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概要編集

7つのカオスエメラルドの力によってソニックが変身した姿。

全身の殆どが金色に包まれ、目の色も赤くなるだけではなく、速さと力が上昇して飛行する事も可能になり、その速さは亜光速であり、時には光速に達する。ゲーム的にも無敵状態になるため敵に触れてもダメージを食らわなくなるが、体力の消耗が激しいためこの姿を長時間維持することはできない。


ゲームでは『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』で初登場し、アニメ『ソニックX』も含めた殆どのソニックシリーズ作品で登場。ゲームでは主にラスボス戦でこの姿になることが多く、手持ちのリングが少しずつ減っていき、リング数がゼロになるとミスになる仕様が多い。


オープニングデモ等ではナックルズの攻撃やエッグマンのトラップでダメージを受けており、絶対的な強さというわけではなく、ゲームでも水中では通常時と同様に動きが鈍くなり一定時間で溺れるし、穴や即死トラップにぶつかればミスとなってしまう。


大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズではソニックの最後の切りふだとして登場。一定時間無敵状態になり、ステージを高速で駆け回る。


スーパーソニックの類似形態編集

ハイパーソニック

カオスエメラルドがパワーアップした「スーパーエメラルド(スーパーカオスエメラルド)」で変身し、今現在では『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3&ナックルズ』のみ登場。

白を中心とした虹色に輝く姿で、ナックルズも「ハイパーナックルズ」として、この形態に変身可能(ハイバーソニックの場合は空中ダッシュ発動時に閃光を放って、ハイパーナックルズの場合は飛行中から壁摑まりに移行した際に地震を起こして画面上の敵全体にダメージを与えることが可能)。


ダークソニック

アニメ『ソニックX』で登場した「ダークスーパーソニック」とも呼ばれる形態。スーパーソニックと変身方法は同じだが、こちらは怒りと憎しみでカオスエメラルドの力を引き出して変身する。禍々しいオーラや凶悪な姿が特徴であり、ソニックが闇落ちしかけた姿とも言える。


スーパーソニック2/スターフォールスーパーソニック

ソニックフロンティア超・完全決戦」にて登場した、新たな変身形態。体の色はスーパーソニックと変わらないが、瞳の色が赤から青になっているほか、オーラが異なる。

ちなみに、スーパーソニック2はあくまでもファンの間で定着した名前で現時点では正式名称という訳ではない模様。(スターフォールスーパーソニックも現時点ではあくまでも内部名称である)


ダークスパインソニック

ソニックと秘密のリングに登場した形態。カオスエメラルドではなく、本の世界にあった世界リングと胸に刺さっている「裁きの炎」を取り込んで変身した。

見た目は額や足に伸びる白いアクセントラインと紺色の体表に赤いオーラを纏い、四肢に4つの金色リングを身につけた素手裸足の姿をしており、また白目を剥いているので、見た目は悪役っぽい。


エクスカリバーソニック

ソニックと暗黒の騎士に登場した形態。カオスエメラルドではなく、失われた聖剣の光と3つの聖なる武具を取り込んで変身した。全身に黄金の鎧を纏い、手に大聖剣エクスカリバーを持つ。


他キャラクターのスーパー化や類似形態編集

テイルス

一応スーパーテイルス名義だがソニックやシャドウの様な変色による特殊なスーパー化とは違い、ただ光るように点滅しているだけの姿になる。とはいえ能力の違いはあまり無い。

『ソニック3&ナックルズ』(金色のフリッキーが周りを飛ぶ様になる)やスマホ移植版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』『ソニック2』『ソニックマニアプラス』でスーパーテイルスになる。

ソニックヒーローズ』ではオーラを纏った姿で登場。こちらはスーパーテイルス名義ではない様である。


ナックルズ

テイルス同様、こちらもスーパーナックルズ名義だが、ただ光るように点滅しているだけの姿である。こちらも能力の違いはあまり無いがスーパーソニックの様な自由な飛行が出来るかは不明(テイルスもナックルズも元から飛行能力を使えるが飛び方がそれぞれ違う)。

『ソニック&ナックルズ』と『ソニック3&ナックルズ』、そしてスマホ移植版『ソニック1』『ソニック2』『ソニックマニアプラス』でスーパーナックルズになる事ができた。

