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ニッキ

にっき

ニッキとは小学館より発行された各学年誌及び別冊コロコロに連載された『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』に登場するキャラクターである。
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曖昧さ回避編集


概要編集

メガドライブにて91年に発売したアクションゲーム『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の宣伝の為、小学館発行の児童雑誌『小学一年生~小学六年生』と『別冊コロコロ』にて92年4月号よりソニックが活躍する作品が連載された。セガと小学館が企画し全てのソニック作品は原案脚本を寺田憲史、作画は雑誌別に各作家が別々に担当した。学年誌は93年8月号で、別冊コロコロは94年6月号で連載終了している。

また本作にて初登場したエミーチャーミーはのちゲームへ流用された。


人物編集

ニッキは各作品の主人公でヘッジホッグ小学校に通う10才の男の子。

性格は優しく大人しい為、度々酷い目に遭う。将来の夢は音楽家。趣味はバイオリン。

家族は水上飛行士の父親ポーリー、母親のブレンダ、妹でおてんば娘のタニアがいる。


ストーリー編集

ニッキの住むヘッジホッグ・タウンではイボトカゲのアントン兄弟や宇宙からソニックの力を求めてやって来たDr.エッグマンの悪事の被害に遭っていた。しかし何処からともなく光速を超えたヒーロー・ソニックが現れ悪漢達を華麗に懲らしめるのであった。

街中はそんなソニックの活躍に夢中だったが、唯一ニッキだけが彼の姿を見た事が無かった。

『あぁ・・・また僕の知らないところでソニックが現れたのか』といつも残念がるのだった。


実はソニックはニッキがピンチになると入れ替わるように現れ、またソニックが何かの拍子で落水するとニッキに戻っていた。ニッキはソニックになっている間の記憶がなかったのだった。

そしてソニックの正体は光速の壁を越えることで、時間移動を可能にしてやって来た未来のニッキ自身だった。


ニッキの父親ポーリーにはかつて『ソニック・ジョー』という光速を超えたパイロット仲間がいた。彼は飛行テスト中に事故で命を落とし、以来伝説のパイロットとして崇められていた。

だがソニック・ジョーは超光速エネルギー「ソニック・パワー」によって光速のミゾ「ソニック・ワールド」で生きながらえていた。

ニッキが16歳になった時、アントン達に崖から落とされた所をソニック・ジョーに助けられその時に光速パワーを与えられソニックになった。これが本作におけるソニック誕生秘話である。


余談編集

作品は92年スタート時はニッキを主人公にした作品で統一されていたが、同年にソニック2が発売すると雑誌によってはソニックとテイルス中心(これにエミーが加わる作品もある)になり、ニッキを始めポーリーやアントンなどゲーム未登場キャラは姿を消してしまう。

また本作は書籍化されておらず、読むには国会図書館を利用する他ない。


今作のソニックは16歳ということになるが、本来は15歳である。


雑誌によって設定に差はあるがニッキもソニックと同様に、水が苦手で泳ぐことが出来ない。


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