝のしぼむ頃には薄いピンク色となる。黄色の待宵草(オオマツヨイグサ、マツヨイグサ、メマツヨイグサ)のことを月見草と呼ぶこともある。
太宰治著『富嶽百景』にあらわれる月見草は、実際には待宵草であるとされる。
『宵待草』だと竹久夢二の詩のタイトルとしても使われている。
「月見草油」というサプリメントが流通しているが、ほとんどの場合は本種ではなく、マツヨイグサかメマツヨイグサ由来である。
また古来からの名家である植月家は「"月"見草を"植"える」から由来する。
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野村克也(自身の境遇を「王・長嶋がヒマワリならば、月見草」と語った)