『ヒーローズ』ではテイルス同様、オーラを纏った姿で登場。こちらもスーパーナックルズ名義ではない様子である。

『ソニックフロンティア』でソニックがWYVERNを倒した際には「まあ俺がスーパー化すりゃあもっと早くやれたけどな!」と語るナックルズに対して、ソニックは苦笑しつつも彼がスーパー化出来ることは否定していなかったので、スーパーナックルズは物語上の設定として存在している模様。


エミー

スーパーエミー名義なのだが、テイルス、ナックルズと同様、やっぱり光るように点滅しているだけの姿。やっぱり性能も違いはあまり無い。

ソニックオリジンズ・プラス』に収録されている『ソニック1』『ソニック2』『ソニック3&ナックルズ』でのみ変身できる。

エミーは初登場の『ソニックCD』以降ソニックシリーズのレギュラーキャラの1人として登場しているが、スーパー化したのは初登場から30年後の『ソニックオリジンズ・プラス』が初である

現在、唯一モダンシリーズでスーパー化を披露していない。


シャドウ

スーパーシャドウとして変身が可能だが、『ソニックアドベンチャー2』のシャドウは体が白金色で、ゲーム『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』以降はソニックと同様に黄金の姿になる。なお『アドベンチャー2』のシャドウはこの姿でいるとソニック以上に体力を消耗し、ラストでは力尽きて地球に向け落下した描写があったものの、それ以降の作品では慣れたのか、ソニックと相違ない状態になる。

アニメ『ソニックX』では最初から黄金色に輝き、リミッターを解除したことで体力を使い果たし、力尽きたという描写に変更されている。


シルバー

ソニック・ザ・ヘッジホッグ』2006版のラストエピソードでソニックとシャドウと共にスーパー化した。

劇中では少し分かりにくいがサイコパワーも強化されているようで、ソラリスの投擲攻撃を防ぎ、跳ね返す事が可能になっている。


ブレイズ

異世界のカオスエメラルドである7つのソルエメラルドの力で、バーニングブレイズに変身することができる。

今の所変身が見られるのは『ソニックラッシュ』シリーズのみ。


余談編集

Fleetway Super Sonic


かつて「ソニック・ザ・コミック」というイギリスコミック雑誌(Fleetway Publications)で登場したスーパーソニックは、目に赤い螺旋状の渦巻きが描かれ、口から牙が剥き出しになり、時折手袋の下から鋭い爪が覗かせているという、子供が見たら泣き出しそうな凶悪なデザインをしていた。

ちなみに出版社名の「fleetway」で画像検索すると検索結果のほとんどがこのスーパーソニックの画像である。


元ネタ編集

ドラゴンボール超サイヤ人と見た目が似ているのでよく比較されて議論になる事も多いが、年代的に言えば超サイヤ人の方が先である。

制作に携わったデザイナーの山口恭史も「元ネタは言うまでもなくアレ」と自身のツイートでモチーフを認めている。→https://x.com/judy_totoya/status/1594389198852993024?t=x7hGL6Z4Xh9F5x5Ck17bAA&s=19

アニメ『ソニックX』だとエミーがカオスエメラルド「7つ集めれば願いが叶う」と言っている辺り、まんまである(カオスエメラルドは混沌・奇跡を呼ぶ石なのだが)。しかし超サイヤ人は物に頼らず怒りで覚醒するが、スーパーソニックは変身の際に正義の心(と7つのカオスエメラルド)などを必要とする。

なおカオスエメラルドが7つであることに関してはドラゴンボールを意識したわけではなく偶然だと山口氏は別のツイートで明かしている。→https://x.com/judy_totoya/status/1767149968023023815?t=uW8Gu0wzXy2kanGTqvF2HA&s=19


関連タグ編集

ソニック(ゲーム) ソニック・ザ・ヘッジホッグ

超サイヤ人 - 発案者公認の元ネタ。

グリッターティガ - 金色の最強形態繋がりで、年代的に言えば後輩である。『ソニックX』の第26話が『ウルトラマンティガ』のクライマックスの展開を彷彿させることもある。

D4Cラブトレイン- 変身の仕方は差異あるが聖人の遺体を8つ集めて強力な力を得た点はスーパーソニックと通じるものがある。

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