概要
カナダの制作会社Backbone Entertainmentにより製作された国内で未発売のPSP用ゲームソフト作品。
古典的なソニックシリーズと同様のステージクリア型のアクションゲームである。ただし、ゲームボーイアドバンスで展開した『ソニックアドバンス』シリーズとは異なり、グラフィックは2.5Dとなっているのが特徴。
ソニックとそのライバル達の冒険を描いており、今ではそう珍しくないがプレイヤーキャラクターに女性キャラクターが存在しない。
ストーリー
※明確なものがないため、間違っているかもしれません。
謎の島「オニキスアイランド」へ逃げたエッグマンを追いかけるソニックたち。ところがその道中、彼の持つカメラの能力によってエミーとテイルスがカードに変えられてしまう。遅れて合流したナックルズもまたそのカメラによってマスターエメラルドをカードに変えられて奪われていた。
ソニックはテイルスたちを助けるため、ナックルズは消えたマスターエメラルドを取り戻すため、そして、シャドウもエッグマンからの救助依頼を受けてオニキスアイランドに集結するのであった。
ゲームシステム
- ルール
基本的なシステムは、各ステージをクリアしていくステージクリア型のアクションゲームだが、2人のキャラクターがそれぞれの目的のために競走するといった内容になっており、全てのステージで他のキャラクターと1対1で競走することになる。
負ければやり直しになるため、相手より早くゴールしなければならない。
また、従来のソニックシリーズと同様、ACT2をクリアした後はボスと戦うことになる。
- アクション
今作は全てのキャラクターが同じスピードで走る。
また、元々ソニックとシャドウの技であったホーミングアタックは、本作は全員が使用可能であり、 他のキャラクターを直接攻撃したり、アイテムを使用することで妨害できる。
スター以外のアイテムは、誰が使っても同じであるが、スターを使用すると各キャラクターの特殊能力を使うことが出来る。
ソニック『ソニックブーム』 | 一定時間移動スピードを大幅にアップさせることが出来る。なお、発動直後は瞬間的に飛ぶことができる。 |
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ナックルズ『ハンマーパンチ』 | 相手がどこにいようとも、一定時間相手を気絶させて動きを止めることが出来る。 |
シャドウ『カオスコントロール』 | 相手の移動スピードを一定時間遅くすることが出来る。 |
シルバー『ESP』 | 相手を混乱させることができる(相手は上手く移動できなくなる)。 |
メタルソニック『コピー』 | 対戦相手と同じ特殊能力を発動させることが出来る。 |
各キャラクターの性能差はスターを使用した場合のみで、他にはない。
- カード
本作では、ステージクリア等によりカードを入手できる。カードは、クラシックソニックシリーズのキャラクターカードも存在し、ポケモン図鑑並みの全部で150枚ある。これを全て集めるのも本作の楽しみ方のひとつで、特定のカードを揃えると各キャラクターのコスチュームをチェンジできる特典もある。
- 通信対戦
アドホックモードで他のプレイヤーと対戦できる。対戦時は、双方の持つカードを賭けて戦うことも出来る。また、カードのトレードも可能。
登場キャラクター
プレイヤーキャラクター
メタルソニック※条件付き。ストーリーモードでは使用不可。
非プレイヤーキャラクター
関連イラスト
※募集しています
余談
- 本作の原案は『ソニックアドベンチャー2』でディレクターを務めた飯塚隆氏が手掛けている。
・飯塚氏のインタビューによると残念ながら国内での展開予定はないとのこと。
- 本作は、北米において『新ソニ』と同日に発売されている。