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ソニック(ゲーム)

そにっくしりーず

1991年よりセガから発売されているゲームシリーズ。同社の看板タイトルである。
目次 [非表示]

キャラクターとしてのソニック→ソニック・ザ・ヘッジホッグ

シリーズの各キャラクターへのリンク→ソニックシリーズのキャラクター一覧

その他の意味・用法→ソニック


概要編集

青いハリネズミの「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」を主人公にしたゲーム。

海外限定ソーシャルゲームやダウンロード販売も含めると、2023年の段階で全世界累計販売台数・ダウンロード数は16億本を達成している。


元々はセガ任天堂の『マリオシリーズ』に対抗するため、世界的に通用するゲームとして開発された。


ステージをジェットコースターのように駆け抜ける高速アクションが特徴で、シリーズ第1作においては、メガドライブの高速な描画処理能力を生かしたゲームデザインとなったことが関係している。

ステージを超高速で駆け抜けるため、敵や障害物に当たりやすいという難点があるが、アイテムのリングを1枚でも持っていれば敵や障害物に当たっても即アウトとはならない。またダメージを受けた時に散らばったリングを再び回収出来るようにすることで、ミスによるストレスを軽減している。


この疾走感やゲームバランスが評価され、第1作は世界で1500万本を超える大ヒットとなった。

国内では『ソニックヒーローズ』以降におけるシリーズの売り上げは乏しく苦戦しているものの、海外においては依然ミリオンセールを記録するほどに人気は健在であり、それ故に海外メディアのみで展開されているゲームや、アニメ・コミックなども数多く存在する。

この大ヒットにおいて日本でも「ソニック」というマスコットキャラクターのみならず、メーカーである「セガ」そのものを代表するゲームシリーズとなった。


2016年に公開された『ソニックトゥーン ファイアー&アイス』PVでは3.45億本、2017年の『ソニックフォース』PVで3.5億本のシリーズ累計販売台数を突破。さらにセガサミーホールディングスの情報によれば、2018年の段階でダウンロード数も含めて8億本を超えたと発表されている。

先述した通り2023年時点では16億本であるため、2018年から約5年で倍の販売数へと到達したということになる。


これは日本未配信の(もしくは日本での配信を打ち切られた)ソーシャルゲーム(『ソニックジャンプ』『ソニックダッシュ』シリーズ、『ソニックランナーズアドベンチャー』など)や、『マリオ&ソニック』シリーズも含めての数字だと言われているものの、詳細は不明。

なお参考資料として、『ソニックダッシュ』シリーズは2015年までに全世界で1億ダウンロードを記録した


世界観編集

ソニックの世界観は、ナンバリングシリーズや『アドベンチャー』シリーズなどの設定の地続きモノの作品を除き、基本的に作品ごとで差異が大きい。

「ソニックというキャラクターや仲間達がいて、大きな敵として世界征服を企むエッグマンがいる」ということ以外は別物に近い作品もある。作品やメディアによってソニック達の性格も微妙に変わり、特に『ワールドアドベンチャー』以降ではこの傾向が強くなっている。


例えばゲーム本編では、ソニック達は我々と同じ地球に住んでいるとされているが、作品ごとに地形や風景はリアル寄りもしくはファンタジー寄りに傾き、人間達の頭身・デザインもころころ変わる。

新ソニ』ではリアルな人間が描かれたが、『ソニックワールドアドベンチャー』ではディズニーのようなデフォルメされた人間が登場しているなど、作風に合わせた差異が見られる。


ただし描写的には『カラーズ』から『フォース』時代以外の作品は、基本的に『アドベンチャー』以降のキャラクターイメージを基本とした性質の作品が多い。事実『ストーリーブック』シリーズはキャラクターの会話などから『アドベンチャー』シリーズの流れを強く汲んでいることがわかる。逆に『カラーズ』時代はソニックがシリーズとして万人向けを目指そうとしたこともあって、作品ごとに大きくブレが存在した。


その最たる例が『ソニックフォース』のソニック(モダンソニック)達で、人間の住む地球とは異なる地球に住み、そこは英語が存在しない世界だと公式グラフィックコラムに記載されている。

