ヒルザキツキミソウ
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えのてらすぺきおさ
北アメリカ原産のアカバナ科マツヨイグサ属の多年草
和名 | ヒルザキツキミソウ |
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漢字表記 | 昼咲月見草 |
別名 | リュウキュウツキミソウ、エノテラなど |
英名 | 「Pink evening primrose」「Showy evening primrose」「Pinkladies」 |
学名 | Oenothera speciosa |
分類 | 真正双子葉植物(または真正双子葉類) フトモモ目 アカバナ科 マツヨイグサ属 |
花言葉 | 「清純」「固く結ばれた愛情」「新しい恋人」「自由な心」「無言の愛」「奥深い愛情」「物言わぬ恋」 |
草丈 | 10~60cm |
開花期 | 5~7月 |
分布域 | 北アメリカ(ミズーリ州、ネブラスカ州~カンザス州、オクラホマ州、テキサス州)・メキシコ北東部 |
北アメリカ原産で、原産地では水はけと日当たりが良い草原や牧草地、林縁などに自生する。
日本には大正末期ごろに観賞用として渡来した。
宵に咲くツキミソウに近縁だが、こちらは名前の通り昼間に花を咲かせる。(ただし、個体群によっては朝や夕方に花を咲かせるものもある。)
花は白~ピンク色で4-5cmほど。花弁の数は4枚で、8本の雄蕊と、先端が十字型をした雌蕊がある。
蕾の頃は下を向いているが、開くと上を向く。果実は先が太くこん棒状。日本では結実しにくい。
茎は白い短毛が多く、互生した葉は長さ5~7cmの線状披針形で、縁には浅い鋸歯がある。茎の下部の葉は羽状に浅く裂ける。
花色が濃いピンク色をしたものは、変種モモイロヒルザキツキミソウと区別される場合もある。(日本で見られるのはほぼ全てこちら)
現在も観賞用に輸入・販売がされており、丈夫で育てやすく見栄えもする為、広く栽培されているのだが、各地で花壇や植木鉢から逸出しており、外来種として道端や公園、河川敷などで広く見られる。
本種は地面を覆うように育つことで他の植物の成長を阻害する他、種子の他にランナーでも繁殖する繁殖力も持ち、さらには干ばつにも強く、幅広い環境に適応可能なのだが、同属のマツヨイグサ類と比べると侵略性は低いようで、特に警戒はされていない。
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