さらに旧デザインのソニック(クラシックソニック)が住む世界はモダンソニック世界とは異なる他(こちらの世界では英語が存在する)、『フォース』のデジタルコミックス版ではモダンソニック世界にも英語文字が登場している事から、ゲームとは同一の世界ではない可能性があるなど、非常にややこしい。

ただこの設定はファンサイドから不評だったこともあり、後に過去作に関係する話題が登場する「テイルスチューブ」で、ソニック達の住む星には『フォース』でも人間(デザインは『ワールドアドベンチャー』のもの)も住んでいるという事を後付で補足され、フェードアウトしたと見られたGUNも存在するという設定となった。ただし先の事情をしるファンからするとややこしい事になっている。


この混乱を穴埋めするべく、コミックやショートアニメが活用されていたが、『フロンティア』や『シャドウジェネレーションズ』からは設定の不整合さを可能な限り補完する試みを、ゲーム中でも導入する方針が取られている。


アニメ『ソニックX』では人間世界の地球とソニック達の地球はパラレルワールドの関係にあると説明され、エッグマンは物心付く前に何らかの理由で人間世界の地球から転移し、ソニック達の地球へと流れ込んできた事が明かされている

別ブランドシリーズにあたるアニメ『ソニックトゥーン』は、本編とは繋がりのない別系統のパラレル作品であり、エッグマン以外の人間は基本的におらず獣人の種族が多くを占めるため、初期カートゥーン版のリブートと言えるかもしれない。犬や野鳥などの動物は、現実での人間と動物の関係と同じように、獣人とは異なる進化を遂げた生態系として築かれている模様。

ソニックプライム』でも『トゥーン』と同様にエッグマンやカオス委員会のメンバー以外に人間は登場せず、獣人の種族が多くを占めている。


さらに言えばソニック達は、アメコミ版や英国コミック版だと「惑星モビウス」という地球の姉妹惑星、もしくは数十世紀先の未来の地球に住んでいるし(北米版『ソニックCD』ではリトルプラネットが惑星モビウスになっている)、

アニメ『ソニックOVA』では「惑星フリーダム」という、荒廃した遥か未来の地球の上を包み込む浮遊大陸(天の大地)に住んでいる事が示唆されている。


現在の世界観編集

以上のことから、現在のソニックの世界観は、右往左往していた時代を反省して安定化させることが図られている。

現状存在する世界観は大まかにゲームで分けられているが、大まかに分けると


  • 万人向けでストーリー色を薄めたクラシック
  • ややハイティーン以上向けでシリアスなストーリー色が強いモダン

と、ゲーム性と同じく2つに分かれており、これに加えてそれ以外の個々で世界観を構築している実写版やネット配信アニメなどの外部作品(パラレル作品)が複数存在するという状態である。


マリオとの関係編集

平成ゲームのヒーローMario & Sonic

先の通り元々ソニックはマリオに対抗するために製作された作品である。日本では知名度のせいでピンと来ないかもしれないが、海外ではセガの看板キャラとして先の通り爆発的な知名度を誇っており、当時は血で血を洗うシェア争いを繰り広げていた。


ソニック誕生直後のセガは特に任天堂を暗にディスるような宣伝を打っており、海外で放送された「GENESIS DOES WHAT NINTENDON’T」というCMもその1つ。かたや任天堂は『スーパードンキーコング2』にで(これは開発のレア社による悪ふざけだが)ソニックを揶揄するようなネタを仕込んでいた。


しかしセガが家庭用ハード事業から撤退してからは一転、ソニックを任天堂ハードでも供給するようになり、両社の距離は一気に近づいた。『大乱闘スマッシュブラザーズDX』にもソニックのゲスト出演が検討されたほどであった。DXでの出演は諸事情により実現しなかったが、次回作の『X』でついに実現。


その後、2007年に『マリオ&ソニック AT 北京オリンピック』が発売。長年ライバル関係にあった2名の共演がスタートする。夢のコラボレーションということもあり、同シリーズは一部を除いて世界的なヒットを飛ばしており、特に第1作目の『AT 北京』は全世界1000万本という記録的な数字を叩き出している。


元々任天堂とはマリオとソニックを使ったコラボゲームを作れないかという話が水面下で進んでいたが、お互いのゲーム性の違いや世界観的な相違の問題から「お互いを出演させて違和感が出ない舞台が用意できない」という理由で頓挫していた。しかしセガが2007年にオリンピックのライセンスを取得した際に、これなら舞台の問題を解消できるのではないかと思い、任天堂と交渉。幾度かのやりとりを行った結果、両社の合意によりスタートしたという経緯があった。


シリーズは一部オリンピックではゲーム化されなかった「欠番」を除いてオリンピック前後の恒例となり、2021年(本来は2020年の予定だった)には両社の母国である日本において東京オリンピックが開催。同オリンピックを題材にしたゲームはいつになく気合を入れた開発がなされ、2019年に発売された。


しかし、次の北京/パリオリンピック版は発売されず現時点では東京2020版が最終作となっている。

そして2024年に同シリーズがIOCとのライセンス契約の更新が行えなかったことを理由に、打ち切りになったという話が報じられた。


一応これらの話は一部報道や関係者の裏話的な談話によるものであり、現状は両社ともにシリーズの今後については終了と明確に発表していない。任天堂とセガ両社にとって稼ぎ頭の一つだったコラボシリーズをこのまま葬るとも考えづらく、今後題材を変えてのリスタートの可能性は一応ある。が、現時点では先行き不透明である。


音楽編集

シリーズ1作目と2作目は「DREAMS COME TRUE(ドリカム)」の中村正人がゲームBGMを作曲したことでも知られる。

そのうちの何曲かはセガのUFOキャッチャーのBGMにも使用されているので、ゲームセンターで聞いたことのある人も多いかもしれない。



『アドベンチャー』シリーズ以降は(当時としては)ゲームミュージックとしては希少なロックに関連付けられたものが多く、その独自のサウンドは「ソニックサウンド」として世界的に高い評価を受けている。


ボーカル曲編集

洋楽のボーカル曲もメガドライブ時代から使われており、『アドベンチャー』以降からはそちら方面にも力を入れて根強い人気を得ていたが、『ジェネレーションズ』以降からはボーカル曲の採用が見送られていた。


これは中国などといった世界市場の展開や各国における音楽の価値観の相違による海外スタッフの懸念によるもので、後年に国内の開発者インタビューでは海外スタッフからボーカル曲禁止令が出されていたことを明かしている。

しかし『ソニックフォース』では久しぶりにボーカル曲を復活させて国内外のファンを歓喜させた。この作品でボーカル曲が復活したのは、日本スタッフが海外スタッフに黙ってこっそり作っていたからとのこと。

海外スタッフも認めたのか『チームソニックレーシング』のメインテーマ曲もボーカル曲、しかもファンには馴染み深い瀬上純率いる「Crush40」の楽曲が久しぶりに採用されることになった。


ちなみに『新ソニ』では15周年を記念して、『ソニック2』のエンディング曲をリファインしたドリカムの「SWEET SWEET SWEET」という日本語曲をソニック編のエンディングで流している(英語版もあり、こちらは「SWEET DREAM」という曲名になっている)。


ゲーム作品一覧編集

アーケードゲームや海外限定作品、国内未配信ソーシャルゲームなど非常に数が多いため、代表的な作品や個別記事がある作品以外は割愛。

クラシックソニック時代(1991-1999)編集

メガドライブメガCDスーパー32Xセガサターン


マスターシステム(海外のみ)

Sonic ChaosSonic Blast

ゲームギア


アーケード


※1 マスターシステム(海外のみ)・ゲームギアでも同名のタイトル発売

※2 海外のみ

※3 欧米版ぷよぷよ

※4 ピンボール

※5 ロックオンシステム対応ソフト

※6 ナックルズが主人公のスピンオフ

※7 レースゲーム

※8 テイルスが主人公のスピンオフ

※9 格闘ゲーム


モダンソニック時代(1998-)編集

ドリームキャストPS2XBOXゲームキューブ


ネオジオポケットゲームボーイアドバンスニンテンドーDSPSP


PS3XBOX360WiiWiiU


ニンテンドー3DS


PS4PS5XBOXONE/SERIESS/Xニンテンドースイッチ

※1 ドリームキャスト版の移植・リメイク作品

※2 シャドウが主人公のスピンオフ

※3登場するのはクラシック時代のキャラクターのみ

※4リマスター作品

※4リマスター作品と完全新作のセット


別ブランド・ソーシャルゲーム・Apple Arcade・Steam編集

ゲーム版ソニックトゥーンシリーズ


ソーシャルゲーム

日本では配信終了 現在は海外のみ


Apple Arcade


Steam


クロスオーバーシリーズ編集

ソニック&セガオールスターレーシング


マリオ&ソニックシリーズ


大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ


メディアミックス編集

先述の通り、ゲームのみならずマンガやアニメ、グッズといった数多くのメディアミックスが存在し、海外でしか出回っていない作品も数多く存在する。

独自設定も多く、「スカージ・ザ・ヘッジホッグ」といったカルト的人気を誇るキャラクターや、「スティックス・ザ・バジャー」のように海外外注作品のキャラクターが本家ソニックシリーズに逆輸入された例も存在する。

2020年3月27日、公式ラジオにてIDWパブリッシングにて出版されているシリーズの日本語版の発売が決定した("アメコミ"としてははこれが初めて)。詳細はIDWソニックの項目を参照されたし。


漫画・海外コミック・小説編集

Sonic the Hedgehog(アメコミ版)Sonic the Comic(イギリスコミック版)
ソニック・ザ・ヘッジホッグ(別冊コロコロコミック)ダッシュ&スピン 超速ソニック(別冊コロコロコミック)
ソニック・ザ・ヘッジホッグ(小説版)ソニックトゥーン(コミック版)
Sonic & Mega Man: Worlds Collide(アメコミ版)※

カプコンの『ロックマン(MEGAMAN)』シリーズとのクロスオーバー


初期カートゥーン版編集


アニメーション・短編映画など編集

ソニックはゲームの掟を伝える案内役、エッグマンは悪役勢としてそれぞれゲスト出演


ハリウッド実写映画版編集


ソニック・ザ・ムービー』という名称で、当初は2019年冬に公開予定だったが、下記の理由から2020年に延期になった(日本公開日時は後日発表)。


製作は『セガ・オブ・アメリカ』と『パラマウント・ピクチャーズ』の共同制作。

プロデューサーは『ワイルド・スピード』シリーズのニール H. モリッツ、エグゼクティブプロデューサーは『デッドプール』のティム・ミラー、監督はミラーとともにBlur Studio社でCG映像を制作したジェフ・フォーラーを登用。

俳優陣には、本作においてソニックの相棒となる警察官トム役に『X-MEN』シリーズでサイクロプス役のジェームズ・マースデン、Dr.エッグマン(ロボトニック博士)役に『マスク』で有名なジム・キャリーとかなり豪華。


しかし当初のソニックが身につけていたのは靴のみで、同時期にハリウッド映画化した日本ゲームと同じくクリーチャーじみた(リアルな生物的)造形になり、国内外のファンからは当初から良くも悪くも衝撃的な声が数多く寄せられた。

その後一部地域で先行公開されていた公式トレーラー(上記)がYoutubeに公開されると、当日の時点で1000万再生を記録し、多くの低評価が付けられる事態が発生した。


このようにソニックのデザインに対して世界中から酷評を受けたため、監督が謝罪しソニックのデザインを変更することを発表した上で、公開日も延期されることになった。

ソニックの件を差し引いても、エッグマンも肥満体型ではなく髪の生えた中肉中背な科学者であるなど、ソニックシリーズの歴史から見てもかなり一線を画した雰囲気になっている(厳密にはエッグマンではなく本名のロボトニック博士と呼称されており、過去に海外コミック版でも痩せた中肉中背のパラレルワールドのエッグマン〈Dr.オヴィー・キントボール:エッグマンの本名を英語で逆さ読みしたもの〉は登場している)。


その後2019年11月12日に新PV公開。だいぶ原作に近いデザインになった。

そして映画公開日は2020年2月14日にアメリカで公開。日本では同年6月26日に公開され、記録的なヒットを飛ばし北米でのビデオゲーム映画化作品の中では歴代最高の興行収入を記録した。


以降も吹替版と合わせてシリーズが3作品公開。さらにParamount+ではスピンオフ作品『ナックルズ』がこちらも映画版と同じ吹替キャストで配信されている(芸能人吹替となる中川も同作で担当している)。


劇場公開作品


スピンオフ作品


余談編集

操作性の系統編集

ソニックシリーズは大まかに分けると2種類の操作性のゲームに分かれており、

メガドライブ時代から続くアスレチック要素が強い「スピンダッシュソニック」と、DSゲーム『ソニックラッシュ』から登場した、任意にブーストを発動しレースゲームのように疾走する「ブーストソニック」が挙げられる。


ソニックワールドアドベンチャー』以降はブーストソニックの出番が多いので、最近になってソニックを遊んだ人にはこちらの印象が強いかもしれない。

しかしどちらも極めれば非常に爽快感があるので、ぜひ両方プレイしてもらいたい。


日本展開編集

ソニックで話題となるのがやはり生みの親であるセガの本拠である日本での人気や知名度が著しく薄いことである。

これは当時の現役ハードであるメガドライブが日本では不人気で初代『ソニック』リリース時に十分な宣伝ができなかったこと、ソニックの性格がアメリカなどの北欧向けで日本人に合いにくいことが原因とされる(ただし実際は総合するとアメリカンヒーローチックな性格である)。


だが2003年にテレビアニメ『ソニックX』が放送されると、日本における知名度もそれ以前と比べると高くなった。この頃発売された『ソニックヒーローズ』は全世界で初代ソニックに次ぐ売上を叩き出し、日本でも好調であった。


ところがアニメ終了後はブームが終息し、『新ソニ』発売後は国内でTVCMが殆ど流れなくなるという事態が発生したこともあり、日本での知名度が急速に低下。世界中でソニックシリーズが莫大な売上を叩き出す中、日本だけ10万本にすら届かないというケースが多発した。

『ソニックカラーズ』からは再び国内でもTVCMが流れるようになったが、今度はゲーム性の迷走によってさらに鈍化してしまった。


しかし、2020年代に入ると実写映画の公開や社長交代による方針転換に伴い日本展開が大幅に強化され、宣伝に強く力を入れるようになった。

実写版1作目の興行収入は先の日本の知名度の低さとコロナ禍による公開延期が足を引っ張ってかなり低い結果に終わったものの、続編を作る度に興行収入が微増するという成果を叩き出している。基本的に続編映画はよほど盛り上がっていない限り前作より減る場合が殆どだが、日本での知名度が低いソニックで前作より増えたということは決して小さくない意味合いを持っていると言えよう。

肝心のゲームの方でも2022年発売の『フロンティア』で初心者からシリーズファンまで幅広い層が快適に遊べるゲーム性を確立し、宣伝にも力を入れたことで、日本における知名度も再び上昇しつつある。

近年はゲーム・映画以外の展開にも力を入れており、消防庁や他社ゲームとのイベントコラボ、鉄道車両内モニターにおける番組企画開催などを行っている。


初心者は入りづらい?編集

長年ソニックシリーズはスピード感重視のゲーム性故、初心者が入りづらい土壌があった。

クラシック時代は横スクロールのシンプルな操作性だったこともあり比較的マシであったが、モダン期に入るとクセの強い操作感やカメラワークの悪さなどがあり初見プレイ時の難易度がかなり高くなってしまった。

それを解消しようとしてソニックの挙動を変えたりすると今度はスピード感が落ちて従来ファンから不評という悪循環が発生し、万人受けを目指して試行錯誤を繰り返していた。

『フォース』では残規制を廃止したことでゲームオーバーによるやり直しの心配がなくなった。そして、『フロンティア』ではソニックの挙動を設定できるようになり、「初心者の人は速度を遅めに設定して慣れたら早めにする」「シリーズファンは最初から早めにする」といった調整が可能になった(=自分に合ったプレイスタイルにできる)ことで、どのプレイヤーでも遊びやすくなるように改善された。


関連イラスト編集

ソニック&エッグマン20周年おめでとう!【SONIC】Sonic and his friends


関連タグ編集

セガ ソニックチーム ソニック・ザ・ヘッジホッグ ソニックシリーズのキャラクター一覧

祝ソニック20周年 ファンタシースター Nights メガドライブ


ソニックシリーズ - 表記揺れ

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